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【メルオのお受験】
2002年の夏。二代目メルオをオーダーして、2ヶ月も経っていないある日、ヤ○セの担当さんから電話をいただいた。
「オーダーいただいたお車なんですが、8月の末に入ってくるんです。つきましては、現在お乗りのCLKの査定をさせていただきたいので、お時間のある時にでも、お越しくださいませんか?」
8月の末、って来年か!?・・・それは待ちすぎだ。オーダーかけて、3ヶ月弱で届く、てーのか!?まじかよ!何度も言うようだがよ、初代のメルオは8ヶ月待ったんだ。二代目メルオは、皮シートの色も推奨カラーじゃないし、パークトロニックもオプションでつけたわけだし・・・・。
査定にかかる時間は、約15分。ショールームの中で査定が終わるのを待つことにした。
メルオが査定されてるところは、ガラス張りのショールームのまん前で行われているので、ばっちり見えている。担当さんは、黒い手帳とペンを片手に、メルオの周りをぐるぐる回ったり、車内のシートに座ったりしながら、なにやら書き込んでいる。
その様子を見ているうちに、なんだかドキドキしてきた。まるで、我が子がお受験でも受けてるような感覚に陥ってしまったのである。
「メルオはちゃんといい子にしてるのかしら?」「どこか、そそうがあったんじゃないかしら?」「何かいっぱい書いてるみたいだけど、何書いてるのかしら?」「そんなとこまで見られちゃうわっけ〜?」
気が気じゃない・・・「メルオ、ママ、何もしてあげられないけど、がんばるのよ!(何をがんばるんだ?)」
試験官・・・違った!担当さんが、ショールームへ入ってきた。心臓バクバク。
(「メルオくん、いい子でしたよ。とてもしっかりしてて。」)・・・違う!っちゅーの!!(・・・もう、ええって!)
「綺麗に乗っていらっしゃいますね、いい査定させていただくよう頑張りますので、2、3日じっくり検討させてくださいね。週末には計算書の中に書いてお渡しできますので。」
おー、そうかそうか。そりゃー良かった。がんばったわね、メルオ!(・・・まだ言うかー!)
かくして、8月末の二代目メルオ襲名・・・じゃない!納車に向けて、初代メルオのお受験(査定)は終わった。ほっとしたので、お茶を頂きながら、
「しかし、早くないです?オプションもつけたのに。」
「ええ、私も今までの経験上、こんなに早いのは初めてです。」
「ですよね〜、国産みたいですよねー。まさか、国内で生産してるとか?名古屋あたりとか。」
「ははは!生産国「名古屋」って書いてあったら笑えますよね〜。」
「わははは〜!」
「いや〜、船が早くなったんですよー。」
「船が?(どぎゃんしたら、数か月も早くなるんぢゃ!)はぁ、そうですか。」
「うまくラインに乗ったんでしょうねぇ。」
「そうですかねぇ〜。(どうやってうまく乗るんだよ?)」
ま、いっか。早く来る分にはさ。楽しみだなぁ〜、二代目メルオ。
けど、帰り道、メルオを運転しながら、「この子とも、あと1ヶ月か・・・。」と思ったら、とたんに寂しくなってきた。
メルオと過ごした4年間、いろ〜んなことがあった。いろ〜んなところに一緒に行った。メルオのおかげで、仲間もいっぱいできた。嬉しいときも、悲しいときも、いつも一緒にいたメルオ・・・。
あと一ヶ月、大事に大事に乗ってあげよう・・・メルオのハンドルをなでながら、ちょっぴりセンチになったのであった。
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