kuroyuonsenのブログ

このブログ,段々と愚痴をこぼすコーナーになって来ました。

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俳優の佐藤允さんが昨年12月6日に亡くなっていたこと,先ほど知りました。何しろあのときは忙しいなんてもんじゃなかったですからねえ。
 
東宝の俳優として,戦記物やアクション物などに多く出演した人でした。こういう風貌の人ですから,メロドラマには向きませんよね。流暢とは正反対の朴訥とした喋り方で,大好きな俳優さんでした。
外見からして豪快な人かと思うと,洋画で言えばアメリカよりフランスのものが好きだと言われていたのを,インタビュー記事で読んだことがあります。パリが好きで,何度となく出かけられたんだとか,意外です。
 
考えてみると,佐藤さんたちが現役で映画を撮っていた頃の年齢に,自分もなっちゃったってことなんですよねえ。
代表作はやはり,『独立愚連隊』でしょうね。ご冥福を祈ります。
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明けましておめでとうございます。今年も相変わらず駄文を書き連ねますが,どうぞご寛恕のほどを。
近頃はテレビ番組のレベルの低さに辟易しておりますので,正月三が日には古い映画のDVDを見ることが多く,この「砂の器」も数日前に借りて来たものです。これも映画の本筋を書いてしまうと,御覧の皆様の興味を殺ぎますので,私の好きな場面をご紹介することで映画の紹介に代えさせて頂きます。
主役の丹波哲郎と脇役の森田健作が,羽越線の羽後亀田駅に降り立った場面です。
 
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駅前の食堂で,二人が食事をしているところです。どうも丼ものらしいので,時刻は昼頃でしょうか。朝からカツ丼とか親子丼は食べませんよね。本当のテッチャンなら当時の時刻表を調べたりするでしょうが,私はそこまでする気になれません。(笑)
 
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この大根役者が今では千葉県知事ですからね。(笑)それはともかく,これは2人が東京への帰途に乗っている鈍行列車でしょう。こういう木造の列車,機関車で引っ張る訳ですが,今はありませんね。私,子供の頃に北海道で一度だけ乗ったことがあります。今の子供にはこういう列車の旅など想像もつかないでしょう。
 
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これは夜行の急行列車ですから,少し車両が良くなっていますね。でも,今の日本でこういう夜行列車もほとんど定期運転していないでしょう。
こういう車両は寝台列車と違って座席のままなので,人によってはどこでも寝られる人がいますが,私は車窓を眺めていると目が覚めて来て,一睡も出来ない方です。ですから肉体的には辛いんですが,昔は一晩くらい寝なくても大丈夫だったんですよねえ。(苦笑)
今はこういう硬い座席に一晩釘付けだと腰に来そうなので,乗る自信がありませんが,学生の頃に乗った「能登」や「開聞」なんて,懐かしいですなあ。
 
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途中買い込んだ駅弁を座席で食べようとする森田健作に,丹波哲郎が「食堂車でビールでも呑もうか」と誘った後のシーンです。
私は食堂車のついた夜行列車に乗ったことがないので,これをみると食堂車の需要があった頃,いかにも昭和
40年代の描写だなあ,と思いますねえ。大好きな場面です。このシーンを見ると,私も一緒にビールを飲んで,旅行している気分に浸るのが楽しいんですなあ。
 
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駅弁を食べ始めるこのシーンも好きですねえ。実際,駅弁なんて,列車の中とか駅のベンチで食べるから美味く感じるんですね。自分の家で食べたんではねえ。
弁当についている短い割り箸が何とも言えません。駅弁を食べるには,あの短い箸じゃないといけません。
 
松本清張の原作は読んだことが無いんですが,この松竹の作品とは少し違うようです。興行ですから客を呼ぶために色々脚色するのは当然で,これはこれで良いと思います。
原作は尊重したいと思いますが,この松竹作品を見てしまうと,スマッ●の中●なんかにやらせたリメイク版などは見る気がしませんね。多分この松竹作品の足元にも及ばないでしょう。
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これも随分昔の映画で,1970年の日活作品「戦争と人間」という作品のワンシーンです。映画の筋書きや評価は,ここで書いてしまうと皆様の興味を殺ぐかもしれませんので,書きません。
 
昭和初期の満州が舞台の映画でして,このシーンは運送業者の田舎の出張所で,日本人と中国人の社員が多分自炊の「おかゆ」を食べています。左は高橋幸治,右は山本学です。質素極まる食事ですが,お腹の空いているときにこのシーンを見ると,堪らないんですね。
 
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次は,満州に暮らす日本人医師2人が,正月を祝っているシーンです。三が日あたりの設定じゃないでしょうか。左は田村高広,右は加藤剛です。田村高広という人は,インテリジェンスを感じましたね。主役を張る役者じゃありませんが,何をやらせても絵になる役者でした。
これも質素なお節料理で一杯やっているところでして,このシーンを見ると佃煮か何かで燗酒をやりたくなるんですよねえ。この場面,田村高広がきつい冗談を言って,加藤剛が口をつけかけた杯の酒を吹きこぼしそうになる場面が大好きです。
 
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最後は地井武男,朝鮮人の脱獄犯の役で,先ほどの田村高広の演じる開業医の家に押し入ってきたところです。空腹で食事を要求して,冷飯をお茶漬けにして掻き込んでいます。朝鮮人なのに,昆布の佃煮をおかずにお茶漬けとは変だなあと最初思いましたが,お節料理の甘い味付けは朝鮮人の口に合わないでしょうし,今と違って一般の朝鮮人も日本食に接する機会が多かったでしょうから,よく考えてみればあり得ますよね。
あそこはかつて,「日本」だったんですよ。
 
地井武男って,晩年は例の散歩の番組で良い人のイメージが定着しましたけど,若いときは良い役をやってないんですよね。これなんかは脱獄犯ですから,眉毛を潰してすごい悪相です。こういう昔のイメージがあるので,あの散歩の番組での地井武男がリアルな人柄なのか,不思議にに感じられてなりませんでした。
 
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おまけと言ってはなんですが,この映画に出ている松原智恵子です。メイクのせいもあるでしょうけど,すごい美人です。近頃メディアで見かけると,アイメイクの違いからか別人のように見えますが,歳をとれば顔の皮もたるみます,それはこの人のせいではありません。
 
どのシーンも,その場面の雰囲気を食事でよく表していると思います。監督の山本薩夫という人は,文芸作品をとる人じゃありませんでしたけど,こういう食事のシーンもソツなく撮る人ですね。
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小津安二郎の「秋刀魚の味」の1シーンです。小津監督の映画は,この「秋刀魚の味」しか見たことがありませんが,どうやら他の小津映画にも食べ物屋や食事のシーンがよく出て来るらしいですね。
 
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こういう光景,別にとんかつ屋でなくても好きですねえ。女給(今ならホールのお姉さんでしょうか)さんが,きちんと白の三角巾をしているところが良いです。
先日も,戸越銀座の「K」という大衆食堂で,チキンカツの付け合せのキャベツに髪の毛が混じっていたので,文句を言おうかとも思いましたが,この店へは今後一生来るまいと思って,勘定をして黙って出て来ました。帽子や三角巾をかぶるなど,誰でも出来ることですが,近頃ではしなくなりましたね。
もっと言えば,売り物を仕込んでいる時に帽子や三角巾をかぶらなければ,全く意味が無いということですね。その為に,店先に「準備中」の看板を下げるわけで,売り物に髪の毛が混じっていて何の準備中か,ということです。
 
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筋書きと関係なしに飲食のシーンだけを抜き書きするのもいけないと思いますので,ごく最小限に。
二階の座敷で,窓を背にビールを飲み干しているのはとっくの昔に亡くなった佐田啓二,中井貴一の実のオヤジです。お世辞にも巧い俳優とは言えませんが,ここでビールを飲み干して,軽く「ウーン」と息を吐くのは,ワザとなのか自然なのか。ビールの好きな人なら,自然に出て来る息でしょう。
 
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ビールはサッポロのラガーでしょうね。まだ生ビールなどと言うものの無い頃の映画ですから。
佐田啓二の口元などは,中井貴一に似てるかな。むしろ顔全体の造りは,娘の中井貴恵(中井貴一の姉)に似ていますかね。
 
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佐田啓二の後輩役で出ている吉田輝雄,今ではほとんどメディアに出て来ない俳優ですので,ご存じ無い方も多いだろうと思いますが,二枚目ですよね。
 
前後の筋書きと,窓が開けられ,吉田輝雄が上着を着ていないことからして,このシーンの時季設定は残暑がぶり返した,お彼岸前あたりではないかと想像します。今と違って,10月にもなれば焚火をしてもおかしくない時代でしょう。季節外れの残暑の頃だとすれば,まだまだビールが本当に美味い頃ですよね。

金環蝕

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先週の月曜日ですか,金環日食は。いろいろあって,見ている暇はありませんでしたし,そんなに見たくもありませんでした。
金環日食と聞いて,昔の映画「金環蝕」(原作:石川達三,監督:山本薩夫)という映画を思い出しました。原作は読んだかなあ。
 
「外側は金色に光り輝いているが,中は真っ黒に腐っている」,たしかそんなナレーションが冒頭にあったと思います。福井県の九頭竜川上流の「九頭竜ダム」建設にかかわる疑獄事件がモチーフと言われ,出て来る人名,地名エピソーゾも上記のスキャンダルを思わせます。
まあ,真剣に見る映画じゃありませんね。風刺であり,全体にアクの強い内容で,決してハッピーエンドじゃありませんが,面白い映画ではあります。お暇のあるときにご覧になってはいかがでしょう。

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