目指せ、おじんライダー

パート1 還暦に近づいた男のナナハンの免許取得物語。パート2 彼はひとり1832CCに乗る。パート3 夢は夫婦で走る世界の道

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薬の飲み忘れ

私は多分、ホワイトカラーの典型ですから、ストレスには弱く、臆病で、どちらかというと几帳面で、物書きが大好きで、等々の性格の持ち主でしょう。ホワイトカラーのもうひとつの特徴は失敗を嫌う事、ギャンブルが嫌いと言い換えたほうがよいかも知れません。また失敗しても人に話したくない。プライドが許さないのです。世間体を気にするのです。失敗のようで失敗じゃない、というような記事しか書けません。

実は昨日の日曜日は金沢へ出張でした。朝の六時に家を出て、東海循環道・東海北陸道・北陸道を乗りついてひた走りで三時間。九時には金沢に到着していました。なんとか遅刻は免れました。脱兎のごとく家を飛び出した私でしたが、二日前には伊吹山ツーリングをしていて汗をかいていたので、革ジャン、ヘルメット、ヒットエア、その他を全て水洗いして金曜日から土曜日にかけて乾かしていたのでした。日曜日の朝は、ヒットエアを組み立てて、ヘルメットに配線を施し、革ジャンにパッドを装着したり、大忙しの準備での出発でした。

出発して約十分ほどは、今日はなにか忘れ物をしていないだろうか、などと振り返りつつ走ります。そこで突然に気がついてしまったのです。しまった、朝の薬を飲んでこなかった。私の場合、カソデックスという前立腺癌の治療薬。失敗はこれで三回目です。一回目は命を粗末にし、リスの習性の私。、せっかく薬を持って出たのに忘れたと思い込んで飲まずじまいでした。二回目は2010/11/7薬の取り違え事故、三日分を一度に飲んでしまったのでした。でもなんとか今日まで生きてきた私。

さてカソデックス bicalutamide ですが、このお薬の代謝については日本語のネット情報は皆無に近いのではないでしょうか。英語では例えば、Bicalutamide: clinical pharmacokinetics and metabolism.、この情報は製造販売しているアストラゼネカという会社のものですから詳しいのは当たり前ですが。
http://www.medicineonline.com/data/drugs/20070804_03607C0D-B772-435F-C985-ECCE8EA8CAFD/casodex-chemstructure.jpg

かいつまんで和訳するというか、要点をお書きしますと、この薬は食事に関係なく消化管から吸収される薬で、しかも一旦、体内に入ってしまえばなかなか体から出て行かないのです。つまりは対脂肪組織に解けやすく、体内に蓄積されやすい。毎日きちんと飲んでいればたまに一日、かってに休んでもどうって事ない、と言い換えてもよいのですが、ただしこんな事は絶対にお勧めできません。

体のなかで次第に効力を失うのは体の中でこの薬が次第に分解されるため。そして分解する場所は肝臓です。グルクロン酸抱合です。抱合化されたものは胆汁ないし尿から半々で排泄されるそうな。とにかく時間はどうでもいいから毎日飲み続けるという事が大切な薬、と言えば万人にわかりやすい表現と言えましょう。帰宅して夕食後に飲みましたが、悩まないでおこうと決心しました。

この薬ですが、男性ホルモン・テストステロンの拮抗薬にて、前立腺癌などというテストステロンが大好きな癌にはえさを与えないのが一番、という事で前立腺癌を兵糧攻めする薬ですから、うっしっし、てき面に効果があります。

ところでテストステロンを作る工場は睾丸。睾丸は脳から出るLHRHというホルモンの刺激でテストロンを産生します。LHRHの数百倍の効力がある人工のホルモン・ゾラデックスを三ヶ月に一度、皮下注射する事により、テストステロンは足りていますよ、と脳みそに勘違いさせて脳が睾丸を刺激しない治療も併せ行います。

わかりやすい例えで言えば、睾丸というのは工場兼問屋。カソデックスを飲むという行為は大量の類似品が出回る事と同じで、従ってテストステロンという商品が世の中に売れなくなったために問屋には大量の返品がきます。そこへもってゾラデックスの皮下注射というのは情報かく乱作戦です。親会社に大量の偽のメールを送りつけてテストステロンが売れていると勘違いさせるのです。当然ながら親会社は工場にテストステロンの生産をしないように指示します。大量の返品があり、しかも親会社からは商品は作るなとの指示。工場、つまり睾丸、は操業できず倒産。やがてテストステロンの値も低下し、これをえさとしている前立腺癌も自滅という経過をたどるのです。

二年間も徹底的に治療してきて経過が順調なのだから、私の睾丸は倒産しているも同然です。ただし、これっていったい、男としては、非常に複雑な気持ちです。
http://www.bicalutamide-drug.info/
http://www.bicalutamide-drug.info/images/chick.jpg

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お薬って、色々な物があるのですね〜。。

2011/9/12(月) 午後 2:59 [ ushisan ]

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上記の英語情報ですが、この薬はラセミ体にて、右異性体は左に比して血中濃度が百倍であるとか、血中半減期は約一週間とか、興味ある事が沢山書かれています。

日本人は西洋人より効果がある、とも書かれています。これは妙に納得します。イタリア人はじめ欧米人の男は、人はセックスするために生まれてきた、と思っているのです。今の私ですが、生きるためなら喜んで男を捨てましょう、セックスほど怖い物はありません。ぶふっ

2011/9/12(月) 午後 4:14 [ merckfellow86 ]

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