バリ島語学学校 SIKI BALI ブログ

バリ島に暮らすための情報や、学校のこと、生徒さんの話などを紹介しています!

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9月に約1カ月、SIKIでお世話になったYOKOです。

インドネシアほど、店で味が違うのは無いのでは?

美味しい店に当たると、めちゃくちゃ嬉しくて幸せな気持ちになります。

地元の人が通うワルンのあの美味しい味を再現してみたい!

私の今回の滞在目的は『インドネシア料理を数種マスターすること』でした。

その為にはひとりでワルンで注文したり、レシピを聞いたり、

パサールで材料を買えるぐらいの語学力をつけたいと思っていました。

短期でこれらを本格的に体験することが出来るなんて!

SIKIの存在を見つけて即座に入校を決めました。

インドネシア語の担当の先生は、ニニック先生。

私のレベルに合わせて、丁寧に、優しく、みっちりと教えてくださいました。

私の目標の為に、お料理体験の為に、調理に関係する言葉は特に念入りに。

そして、待ちに待った料理修業は本当に感動のひとときでした。

何せ、料理だけでなくバリの伝統的な一般家庭を体験できるのです。

これは私にとって思いもよらない貴重な体験でした。

私がお世話になったおうちはギャニアールある、デワ一家。

広〜い敷地にイブとバパ、長老、アユさん一家と、他の兄弟夫婦、他にも親戚らしき
叔母さんやら物凄い大家族。

クリ(入り口)を入るとハラマン(庭)が広がり、ムテン(家主の部屋)を中心とし
て、バレ(客間)や

子息夫婦の部屋が沢山。ダブル(台所)のカマル(部屋)、もちろんサンガ(寺院)
も有ります。

バリではこれが普通なのでしょうが、やっぱり凄いんです。

イメージ 1

(大きい敷地に素敵な一族の家屋が沢山)

まず、ローカルのパサールへ材料の買いだしに行きます。

アユさんの息子、アユン君(めっさ可愛い)は甘えっ子でママの元をひとときも離れ
ません。

だからパサールへもバイクの3人乗りで出かけます。

沢山あるお店の中を縫って、アユさん御用達の野菜やスパイスを売るおじさんのとこ
ろへ

「アヤンゴレンとラワルとサンバルマタを作るのだけど...」

「おお、そうか、んじゃ、これとこれが居るね、これもいっとく?」

みたいな会話をしながらの楽しいお買いもの。

値段は、「こんなんでどぉ?」アバウト勘定。(ちなみにめちゃくちゃ安いです)

次は鶏屋さん。ここのイブの肉さばきの鮮やかなこと。

「何人分?ここの部位がいいわね。何を買ったの?うちは、これを入れるのよ、料理
頑張って作ってね!」

おばさんもおじさんもとても愛想が良くて親切!

どこのお店も会話しながら、おまけをくれたり、子供に話しかけたり...。

こういうの、日本でも昔はこうだったよなぁ〜って思いつつ。

市場の良さを堪能。

イメージ 2

(野菜もスパイスもおっちゃんに任せてや!)

イメージ 3

(美味しい鶏肉を売る店はココ!)

家に戻り、まず、パサールで買ったおやつの『エス・チェンドル』を頂きつつ、

アユさんが、材料と分量を教えてくれます。

キッチンは屋外にあり、犬の親子や鶏の親子に囲まれながらの料理です。(笑)

まな板は太い木の切りカブ!

イメージ 4


バナナの葉やココナッツの皮も駆使して使います。う〜ん、ナチュラルっす!

時々、知らない人が入って来ては私の修業を面白そうに見に来ます。

(いったい何世帯住んでるんだろぉ)

分かりやすいように、料理は一種類ずつ作ります。

下ごしらえは、チョベ(トウガラシ)やバワンメラ(小さい赤たまねぎ)や

ターメリックやクンチュール等を細かく切ったり、

お肉を叩いたり、茹でたり...。

まだ幼いアユン君は、傍らで真似をして包丁を使って遊びます。

アユママはこういうのを叱らずに放任しています。

子供も、こうして料理を自然と学ぶのかしら...。

イメージ 5

(アユン君はママが大好き)

イメージ 6

(沢山のブンブを使います)

大きな石臼でリズムカルに叩き潰します。

大家族なのでめちゃくちゃ大きな石臼に鬼の棒のような木で

トントンと器用に混ぜ潰す感じです。

「もう、そろそろ、ええんとちゃうの?」って思ってもマダマダ許しが出ません。

材料がピューレ状になるまでは手を止めません。

これには相当な体力と熟練が必要です。

揚げたり、混ぜたり、炒めたり。。。

ブンブの良い香りがたちこめます。

どんな料理にも物凄い種類のブンブが絶妙に配分されます。

これは、目と手で覚えるしかありません。

どんな料理も混ぜ合わせるのは素手です。

これがまた素晴らしい味を作る技のようです。

イメージ 7

(手で混ぜるのがコツ)

どの料理も、最後にブンブを合わせた瞬間に

魔法のように複雑な味わいが一瞬にひとつになり、

料理の味が出来上がります。

最後にならないと分からないところがインドネシア料理の面白さです。

サテリリッは、包丁で細かくミンチした肉に沢山のスパイスを混ぜ込んで

炭火をおこし、煙だらけの中、ひとつひとつ焼きあげます。

アユン君は、即興で作詞作曲したのサテリリッの歌を歌いながら火をおこしてくれま
した。

一大イベント... 素朴な料理の様で大変な料理です。

でも、これが出来上がった時、アユさんの親族達は

みんな嬉しそうに味見しに来ました。(笑)

『サテリリッ』はバリでも特別な日に作る料理のようです。

イメージ 8

(炭火で丁寧にサテを焼き上げます)

ひとつの料理だけでも、相当時間がかかります。

特に、ラワルとサテリリッ。作り終えた時はふらふらです。

でもそれだけに出来あがりの嬉しいこと、美味しいこと!

うまぁ〜いっ!

嗚呼、「エナ・スカリ」以上のボキャブラリーが無いことが悔しい〜。

アユン君と学校から帰ってきたラテちゃん(アユさんの長娘)と

3人で、出来あがったお料理を別の東屋で一緒に食べます。

可愛い子供達と食べる、この時間は、至福の時でした。

私の語学力は幼児並みなので、この時に丁度良い会話も出来ました。

この2日間の料理体験を通して、バリの日常や家庭の雰囲気を堪能しました。

時々、イブ(アユさんの義母)が心配そうに見にきたり、

「う〜ん、こりゃ、ブンブのつぶし方が足らんぞ!やりなおしなさい」

アヤ(アユさんの義父)が駄目だしをしたり...。

こういう光景をうらやましく思ったり。

アユさん、毎日こういう生活って嫁は大変だろうな...と思ったり。

とにもかくにも

可愛くて、優しく、謙虚で、お料理が上手な、アユさんは、嫁の鏡!

バリのお嫁さんは、本当にエライ!

ブンブ使いや、料理の複雑さ!

料理を知るほどにワルンのイブを、尊敬しちゃいます。

これを数種類、毎日やってるわけですよね.....。

体力要りますよ、毎度毎度チョべで潰す作業...。

それで店によって味が違うわけだ。

何もかも自然のスパイス...スパイスとスパイスの競演...。

〜んでも、イブ達、結局最後に味の素やマサコを入れてしまうのね〜〜〜。

それでも、やっぱりこれを少し入れると美味しいんですよね!

特にマサコはお気軽にバリの味を出しまする。

イメージ 9

(ラワールとアヤムゴレン&サユール)

さて、私が滞在したアパートにはキッチンもついていて、

SIKIでコンロなども貸してもらえるので滞在中は、お料理を作りまくりました。

念願の『マイ石臼』を購入し、

現地で一番初めに作ったのが、「サンバル・バジャック」。

ブンブを揃えて、作り始めたのが夜の9時。

欲張って大量に作ろうとしてしまい、

なかなかチョベの中で細かくならず...

夜中に意識が朦朧としながらひたすら格闘するうちに

一番辛いと言われているチャべの汁が目に飛んでしまい。

「ぎゃああぁぁぁあああっつつつっつっっ〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」

真夜中に熟女の雄たけびをあげてしまいました。

この辛さは、バリ歴の長いSIKIの千夏先生も身を持ってご存じ。

二度と目が開かないと思うほどの痛さです。

目から火が出るという言葉はバリの人が考えたんちゃうのん?

あと、味見をしたら唇も腫れ上がって...体感唇はアナゴさん級です。

しかも、石臼の掃除が足りなかったのか、黒い石の粉が出て、

『灰色のサンバル』が出来上がり、

ショック...踏んだり蹴ったりです。

気がつけば深夜2時!

明日の朝、失明の恐怖で心配しつつも疲れ果て爆睡。

翌朝、気を取り直して『灰色サンバル』を試食してみたら、

やはり、今まで食べた食べ物の中で一番不味く...。

5時間かかった『マイ・ファースト・サンバル』は、ゴミ箱行へ。

サンバルは簡単なようで難しいっすよ。

そうそう、もうひとつの目標の、

『ひとりで市場へ行って買い物する』を試すべく、

意気揚々と、かの有名な『パサール・バドゥン』へ買いだしへ参りましたが、

あそこのオバサンはチャべよりも手ごわい!

たとえ完璧に語学をマスターしても、あそこでサッサと買い物が出来るようにはなれ
ませんな。

別のスキルが必要です。世界一強いオバハンになれなきゃ太刀打ちできないよ。

恐るべし、バドゥン市場のイブ達。

結局、スーパーでお気楽買い出しに落ち着き、

アパートでも何度もお料理を作りましたよ。

アユさんに習ったお料理は全て復習して作りました。

特に大好きな『ラワル』は、日本では作れないので何度も作りました。

初めは徹夜で作りましたが、最後は2時間ぐらいで作れるようになりました。

ワルンでも、レシピをたずねると、気前よく教えてくれます。

チャカンクンや、ソトアヤムは、こうしてマスターしました。

日本には無い食材を使って、性懲りもなく、オリジナル料理も作りました。

今だから明かしますが、「やべ〜っ!火事になるんとちゃうん!!!」

ってぐらい鍋から火が出たこともありました。

作った料理をアパートのスタッフに味見してもらったりと

私ほど、アパートをフル活用した人はいないのでは?(笑)

日本に戻り、2週間近く経ちますが

作っていますよ!

夢のような滞在の日々を想いながら作るマサカン・インドネシア。

あの重いチョベを手荷物で持ち帰ったんですもの。

学習した私は、サンバルを作る時は、眼鏡にマスクとゴム手袋をします。

ここまでしても、手作りのサンバルは格別です。

ちなみにサンバルにやられることを"Kecabaian"って言うそうです。

きっと、これってイブの関門なんでしょうね。

バリ好きな皆さん、SIKIの料理教室、是非体験してきてください!

YAYASAN SIKI BALI
  ホームページはこちら!
  http://www.siki-bali.com

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