HIROの独り言

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鋳物豆知識

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「鞴祭り」

今日も穏やかに晴れて暖かく20度になったようです
 
風も無く一日中富士も綺麗に見えましたが
 
暖かいので山頂の雪も先日よりは減っていました
 
十一月八日は火を扱う商売の処では必ず行う
 
「鞴(ふいご)祭り」です
 
昨年は喪中でしたので行いませんでしたが
 
今年は例年度行いました
 
鞴は昔の送風器具の事で此れで空気を火に送り火力を上げる道具です
 
此れを祭る事で火事等が起こらぬよう祈願する神事です
 
昔は弊社でもやらない年が有ったのですがそんな時は炉が割れて
 
溶湯が流れ出し火災寸前になったり社員が火傷をしたりしたことも有ったようです
 
僕が入社してからは毎年行いやらなかったのは昨年だけでした
 
昔は仕事が終わってから社員たちに酒宴を設けましたが
 
近年は車通勤もいますのでお酒は持って帰ってもらっています
 
イメージ 1
 
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季節の野菜と塩、米、お神酒を供え
 
塩、米、お神酒を炉に撒いて火の用心を願います
 
「立冬」の翌日行います
 
僕が入社した頃はこの頃になると寒くなり「鞴祭り」を迎えると
 
冬の訪れを感じましたが年々暖かくなり
 
季節感を感じなくなってきました
 
本日もお付き合い有難うございました
おはようございます
 
暑い週末でしたが今日は曇り空
 
幾分暑さは凌げるかと思いますがミンミン蝉がけたたましく啼いています
 
『鋳物』の製造工程を観る事は一般では殆ど見る事が無いと思います
 
今日は簡単に工程をお見せしたいと思います
 
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先ずは、朝一番の作業として鋳物砂をブレンダーにかけて塊を砕き篩います
 
イメージ 2
 
この鋳物砂を製品となる表面にはさらに細かい篩いで「肌砂」として篩い表面を覆います
 
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鋳物の中空部は別の砂で作られた「中子」と呼ばれる物を入れます
 
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上型を上げて溶湯の入り口の砂を削り入れやすくし
 
押し湯の砂も削り大きくして鋳巣の出ないようにします
 
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出湯温度になった溶湯を「湯汲み」により「坩堝」から取り出します
 
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出来上がった「鋳型」に金属を流し込みます
 
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固まってから鋳型を壊して製品を取り出し水を打ちます
 
湯気が出ているのが解るでしょうか
 
この砂は翌日ブレンダーにかけて再び使われます
 
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「中子」は機械によって砕かれ綺麗に取り除かれます
 
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湯口、堰、押し湯等不要な部分は切断します
 
イメージ 10
 
切断面を綺麗に仕上げて「製品」の完成です
 
如何でしたか
 
意外と手間のかかる作業でしょう
 
この後出荷するまで細かい作業や検査等が行われます
 
製品により注湯温度は違いますが700度以上に溶けた金属を流し込むので
 
この時期は工場内は40度近くになる事も有ります
 
水分補給は欠かせません
 
大まかですが鋳物製造の工程をご覧に入れました
 
個人の鋳物屋は年々少なくなって行きます
 
「奈良の大仏」を鋳造した日本の素晴らしい技術が何時までも
 
伝承されて行く事を願いたいです
弊社では比較的大きな鋳物で『CO2プロセス』という方法で造型します
 
この方法は硅砂にケイ酸ソーダを加え混錬し炭酸ガスを掛けて硬化させます
 
肌砂に粒度の細かい砂を用いるととても鋳肌が綺麗で砂を固めたしまうので
 
寸法精度のよい製品が出来上がります
 
イメージ 1
 
これは真空ポンプのケーシングで中にオイルが入るのではないかと思います
 
ご覧の様に細い隙間の「フィン」も綺麗に出来上がります
 
唯一つ残念なのはこの鋳型の砂は一度きりしか使えず
 
産業廃棄物として処分するのですが処理費用が砂の御値段の約倍します
 
当然処理費用は単価に反映しますので鋳物は高くなりますが
 
この製品はこの方法でなければ造型出来ず精度も要求されますし手間が掛かるので
 
高価です
 
もっと短時間に沢山造型出来る方法が有れば良いと思いますが・・・
平成元年のバブル真っ盛りの頃学生時代の友人から仕事を紹介されました
 
日本屈指の電動工具メーカーの仕事です
 
二つ返事で引き受けましたが此れ以前は機械の一部を製作していたので
 
品質重視外観は余り気に掛けていませんでした
 
処が此れに関しては人が手に持って使うものですので美観が重視され
 
寸法的にも厳しく何度もクレームが付き辞めようかと思いましたが
 
砂等も変え何とか現在は不良も少なくなってきました
 
そんな鋳物の一部を御紹介します
 
イメージ 1
 
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マッチプレート型と言い木型を上下二つに分け板を挟んで張り付けてあります
 
上が上型部分、下が下型部分になり板と一緒に型を抜型します
 
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下型に砂を入れひっくり返して上型に砂を入れる処です
 
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木型を抜きあげた下型です
 
色いものは「パーチン粉」と言い小麦粉のような細かい粉末を型にふりかけ
 
木型と砂がくっ付かない様にする「離型材」です
 
イメージ 5
 
中空の部分を作るため「中子」を入れます
 
青く囲った部分で此れは別の砂を薬品で固めて作くります
 
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上下の方を合わせて溶けた金属を流し込みます
 
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冷えて固まったら砂を壊して取り出します
 
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青く囲った部分は製品に金属が流れ込む部分で不要なので切断し再度溶かされます
 
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色々な工程を経て最終的に青く囲った部分になります
 
此れは電動で石等を砕く「削岩機」のハンドルになります
 
こんな物も作るんですよ
鋳物は大別して「砂型鋳造」と「金型鋳造」が有ります
 
主力は砂型鋳造ですが幾つか「金型鋳造」の仕事が有ります
 
金型鋳造とは鋳型が金属で出来ており此れに溶湯を流し込み成形するものです
 
 
イメージ 1
 
金型を300度前後に温めておきます
 
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中子(なかご)と言いまして砂を固めて作ってありこの形状の中空部分が出来上がります
 
砂は砕いて取り出します
 
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上蓋の中子で製品の上の部分がすり鉢状の形状になり真ん中の穴から金属を流し込みます
 
イメージ 4
 
中子を入れた状態です
 
イメージ 5
 
上蓋をかぶせた状態で金型が冷えないよう加熱しておきます
 
イメージ 6
 
注湯が完了し凝固したので型をを剥がします
 
 
イメージ 7
 
出来上がった製品で「漁網巻き取り機」の部品として使われます
 
こんな物も作るんですよ

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