HIROの独り言

鋳物製造のお手伝いを致します

鋳物豆知識

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「今日は何の日」

昨日の雨から今朝は急激に気温が上がり
 
社屋のシャッターを開けるために表に出ましたら
 
辺りは幻想的な朝靄の世界でした
 
今日は「立冬」秋から冬に入る季節の変わり目です
 
我々火を使う商売は11/7または11/8に火の用心と火の神に感謝し
 
「鞴祭り」を行います
 
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出湯を終え残湯を掻い出した直後の炉です
 
溶けた合金は750度になりますから炉はそれ以上の温度
 
1000度近くになっていると思います
 
この温度まで炉内雰囲気を上げるには空気は無くてはなりません
 
「鞴(ふいご)」とは炉の中に大量の空気を送り燃焼効率を上げる道具です
 
昔は足で踏んだり手で押したりして風を送っていましたが
 
現在はバーナーに接続されていてモーターにより風を送ります
 
弊社は重油とLPGの混焼です
 
これが故障すると商売上がったり
 
そんな意味も込めて火の神にこの冬の火の用心と事故の無い事を
 
祈願します
 
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炉前に野菜と菓子、塩、米、お神酒を供え参拝します
 
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半世紀近く前には社内で職人さん達にお酒を振舞いましたが
 
近年は車で通勤、自転車も飲酒運転になってしまうので
 
お酒やおつまみ、その他の供物は袋に入れて持って帰ってもらっています
 
今年で創業53年目に入りました
 
28年前に小火を起こしたくらいで火災もなく無事に仕事が出来るのは
 
毎年欠かさず「鞴祭り」をしているからではないかと思います
 
今では同業者でもやっている処は少ないのではないかと
 
また来年も事故の無い一年でありますように
 
本日はこれまで
 
お付き合い有難うございました
 
 
 
 
 
 
昨晩は激しい雷雨で一瞬ですが停電も有りました
 
場所によっては記録的な豪雨になって冠水したところも
 
週末も余り天気は良くないようでこの雨が
 
秋の涼しさを呼んでくるのかもしれませんね
 
さてと
 
「鋳物豆知識」も久々の更新です
 
最近はこの不景気で新規の製品の発注は少なく取上げる程もないので
 
本日は遊び心で造ったものを・・・
 
イメージ 1
 
取引先の木型屋さんの依頼で作ったものです
 
彼の友人が赤ちゃんのメモリアルとして手形を取るための
 
紙粘土を販売するにあたっての販売促進の見本として
 
セラミックス系の小麦粉のような砂を使って作りましたので
 
指紋までハッキリと表現できます
 
この製造法はプロには注目されています
 
イメージ 2
 
これは全くの遊び
 
土産物で買ってきた木彫りの恵比寿大黒
 
木彫りですのでアンダーカット部が有りますが此処は肉盛りをして
 
型が砂から抜けるようにしました
 
イメージ 3
ご覧のとおりの「宝船」です
 
これはもう幾つ作ったか解りません
 
知人やお世話になった方に気持ばかりのお礼として差し上げています
 
塗装はメタリックゴールドを自分で塗っています
 
ブロ友さんの何人かにも差し上げてオフィスに置いていてくれたり
 
床の間に置いて頂いている知人もいます
 
皆さん喜んでくれるので作り甲斐が有ります
 
こんな物も作るんですよ
 
今回は遊び心で造ったものを・・・
 
本日はこれまで
 
お付き合い頂き有難うございました
 
そしておまけは
 
イメージ 4
 
 
先週は真夏の様な気温になったり
 
雹が降ったりした地域も有り荒れた天候でしたが
 
今週は一週間晴れの穏やかな天気の様です
 
そして明日は数十年ぶりの「天文ショー」
 
『金冠日食』ですね
 
仕事前に屋上に上がって溶接眼鏡で観て観ようかと・・・
 
もう二昔も前になるでしょうか
 
国内屈指の農機具メーカーの依頼で
 
農機具のミッションケースの試作品を作りました
 
この試作品からダイカストの金型を起こします
 
勿論精度の高い鋳物を作らなければなりません
 
以前勤めていた会社はこう言った製品が得意です
 
僕が勤めていた頃は手掛けていませんでしたが
 
30年ほど前から少しずつやり始め今は100㌫こう言った仕事です
 
弊社でも25年ほど前に同業者の依頼で美術鋳物として
 
この方法で製作した事が有りますが
 
ダイカストの試作品としては初めてのトライ
 
余り手掛けた事は有りませんが以前勤めていた会社へ
 
何度も出張で行きますので見よう見まね、門前の小僧
 
で方法は解っていました
 
問題はそれだけの精度の木型を作れるところが有るかどうか
 
幸、高校の後輩が腕の好い木型屋でしたので見積もりを取りました
 
依頼会社も合い見積もりを取っていて
 
納期の差で受注出来ませんでした
 
木型も出来上がり鋳型製作に掛ります
 
勿論砂を使いますがこの砂は特殊なセラミックス系です
 
本来アルミ砂型鋳物は凝固の際12/1000縮みます
 
しかしこの砂は4/1000しか縮まずそれだけ
 
精度の良い鋳物が出来ます
 
当時職人さんは3人いましたがこの技術を持っているのは
 
僕だけでしたので特命で作業に掛りましたが
 
右左二点を製作し合わせてミッションケースにします
 
どうしても片方だけ型が潰れてしまい鋳物になりません
 
僕の作業方法が悪いのかと思いましたが弊社の木型屋さんに
 
木型を調べてもらいましたら木型が合っていませんでした
 
木型を修正して試作の五セットを作りました
 
イメージ 1
 
農機具は春先に展示会をします
 
弊社のこの製品はこのままミッションケースとして
 
デモ機にそのまま取りつけられたそうです
 
勿論、破格の値段で買い上げてくれました
 
バブルが弾け追い打ちをかけるように
 
リーマンショックが訪れ更に円高で
 
国内の製造業は苦境に立たされています
 
ここ数年近隣の同業者もかなり廃業しています
 
受注する鋳物は単価も採算ぎりぎりもしくは赤字のものも
 
形さえ出来れば好いという鋳物は価格の安い海外へ・・・
 
近隣の鋳物やさんではこの製品は多分作れないと思います
 
美術鋳物で作った物は近隣の大手同業者の商談室に
 
如何にも自社製とばかり展示されています
 
この商売で生き残っていくのは精密鋳物を作るしか
 
販路を見出せない時代になってきています
 
しかしながら地方の客先は見積もりをしても値段を見て
 
高価なの受注に至りません
 
精度が高ければ機械加工の工数も値段も抑えられて
 
結局は自社の利益につながると思うのですが
 
その辺を理解させ説得できない僕の営業力の弱さも有ると思いますが
 
発注者も発想の転換と将来を見据えて欲しいと思います
 
「こんなものも作るんですよ」
 
今回は精密鋳物に付いて御話し致しました
 
本日も最後までご覧頂き有難うございました
連休後半の幕開けは台風並みの大雨で伊豆の山間部は
 
降り出しからの総雨量が700㍉近くとなり外出も儘ならず
 
お陰で一日一歩も外へ出ずゆっくりしました
 
さてと
 
昨年秋から復興特需で漁網巻き取り機の製造が増えました
 
機種も多いので色々なものを作ります
 
その中でも巻き取り部を駆動させるギヤケースは重要な部品です
 
型が鉄でできている「金型」へ溶けたアルミを流し込む
 
グラビティー・ダイカストという方法で製造しています
 
イメージ 1
 
裏表の画像ですがこの中にギアーが組み込まれ潤滑油として
 
グリスが封入されます
 
半固体の油が入りますので勿論油が漏れてはいけません
 
注意を払って鋳物を製造していますが
 
200個以上作りますので中には出来の良くないものも有ります
 
不良品は勿論納品できないので事前に漏れの検査をします
 
イメージ 2
 
本来この検査は液体の粘度の少ないオイル用で粘度の強い
 
グリスが液体になる事は無いので此処まで必要はないと思いますが
 
日本の製品の信頼度は高く設定されていますね
 
油の漏れは鋳物の「巣」と言う穴や亀裂から漏れだします
 
肉眼では判断しにくいので液体を塗りそれが浸透してくる
 
現象を利用して行います
 
市販の探傷検査キットは有りますがこれは3液を使用して
 
傷や巣に入った液を現像液を使い浮き出させる方法ですが
 
これは時間も手間も掛るので弊社は一液式
 
イメージ 3
 
左下の赤い部分から浸透液が漏れています
 
この部分に巣もしくは亀裂が有ります
 
自家製浸透液の作り方は
 
市販のガソリンにマジックインキの補充液を混ぜたもの
 
これで余り肉の厚くないものの欠陥は略発見する事が出来ます
 
メーカーの検査はもっと厳しく
 
製品に石鹸水を塗り裏から空圧を掛けます
 
浸透検査で発見できなかった欠陥もこれなら完璧に出来ます
 
どんな製造物も製造者は100㌫を目指しているものですが
 
中には不良品も出来ます
 
こんな方法で納入品不良ゼロを目指しています
 
本日もご覧頂き有難うございました
午前中は日も差しましたが
 
午後からはしとしとと雨が降り出し
 
一雨ごとに気温も下がってきますね
 
でも週末は良い御天気になりそうです
 
御承知の通り復興事業の一環として漁業関連の機械が
 
桁違いの数で発注されてきています
 
今朝のニュースで見たのですが壊れた漁船は
 
12000槽だそうです
 
その中のYAMAHA製の漁船に付く装置を作っています
 
震災前は二カ月に一度五セット程でしたが
 
一挙に四倍の数になりとても人が手作業で作っていては
 
間に合わないので弊社で機械込め用の型に改造しました
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
ヒトデの様な型と傘の様な型で背中合わせに接合されて
 
船の錨を巻き上げる部分になります
 
イメージ 3
 
イメージ 4
 
作り方を説明するのは少し難しいですが
 
上型、下型の間にプレートを挟みプレートの分だけ
 
上下型を持ちあげてそこにアルミを流し
 
一体で機械込め用の型にします
 
両側の三角形の部分にガイドが入りそれに沿って
 
プレートごと型を上げますので誰にでも造型する事が出来ます
 
この方法により一日に以前の4倍の型が出来ます
 
省力化と能率アップ、産業廃棄物はゼロになりました
 
欠点はオールアルミ製ですので型が重く
 
現行の木型を利用すると製品は木型より24/1000小さくなります
 
最近はこういった方法で木型を作れる技術者が居なくなりました
 
僕辺りがもう最後になるのかもしれません
 
亡くなった職人さんの制作風景を見て覚えておいて
 
良かったと思いました
 
本日も御訪問頂き有難うございました
 
 

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