|
東急東横線・目黒線の多摩川鉄橋下にて.
台風12号による増水の状況です.普段,多摩川の水は中流部の羽村取水堰でかなりの量をとられてしまい,それより下流部では流量が大分落ちるだけに,奥多摩湖からの放水や中小支流から流入する水のあるときは,平水時と比べて随分流量が多いです.
河川の流速は,下流の方が遅いと言われますが,増水時に限っては下流の方が速いです.
水は液体ですから,川底近くでは固体との摩擦によって,流速が落ちます.一方,固体に比べれば気体ははるかに摩擦が少ないので,水面近くでは水の流速も速くなりますが,空気と水の摩擦もゼロではないので,水面から約2割の深さのところが最も流速の速い位置となります.
ごく大ざっぱに言えば,川底との摩擦が減れば減るほど=水深が増せば増すほど流速は速くなるわけです.流量は下流部の方が多くなるに決まっていますから,増水時には下流部の流速が上流部を上回るわけです.
昔,私の先生が上手いことを言っていました.「深いときほど速い.深いところほど遅い」と.
これは,かつて機能していた調布取水堰です.水のきれいな頃は,こんな下流部でダムアップした水を上水道に使っていたんですねえ.今では考えられません.その小規模なダムに,かつての洪水の最大水深を記録してありました.この脇に歩道が出来たので,真横から見られるようになっています.今回の増水は,さほどでもないですね.
大雨のニュースのとき,「こんな降り方は,生まれて初めて」なんていうインタビューを流していますが,今回起こったことは,過去にも起こっていそうなもんですよ.その人が忘れているか,知らないだけなんですよ,大概は.
|
自然
[ リスト | 詳細 ]
|
浄真寺境内の池に栽培されているサギ草は,すでに散ってしまったのか,一昨日の時点でほとんど咲いていませんでした.来る時期が遅かったんでしょうか.来年はもう少し早く来ないといけません.
一方,寺の近くにある,この洒落たパン屋の店先には,鉢に植えられたサギ草がきれいな花を咲かせていました.
しかし,自然というものは不思議です.なぜこんな形の花を咲かせるようになったのか.こういう花の形だと虫がとまりやすいのか,理由はいくら考えても分かりませんけど,たしかに白い鳥が羽を広げた格好に見えます.
きれいで可愛い花です.他に何も言うべき言葉がありません.
丹精込めて育てれば,こういうきれいな花を咲かせるんですから,エライもんです.
|
|
以前ご紹介した,JR仙山線山寺駅付近の様子です.お気付きの方もおられると思いますが,山寺駅のある地面は,河原より一段高くなっています.駅の手前にある橋は,河原より少し高いところにかかっていますね.河川の脇にある,こういう階段状の地形を河岸段丘といいます.
同じ写真に,少なくも3面の河岸段丘が見られますので,ごく大ざっぱに区分をしてみました.今,河原に水が流れているのと同じように,上の段丘面にもかつて同じ河川の水が流れていました.段丘面とは,昔の河原が何かの要因によって離水して,今は水の流れていない状態なんですね.
段丘面同士の境目の,急傾斜の崖を段丘崖と呼び,傾斜がきついため土地利用が進まず,樹木が生い茂っている事が多いです.
段丘崖がつくられたときは,河川の浸食が垂直方向に向かっていた(下刻といいます)訳です.一番分かりやすい例として,土地が隆起すると河川は下刻を始めます.一方,段丘面のつくられたときは,河川が水平方向に蛇行・乱流しながら,一度刻んだ谷の幅を広げていたはずです.これを側方浸食といいます.下刻と側方浸食が1セットになって初めて,河岸段丘がつくられるわけです.
同じ地域であれば,時代の古い段丘ほど高い位置にあります.この写真では,山裾にへばりつくように,小さな段丘面が見えます.低い段丘ほど新しいわけですね.
段丘面や段丘崖がなぜ出来たかを考えるのは,大事なことでして,ただ存在を知るのが目的ではありません.土地の隆起沈降以外にも,段丘をつくる要因は考えられますので,河岸段丘の形成に,何がどう作用したかが重要なわけです.
本当は地形図片手に段丘上を歩き回って,崖の高さや段丘の形を記録して,段丘面の区分図をつくるのが常道なんですが,今回は観光が目的ですから,そんなことはしませんでした.細かく調べれば,ここの段丘は3面でないかも知れませんので,予めお断りしておきます. |
|
公園でスズメが砂浴びをしていました.
砂浴びとは,体に付いたダニなどの寄生虫を払い落とすために行うものです.スズメは他の鳥と同じように水浴びもします.砂浴びも水浴びも,寄生虫を落とすためと,彼らにとって気分転換の意味もあるのではないでしょうか.
それと,盛んに砂粒をついばんでいます.全ての鳥類には砂肝があり,人間なら歯で食べ物を噛んで,細かくした後に胃に送り込む訳ですが,哺乳類のような歯を持たないスズメは,多少はくちばしでエサを噛むにしろ,胃に送り込めるように細かくするために,砂肝にため込んだ砂粒で,食べた餌をすりつぶして胃に送り込むんです.ニワトリが盛んに土をついばむでしょ?あれも同じです.焼鳥屋で「美味い,美味い」って食べる砂肝は,そのための器官なんです.
しかし,いくら虫を落とすためとはいえ,砂浴びなんかしたら体が汚れてしょうがない,と思うのは人間の発想ですね.
コンデジで最大限のアップで撮ったために,少しの手ブレでもこんな風になってしまうことと,スズメの保護色で,穴の中に隠れているものは見つけにくいです.こういうときのための保護色ですね.
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- ブログバトン
|
洗足池のほとりにて.
今年もこういう季節になりました.きれいなもんです.この花には,やはり雨が似合います.
梅雨もそろそろ本番,薄ら寒い陽気から,蒸し暑い日が多くなってくる頃です.アマガエルが「ギャッ,ギャッ,ギャッ」って鳴いたりしましてね.
そうなってくると,なまりとワカメの酢の物のような,さっぱりしたものでやるビールが美味くなってきます.野菜の塩揉みもビールのあてに良いですね,キュウリとナスとミョウガなんか.
|




