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30年以上昔のNHKの大河ドラマ,「獅子の時代」のワンシーンです.右はこのドラマの主人公の菅原文太,左は丹波哲郎ですが,小さい画面からのコピーなので,ちょっとわかりにくいですね.
訳ありの2人が再開して,牛鍋屋で一杯やっている場面です.時代は文明開化の明治初期ですので,酒の肴が牛鍋というのは分かりやすい演出ですよね.
近頃は身体の事を考えて牛肉など食べなくなりましたが,こういうシーンを見ると,食べたいと思わせますねえ.
このシーン,武士を捨てて車引きをやっている菅原文太は,筒っぽに股引という作業着なのに対して,政治家や官僚の贈収賄をゆすって羽振りの良い丹波哲郎は,洋服を着ています.背広の柄も,かなり派手ですよね.こういう対比を見るのも面白いんですよ.
今のすき焼きと違って,当時の牛鍋は四角く切った牛肉を味噌だれで煮て,肉以外には長ネギくらいしか入れなかったらしいですねえ.今度すき焼きをやるとき,文明開化を気取って,割下の代わりに味噌で煮て食べるのも良いですね.たれは赤味噌を酒で溶いて,砂糖を入れるのが良いんじゃないでしょうか.
専門の料理屋じゃありませんから,甘い辛いの加減はお好みで良いし,しらたきや豆腐を入れるのも自由です.
しかし飲む酒は,やはり日本酒でしょうねえ.酎ハイやホッピーでは文明開化の味になりませんから.(笑)
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食・飲道楽
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100均ショップで買って来た,何の色気も無いコップです.よく中華料理屋とか食堂で,これに水を入れて出してくれますよね.貧乏学生だった頃,友人と安い居酒屋でビールから始まって,日本酒,焼酎,ブドウ酒(ワインじゃないです,笑)と次々に中身を変えて飲んだのが懐かしいですねえ.
お行儀は悪いですが,ビールの泡が着いたままの状態で,同じコップに日本酒やらを注いで飲むのが良いんですなあ.
値の張る店は性に合わないんですねえ.私にとっては,こういうコップで一杯やるのが良いんですよ.
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同級生と1年ぶりに再会して,武蔵小山の立ち飲み屋へ行きました.店名は敢えて出しません.
しかし安いです.ポテトサラダが130円,マグロの串カツが250円だったかな.刺身はスズキ(これは本当にスズキかどうか,今考えれば怪しい.笑)が300円くらいでしたか.
アルコールも大体300円以内ですから,飲み方食べ方では本当に千円でベロベロに酔えるという,千ベロの世界ですよ.んー,財布には優しいかも知れないけど,身体には良くありませんな.(笑)
しかし,たしかホッピーはセットで400円か450円か,それぐらいでしたよ.そう考えると,ホッピーって割高ですね.店によっては中と外のセットで600円とかいう価格設定の所もあって,そういう店では私,「誰がホッピーにそんなに出すかよ」と思って頼みませんが.ホッピーは,中ジョッキの2/3くらいの値段にしてほしいもんです.
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冬の味覚の一つに,乾燥芋があります.一般的には干し芋という方がポピュラーなのかも知れませんね.この乾燥芋のシェアは茨城県産が約8割だそうですが,戦後の食糧難の時,我が家の者も茨城県の農家へ買い出しに行ったそうですから,その時に祖母などが味を覚えたものかも知れません.おやつによく食べさせられました.
他の食べ物はいざ知らず,この乾燥芋だけは歯にこびり付くほどネチャっと軟らかいものが美味いですね.ちょっと調べると,茨城のひたちなか市で栽培される玉豊(たまゆたか)というサツマイモが,乾燥芋に適しているんだそうです.製造行程に特別な秘訣は無いものの,芋を蒸したり天日に干して丁度良い硬さにしたりと,結構手間のかかるものなんですって,この乾燥芋.
支那産の物も売っていますが,あれは硬すぎて歯が立ちませんし,甘みも味もありません.これも茨城の農家のホームページで見ましたら,蒸さずに茹でた芋を乾燥させると硬くなるんだそうですが,支那人が乾燥芋をつくるのに手間暇かける訳も無く,恐らく向うのものは茹でた芋を乾燥機にでもかけているんでしょう.
昔は乾物屋に行けば訳も無く買えたんですが,今はこれも結構な値段がしますよ.
なぜ乾燥芋の事など書く気になったかといえば,例の「あまちゃん」の中で主人公の天野アキが,乾燥芋をごく普通に食べるシーンがあったからなんですね.岩手の漁村で乾燥芋というのも少し変な気がするんですが,まあ良いでしょう.
喧嘩した同級生が自宅へ仲直りしにやって来たのを拒むアキが,「今からおら,干し芋食うんだ〜」と友達を振り払うこのシーン,何ともユーモラスで面白いんですよ.東京の高校生なら干し芋なんてまず言わないでしょうからねえ. |
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画像は不気味というかグロテスクなので,掲載自粛いたします.(笑)
数日前,スーパーで買った刺身を食べた翌日の朝,みぞおち当りが締め付けられるように痛みはじめました.何か消化の悪いものでも食べたかなと考えましたが,思い当たりません.食中毒にしては吐き気も下痢も無いし,おかしいなと思って医者へ行って,こういういきさつだと答えると,先生真顔で「急性胃炎か,さもなきゃアニサキスじゃないかな」と言います.
話には聞いていましたが,サバに多いとかいう例の寄生虫ですよ.刺身の種類はマグロ,タイ,イカの三つでサバは入っていなかったと告げると,先生また真顔で「いや,イカに寄生している場合も多いんですよ」ですって.
よく聞く対処法としては,内視鏡を口から突っ込んで,その先のピンセットみたいなもので胃壁に食いつく虫を取るんだとか言いますが,訊いて見ると,どうやらこの病院ではそういう治療が出来ない様子です.
先生他人事のように「虫は人間の体の中で繁殖できないし,数日で死んじゃうから問題ないですよ.胃壁を食い破るなんて事も出来ないし,痛み止めと胃壁の荒れを治す薬を出しときますから,それを飲んでれば大丈夫」なんて自信ありげに言うんですねえ.おいおい,本当か?
たしかに胃の痛みも膨満感も大分治まって来て,今夜あたりは普通に酒を飲めそうな様子です.大事に至らなかったようですが,でも本当に虫のせいだとしたら気味が悪いですよねえ.
ちょっと調べてみたら,このアニサキスという寄生虫,サバだけでなくイカ,サケ,イワシ,サンマなどへの寄生がよく知られ,ほかにもアジやカツオ、キンメダイへの寄生が確認されているんだとか.魚を十分加熱するか冷凍すると虫は死んでしまうそうですが,それにしてもわざわざ虫の死骸を食べる必要はないので,魚の身をよく確認してから食べなきゃいけませんね.
生の刺身を食べる時には十分に噛んで食べると,虫が生きて胃腸に届きませんなんていう記事が,産経新聞のウェブサイトに乗っていましたけど,おいおい気色悪いじゃないか,産経さんよ.
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