金本びっくりプロ初3連発!http://osaka.nikkansports.com/otr/o-tr-060315-0501.jpgチュドン、チュドン、チュド〜ン! 開幕前の阪神がアニキの大花火大会で景気付けだ。14日、日本ハムとのオープン戦(東京ドーム)で出場3戦目となる主砲金本知憲外野手(37)が3打席連続アーチを放った。技あり、パワー、さらに執念とタイプの違う3本の放物線を右翼席にかけた。2サイズ大きい後輩林(リン)のヘルメットを借りての離れ業。開幕への絶好の手ごたえにラッキーアイテムまで手に入れて金本桜は早くも満開だあ。 ドーム全体に充満した期待感に、粘りのスイングでこたえた。変化球にタイミングを外されながら、金本はバットのヘッドを残して白球を捕らえた。「芯(しん)では打ったよ。急に(平田)ヘッドが行けというから、4打席打ったよ」。フワリと舞い上がった打球は右翼席に飛び込んだ。3打席連続のフェンスオーバー。日本ハムファンはうんざりしながら迎え入れた。 「3連発は初かな。万全? まだまだ、内角の速い球とか、厳しい球を打てるようにならないと」 開幕後なら、どんなによかったことか。プロ初体験の3連発。1発目は3回の第2打席だ。日本ハム須永の内角に食い込むスライダーを、技あり打法で右翼ポールの左にたたき込んだ。 「しっかり右肩を残して打てたから距離が出た。左の変化球を打ててよかったんじゃないか」。キャンプでのどん底からオープン戦時期の練習で復調を感じていた。上昇気流を実戦初安打で確かめ、確変モードに入った。 4回には一、二塁と走者を置いていた。右サイドスロー立石が投じた145キロ速球。「自分でも会心の当たり」で右中間スタンド中段に放り込んだ。しかも特大の当たりを惜しくもファウルさせた後の“打ち直し”。平田ヘッドコーチでなくとも、次の4打席目を見てみたくなる豪快弾だった。 裏話は本人が明かした。「新庄風に言えば『リン君にヘルメットを借りたら3本打てたよ打法』だな」。この日の相手だったスターのお株を奪って、大当たりをネーミングした。東京ドームに入り、ヘルメットを忘れたことに気がついた。フリー打撃は帽子でこなし、試合は2月キャンプでキャッチボール相手を務めた林(リン)から拝借したが…。 「いつもより2サイズ大きくてXO(エックスオー)なんよ。違和感はバリバリあるし、ブカブカだから恥ずかしくてね」 少しの照れくささも3連発を誘発したのか。「公式戦でも? イヤだな。でも機会があったら借りるか」。気分転換には最適な、ラッキーアイテムにめぐり合ったのは間違いない。 昨季は甲子園のラッキーゾーン撤廃後はチーム初となる40本塁打の大台に乗せた。継続、それ以上を目指す今シーズンは、春一番からハリケーンだ。「自分自身は何とも思わない。でも監督、コーチは打たないより打った方がホッとしただろうね」と投げかけた。しかし岡田監督も「別にどっちでもいいよ。どっちみち開幕4番を打たすんやから」と今さら、何を…とニヤリ。3・31に憂いなし。ああ、開幕が待ち遠しい。 |
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