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世田谷区の喜多見に喜多見不動堂という小さな寺があります.武蔵野段丘の縁にあるこの不動堂の境内の,段丘崖から湧き出した地下水がつくる池のほとりに,カマキリがうずくまっていました.死んでいるのかと思ってよく見ると,カマキリの腹から何やら黒く細長いものが出て来て,うねうねと動いています.お判りになりますか?
噂には聞いていましたが,これがカマキリに寄生するハリガネムシという奴です.
元々池や川の中の生物に寄生して,食物連鎖の上位にいるカマキリの腹の中までやって来て成長し,大きくなると水に戻るためにカマキリを水辺に誘導して,腹から出て来るというのですが,どうやってカマキリを水辺まで連れて来るのかは不明らしいです.
ミミズやヒルのようなブヨブヨした感じでなく,表面は硬い感じに見えます.しかし,目鼻のない生物というのは何とも気色の悪いものです.
カマキリ,可哀想に,やはり死んでしまうんでしょうか.
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自然
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