|
岩波文庫版の「ビゴー日本素描集」という本を,古本屋で見つけて買って来ました。1冊250円でしたので。
そのビゴーの画の中に,芸者が自分の身体を売ろうとして,男に色目を使っている様子を描いたものがありました。その画について,多分ビゴー自身のものでなくて本の編者による解説でしょう,「深川の芸者の中には芸を売るだけでなく,色を売る者もいた」などと記してあります。
深川の芸者って,いわゆる辰巳芸者ですよね。「芸は売っても身は売らぬ」というのがモットーの,江戸の粋を体現したような存在で,非常に人気があった,なんていう説明がウィキペディアにあり,時代劇に出て来る辰巳芸者も,男勝りでサッパリしたキャラクターにしてあることが多いので,意外でしたね。
検索してみると,ビゴーの描いた明治の頃だけでなく,どうやら江戸時代にも「身を売る」辰巳芸者はいたらしいですねえ。もちろん,全部が全部じゃないでしょうけど。
世の中,表もあれば裏もあるのが当たり前なのかも知れませんな。
Minox TLX,Rollei ortho 25,Rodinal.
時代劇に「芸も身も売る辰巳芸者」が出て来たんじゃ,話があまりに悲惨で,救いがありませんもんね。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]





