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先月から東日本震災の復興事業でキャパシティーを
遥かにオーバーしている仕事を受注しています
主には漁船の漁網を巻き取る機械の関連部品と
環境整備機器(側溝を消毒する機械)です
その上他社の仕事も入り取引先全ての会社の仕事が
この11月に集中してしまいました
特に復興事業は国絡みの仕事ですので待ったが効きません
毎日仕事の順番、段取りに頭を悩ませています
そんな漁網巻き取り機の部品を取引先の依頼で
金型(グラビティー・ダイカスト)で製造する事になりました
弊社は昭和60年に私が修行に行っていた会社と一緒に
自動金型鋳造機を導入しました
この機械は金型が上下、左右、可傾の三方向に可動します
この製品を製作し始めた時には不良の連続で一向に
金型の安く、早く、綺麗にのメリットを出せぬまま
十年の月日が流れました
当時私は専務でしたのでこの製品を受注して製作すると
不良品が多くあちこち金型をいじり回しましたが
良い方向へ向かわず社長によく窘められたものでした
そんな時に可傾が可能な事を思い出し型を水平にして
起こしながら注湯してみる事にしました
この状態から型を傾けながらアルミを流し込み
画像1の状態で凝固させタイマーで画像2の状態になり
鋳物を取り出します
この方法に変えてからは100発100中
不良は全く出なくなりました
画像1の状態で注湯すると金型内の空気が追い出しきれず
鋳物に空気が残ってしまい大きな穴があいてしまいましたが
型を起こしていくことで内部の空気を追い出して
上手く製品が出来るようになりました
製品の裏表です
一日に150個位は製造出来不良が出来ないので
やっと利益が出るようになりました
砂型は砂の粒子の間から鋳型内部の空気が抜けて行きますが
金型は空気抜きが大きな要因になるものです
10年の失敗で多くのものを学びました
本日もお付き合い頂き有難うございました |

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