2009年2月1日にユナイテッドシネマ金沢で「誰も守ってくれない」を見ました。
この映画で私にとって魅力的だったのは、柳葉敏郎演じるペンションの経営者です。
子供を通り魔に殺され、守ってくれるはずの警察官に守ってもらえず、その警察官は別の事件の加害者の家族を守っている。
最初は理性的に対処していても、ちょっとしたことで我慢できなくなり「出て行け」と怒鳴ってしまう。
でも、そういっている自分が嫌で、人のせいにするんじゃないと自分自身をいさめている。
人間は自分で自分をどうしていいかわからなくなってしまうこともあるけど、でも何とかしようと思っていて、それをわかって生きていくしかないんだなということが、胸にしみるような演技でした。
映画にはmeke_yu作品賞、柳葉敏郎さんに助演男優賞を差し上げます。(笑)(7530)
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