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イプセン「人形の家」(1879年)〜人形の妻が、意志をもったとき
外国文学(古典・名作)
[ りゅうちゃん別館 ]
2014/7/2(水) 午後 4:13
「人形の家」イプセン
妻が家を出ると決めたきっかけは何か。 現代に通じる戯曲。 結婚して8年の夫婦。子どもも3人いる。 クリスマスを前にして、表向きは幸せだった。 弁護士の夫が銀行の頭取になる。 妻のノーラは夫に嘘をついていた。 借金をしていた妻。 そのことを夫には言い出せ…
[ 少年少女・ネタバレ談話室(ネタばらし注意!) ]
2014/2/8(土) 午後 9:32
贋作『坊っちゃん』殺人事件 の暗澹
贋作『坊っちゃん』殺人事件 (角川文庫)柳 広司 角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-11-25by G-Tools (あらすじ:ネタバレ注意!) 坊っちゃんと山嵐が赤シャツと野だいこに天誅を加えて東京に戻ってから3年後。 人混みの喧騒の中で坊っちゃんは山嵐と再会…
[ 小説家デビューを目指すアラフォーの日々雑感 ]
2013/5/14(火) 午後 9:27
夏目漱石『行人』――読書感想文例
以前も漱石の三部作の記事をご紹介いたしましたが、また久しぶりに『行人』を読み返してみました。『行人』は漱石の作品の中で、私が一番好きなものです。今回は中高生の需要が多い読書感想文の形でまとめてみました。漱石の読書感想文としては『こころ』や『三四郎』の…
[ 読書のあしあと ]
2012/11/26(月) 午前 1:58
書評253:太宰治「新釈諸国噺」
書評253 太宰治 「新釈諸国噺」 (『太宰治全集6』ちくま文庫、1989年所収) 昨年書評した『太宰治全集6』の中で、読み残していた短篇集「新釈諸国噺」を読んだので、単独書評する。 【著者紹介】 だざい・おさむ (1909─1948年) 作家。本名、津島修治。 青森県生まれ。東京帝大仏文科に入学するも、講義についてゆけず中退。学生時代から作家を希望するが、自殺未遂を繰り返す。結婚後流行作家となったが、1948年、玉川上水に愛人と入水心中。主な作品に『晩年』、『女生徒』
ゴーゴリ「外套」(1842年)〜無意識の権力欲を自覚していますか?
外国文学(古典・名作)
[ 有沢翔治のlivedoorブログ ]
2012/4/3(火) 午後 8:17
ニコライ・ゴーゴリ『外套・鼻』(岩波書店)
はじめに この「外套」はドストエフスキーが絶賛している文学の一つ。「われわれはゴーゴリの外套から飛び出した」と言っているくらいの褒めっぷりです。 短編なので、電車の ...
ミラン・クンデラ「存在の耐えられない軽さ」〜重荷を背負うか?存在の軽さを選ぶか?
外国文学(古典・名作)
[ 有沢翔治のlivedoorブログ ]
2012/4/1(日) 午後 11:16
ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』(集英社)
帯には恋愛小説とあるものの いわゆるハーレークインロマンスみたいな恋愛小説ではありません。冒頭からしてニーチェとかパルメニデスとか出てきている時点でそれは解ると思いま ...
カフカ「変身」〜家族再興の犠牲となった兄虫
外国文学(古典・名作)
[ 読書のあしあと ]
2011/11/20(日) 午後 11:30
書評236:カフカ『変身/掟の前で 他2篇』
書評236 カフカ 『変身/掟の前で 他2篇』 丘沢静也訳(光文社古典新訳文庫、2007年) かつて保坂和志は、「カフカの不可解な小説を、意味づけずにそのまま全体として受け入れ、そのリアリティを感じること」が小説を読むということなのだ、と述べていた( 書評209:『小説の自由』 参照)。 不可解なカフカをそのまま受け入れるとはどういうことか。 カフカの最も有名な短篇「変身」を収める本書を読んでみた。 【著者紹介】 Kafka, Franz (1883―1924年
東野圭吾「手紙」〜人々に潜む差別意識
日本文学(現代)
[ りゅうちゃん別館 ]
2011/9/22(木) 午前 10:32
「手紙」東野圭吾
強盗殺人犯の兄を持つ直貴の苦悩を描いた東野圭吾「手紙」を読んだ。 【送料無料】手紙価格:660円(税込、送料別) 二人兄弟の剛志と直貴。 幼くして父を事故で亡くし、母親までもが病気で急死する。 弟の大学進学を願う兄は、高校を中退し必死で働く。 だが腰痛で…
[ 石の思い ]
2011/8/14(日) 午後 9:09
司馬遼太郎 『翔ぶが如く』第一巻(覚え書) 文春文庫
「泣こよっか、ひっ翔べ」 司馬遼太郎『翔ぶが如く』 明治初年。政治も軍事も法律もなにもかも無かった時代。 若くおさない「政府」は内憂と外憂をかかえすこぶる苦しんでいた。 四民平等。廃刀令。廃藩置県。「理想的な近代国家」を目指すべく、政府が打ち出した方針。 血と財。それらのすべてを傾け「明治維新」を成し遂げた士分たちの不満が爆発した。 それらは 「本日これより汝の職を解く。どことなり好きな所へゆけ」 という新政府による事実上のクビ宣言であった
アンデルセン「絵のない絵本」〜いつか思い出のうちに蘇ってくる物語
外国文学(古典・名作)
[ 有沢翔治のlivedoorブログ ]
2011/6/6(月) 午後 2:59
ハンス・クリスチャン・アンデルセン『絵のない絵本』(新潮社)
概要 お月さまが語る夜話。ポンペイからインド、中国……、とても幻想的な散文詩です。どれも四ページくらいのショートビデオを見てるようでもあり、一葉の写真を見てるかのよう ...



