全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全133ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

魔法のことば

 僕はもうすぐ生まれて3ヵ月。

 ベビービョルンでママが結構いろんなところへ連れて行ってくれるようになったよ。

 児童館での乳幼児くらぶにも参加するようになったんだ。僕は年度末の生まれだから一番ちびのはずなんだけど、身長が伸びるのが早くて、もう70センチになろうとしてる。

 ファミリアの服だと70センチは9キロに対応するんだけど、僕はまだ6キロ。そう、だから断じておデブではないんだ。パパは僕のおなかまわりを見て、「メタボなんじゃないの〜」って心配してるんだけど。

 僕はベビーカーがあまり好きでないの。だってママのぬくもりが感じられないし、なんだか平らに寝かされたままの移動だと、どうもまぶしくって仕方ない。縦抱きベビービョルンだと、結構景色が見られて楽しいんだ♪

 今日は子犬の赤ちゃんをたくさん見た。パパは黒いラブが欲しいんだって。僕と一緒に成長させることができたらなぁって言ってた。でも、マンションでは飼えないんだって。

 僕はね、1匹の子犬と長い間見つめあってたの。なんだかどこかで会ったことがあるような気がしたの。だからとっても嬉しかった。

 それでね、帰ってからおっぱいを飲んでる時に、その嬉しさがこみあげてきて声をあげて笑ったの。それは初めての笑い方で、ママは赤ちゃんでなく少年の笑い方だって言ってた。そう、僕もね、初めての経験だったから、なんだかそういう風に幸せが形になったの。

 小さなワンちゃんもそうだけど、今日はパパとママと3人で初めてのお散歩だったんだ。パパはあんまり一緒に散歩に行かないから、僕は嬉しかったの。

 帰りは初めてバスに乗った。バスって長い時間かけて歩いたところをピューってすぐに運んでくれるんだね。バスの中は少し寒かったけど、ママがちゃんと布でおおってくれたから平気だった。そうそう、ベビーレッグスも!このウォーマーはちょっと足にくいこむんだけど、ビョルンからはみ出る足を日差しや寒さから守ってくれるんだ。

 僕は明日は初メトロの予定。1駅だけママと一緒に乗ることになってるの。とても楽しみ♪

 ママがちゃんとそばにいてくれるのが何よりなんだけど、僕を笑顔にしてくれるのは、魔法のことばなんだ^^

 それはね、一言ひとことはっきりと発音してくれる僕の名前なの。

 それは最初、ママのママがしてくれたことで、ゆっくりばあばが発するその言葉がとてもいいものだってわかったの。

 何度も何度も大切そうに言ってくれるその言葉の響きが僕は大好きで、だから、ママもそれをまねて言ってくれるようになってから、僕はその音をそのまま言える時があって、ママはとても喜んでくれるんだ。

 僕は本当にちゃんと言えているのか分からないけれど、その唇の動きをまねてみるんだ。そうしたら、大好きな魔法のことばが僕のものになる。

 僕の中にすとんと入って、それは僕自身を示す言葉で、その言葉が僕自身にぴったりきて、僕がちゃんと僕になれるの。それはとてもステキなことなんだ。

 僕はもう夢の中。今日はたくさんの初ずくめだったから、ぐっすり眠ってる。

 そう、僕はあのワンちゃんと一緒にコロコロ転がってるの。あの白いふわふわした毛が僕を優しく包んでくれる。

 ママがずっとずっと、もっともっと、近くに長い間いてくれるといいな。

 ママの腰が痛いのや、なかなか家事ができないことは申し訳ないけれど。

 そうだ、月曜日には眼科に行ったの。自分で目を突いちゃって、土曜の晩から日曜の晩までちょっと充血が残っちゃったからなんだけど、先生は白眼は案外丈夫だから大丈夫って。黒眼も傷はありませんって言ってくれた。でも、目薬を初めてさされて、僕、なんだか気持ち悪かったんだ。

 でも、僕の片っぽのミトンはまだお散歩中で、ママは土曜の夜はその片っぽだけためらいながら僕の手にはめたんだけど、やっぱり手の自由を奪うのはよくないって、外してくれたの。

 それでも、やっぱり突きそうになる。僕の指が小さいのと、顔が小顔だからどうしても避けようがないんだって、あるママ友さんが分析してたけど。

 ママをあんまり心配させないように、あんまり病院に行かなくていいようにしたいんだけど、でも、こればっかりは仕方ないかもしれないな。ごめんね。

 毎日僕、楽しいよ。いろんな発見があって、ありがとうって思うの。

 だから、うまく言えないけど、僕、また明日がいい一日になるって知ってるよ。

 パパがもっともっと僕と一緒にいてくれたらいいな。パパは休みの日はテレビに夢中だけど、僕にももっともっと夢中だといいのにな。

 もちろん僕のことも優しい目で見てくれるけれど、僕はパパが好きだから、やっぱり僕を通り越した視線の先が悲しいんだ。

 だから、パパとのおふろは大好き。パパは泳がせてくれるから。それにおっきな手で優しく僕を洗ってくれるから。男同士、語り合いたいこともたくさんあるの。

 そう、僕はね、ク―イングをたくさんしてるんだけど、ク―イングだけじゃなくて、魔法のことばだけじゃなくて、もっともっとたくさんお話したいんだよ。

 僕はたくさん伝えたいことがあるの。

 僕はまだ赤ちゃんだけど、たくさんのものを見て、いろんなことを感じてるの。

 パパ、ママ、僕の夢ではずっとずっとそばにいてくれるの。

 大人の用事は一切なくて、僕が遊んでるのや寝ているのを全部見てくれているの。それが僕のもう一つの夢。そんな風にはいかないんだろうけど、そんなことも願ってみたりするんだ。

 たくさん追加で書き足しているうちに長くなっちゃった。

 本当に本当におやすみなさい。今日も一日ありがとう。

 

開く コメント(2)

僕のミトン

 僕は生まれた時から手足がよく動いて、生まれて半月もした頃には、その手足の動きだけで、ママのところまでいくことができたんだ。

 そうそう、僕はママとパパのクイーンズベッドの上に、初めはベビー布団をしいてもらって、ママと一緒に寝てたんだよ。だから、そのベビー布団で移動して、横にいるママのところまでよいこらしょと動いたんだ。だから、ママはびっくり。だって、ベビー布団の真ん中に置いたはずの僕が、いつのまにか段差ギリギリのママのおなかの上に今にも移ろうとしてたもんだから。

 僕は胎児の時からよく手が動いていて、先生が手をグッパグッパしてるよって感激してくれてたっけかな。おなかの中にいる時から、手足を動かすのが好きだったんだ。だから、ママはよくおなかを蹴られて大変だったかな。

 そんなわけで僕は生まれた時から普通よりは掌も大きかったんだけど、その手が顔や頭によく当たって、ひっかき傷がよくできるんだ。もちろんママはちゃんと爪を切ってはくれるんだけど、毎日どんどん爪も伸びて、やっぱりいつの間にか傷を作っちゃうってわけ。でも、生後すぐよりは全然ましになったんだけど、ね。

 それでもやっぱり、ママもパパも僕の爪が目に入らないか心配で、僕が顔に手を持っていくととても心配そう。確かに一度目をついたことがあって、その時はさすがに僕も痛くて一瞬泣いちゃったんだけど、今はだいたい大丈夫、たぶんね。

 だから、時々ママがしない方が分かってるんだけど、やっぱり心配な時にさせられる小さなミトンは、僕あんまり好きでないの。だって、せっかくよく動くおててがあんまり自由にならないものね。

 そのミトンが昨日かたっぽどこかへ散歩に行っちゃったみたいで、ママが一生懸命探してた。でも、もう本当にしない方がいいよってことかな、なんてつぶやいてて、そうだよ!そうだよ!って僕はママに伝えようと、いつものク―イングってやつで一生懸命お話したんだ。きっとわかってくれたと思う。

 ミトンさん、ありがとう。どこかにかくれんぼしてるだけかもしれないけれど、僕は君自身が嫌いなわけじゃないんだけど、僕の手にはまった途端、僕は君から逃れたくて、だからごめんね、もう少しお散歩に行っていてね。

 僕は今ベッドメリーを見るのが面白くて仕方ないんだ。一度なんかおっぱいを飲むのを途中で忘れて見入ってしまったくらいなんだ、自分でもびっくりだよ。

 シュテルンテーラーのプレイマットについているドンキー君が僕の一番のお気に入りだけど、プーさんの仲間たちがぐるぐる回るベッドメリーは遠くになったり近くになったりして不思議で仕方ない。

 毎日いろんな発見があって嬉しいよ。

 また今週1週間いろんな面白いことがあるといいな。ママはヨガサークルにも通い始めたから、僕のお友達もまた増えるね。でも、僕は今のところ、じっと見てるのが好きなんだけど。でも、たいがいちょっとお兄さんお姉さんだから、僕もこんな風にもっと自由に動けるようになるんだって思うと、ほんとわくわくするよ!

 この頃また僕は成長盛りでおなかが減って仕方ないの。たぶんまた泣いちゃうと思う。ミルクとおっぱい、混合だからママも量を見極めるのが難しいとは思うんだけど、もうちょっとミルクを増やしてね、きっとだよ。

 

開く コメント(0)

育児本など

 ヨガの先生から教えてもらった松田道雄著「育児の百科 定本」は、親としての気持ちについてしっかり書かれているところがよかった。

 もちろん月齢に応じて気をつけることが列記されていれとても役立つのだが、いささか40年前に初版の本なので少しうふふと笑ってしまうようなところもある。

 だから、やっぱりこの本の神髄は、親として焦らず、のんびり余裕をもって子どもと向き合って!というメッセージにあるんじゃないかと思う。

 さて、細谷亮太著「わくわく子育て日記」は、朝日新聞に連載された人気コラムエッセーをまとめたもの。2ページ読み切りで、非常に読みやすく分かりやすい。医者である著者の人間としてのあたたかさが伝わってきて、初めて育児をする不安を包み込んで溶かしてくれる魔法の本である。同様に、同氏の「はじめての育児」は、カラー写真を多用していて、まさに分かりやすく説明してくれている役立つ本だ。

 この細谷先生の人柄が滲みでているのが「いつもいいことさがし」。本当に気持ちがあったかくなる。この本で言及されていた本もたいがい買った。

 「少女パレアナ」「0歳児が言葉を獲得するとき」「読むことは生きること」など。

 どうして泣いているのか分からない赤ちゃんと向き合うことは、そのまま自分のキャパにぶちあたることでもある。時に自分の底知れない深淵にはまり、絶望感に襲われる。

 児童虐待をしてしまう親はそこで、自らの内面と対話する余裕がなく、そのまま感情のはけ口を物言えぬ赤ちゃんにぶつけることになってしまうのだろう。

 父親や周囲の存在はとても重要だ。けれども、私は少女パレアナのように、どんなことの中からでも喜びを見つける努力、喜びまではいかなくても、起こったことをじっと観察して、その中から何か別の側面を見出す心の目を持つ努力をすることで、もしかしてつらい局面を乗り切る助けにはなるかもしれないと思う。

 私自身がどちらかというと、下手をするとネガティブに傾きそうになる質であるから尚更、考えることで自分のバランスを保つために、そのことが起こったおかげで見えてきたものや感情を、それがたとえ嫌なものであっても、大切にしたいと思う。

 もしそれに別の人間の存在がかかわっているなら、その人がどうしてそういう行動をとったのか、相手からの目で見ることができたら、きっと別のことが見えてきて、あぁ、相手にも事情があったのだとわかる。

 どうしていいか分からない状況に陥っても、そのことにいいことを見出すことは、実は結構できるものだと、私も前から夫と話している。

 つまらないことでいえば、お店に予約がとれなかったとしたら、きっとその日に行っていたら、おいしくない料理が出たに違いないよ、とか、いった風に。そう、たいがいは案外なんとでもなるものだ。

 けれども、本当に何か大変なことが起きた時、人は本当に問いかけることになるのだろう。どうしてこんな目にあうのかと。

 だから、毎日の些事なんかに心を砕いていられるのは幸せだということなのだろう。

 私は本を読まずにはいられない。自分を見つめたいからだ。そう、柳田邦夫氏の著書のごとく、私にとっては「読むことは生きること」だからだ。

 ベビーちゃんを授かったからこそ見えてきた世界と状況。

 あの子が多くを教えてくれる。

 

開く コメント(0)

はじめまして。ikkiです

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

 はじめまして。生後77日になりました^^もう5.4キロ、61センチ。

 これは標準体重、身長はかなり高い方なんだよ。

 2ヵ月が過ぎ、ママは僕をお散歩に連れて行ってくれるようになったのだけど、いつも道中眠ってしまい、なかなか景色を見れなくて、気がついたら家とは違う場所にいて、あれってなってしまう。

 でも、今日の夕方のお散歩では、初めていろいろお外を見られたので嬉しかったな。

 家の中もまだまだ不思議なことがいっぱいだけど、お外はやっぱり刺激的!!

 いつも眠ってしまうのは、一つにはこわいから、もう一つはゆらゆらベビービョルンなる前抱き用抱っこひもにくるまれて揺られていると眠くなるからなんだけど、そう、まだママがまだ慣れていなくて、その緊張が僕に伝わってくるのが大きいんだよね。

 かわいいお帽子もかぶせてくれるもんだから、ますますおねむになってしまう。

 今日は夕方でほんとにマンションの周囲だったから、ママも軽装で僕も帽子はなしで、
お外がとっても見やすかったんだ。

 僕の写真をたくさん撮ってくれてアルバムはもう4冊目に突入したんだけど、ママがあんまり余裕がなくて、ブログなるこの日記に僕の写真が登場するのは、これが初めてだよ。

 僕は今、おっぱいとミルクの混合栄養なんだけど、他のベビーちゃんよりたくさん吐くらしくて、パパとママはいつもあっ〜と驚いて心配ばかりしているんだ。悪いなとは思うんだけど、僕の胃はきっとみんなのよりまっすぐで吐きやすいのかもしれないな。

 でも、僕は平均32g毎日体重が増えていて、とっても健康なんだ。だから、安心してね。

 今はパパにおふろに入れてもらって、バウンサーでくつろいでいるところ♪

 もうすぐ3ヵ月健診で初めての予防接種も受けるんだよ。

 でも、ヒブワクチンっていう任意のワクチンは今品薄らしくて、最近ママはいろんな人にメールや電話で問い合わせをして躍起になっているんだけど、どうやら3〜4カ月待ちらしくて、髄膜炎っていう恐ろしい病気の予防なのに、どうして国はこれも強制にしないんだろうね。2カ月からせっかく接種できるワクチンなのに、結局受けられるのは9月か10月になりそうなんだ。

 僕の生まれた病院はとっても大きくて有名な病院だけど、地域の基幹病院でもあるから、専用電話で指定時間に予約電話を入れるんだけど、たった15分で売り切れるんだって。なんてことだ。

 ママはだから余計にお出かけには慎重で、あんまり人の多いところに行くとこわいって気をつけてくれてはいるんだけど、ね。

 新型インフルエンザもまだまだ油断ならないし、ママはなんだか風邪気味だし、僕は今はすこぶる健康なんだけど、やっぱりまだ赤ちゃんだから、いろんなこわいことがあるんだ。

 指しゃぶりもちょっと飽きちゃった。もうすぐお休みの時間。

 またママのおっぱいを飲みながら、夢の世界に行くんだよ。時々体がぴくっとなってママをびっくりさせるんだけど、それは体の反射だから気にしないでね。

 また明日もいい一日でありますように。

 

 

 
 

開く コメント(0)

開く トラックバック(2)

 生後2ヵ月が過ぎた。ようやくいろんなことが落ち着いた気がしている。

 今もどうしても泣き止まない時もあるけれど、それはやっぱりママと一緒にいたいことに尽きるから、おっぱいをあげたり、抱っこしたり、あやしたり、お散歩したり、そばにいて見ていて声をかけてあげたり、そうすればたいがい安心して、落ち着いてくれる。

 かわいい寝顔を見ていると、本当に幸せな気持ちでいっぱいになる。

 泣き止まずに疲れはてた時は、笑うことができずにみじめな気持ちになるけれど、彼はそんな私をじっと見て何が起きているか観察している。母の余裕がなくなっていること、イライラした気持ちを敏感に感じ取って、泣くのをこらえたような表情になる。

 でも、赤ちゃんだから、やっぱり泣いてしまう。我慢した分、たくさん泣いてしまう。そして、母は余計にこの状態を投げ出したくなる。でも、そんなわけにはいかないから、重くなった小さき人を抱き抱えて、途方に暮れる。

 ただかわいいかわいいと言っていられたら、どんなにいいだろう、と心底思う。でも、小さき人には彼なりのリズムがあって、母が30分も見えないと悲しくなってしまうのだ。もちろん父や祖母がいてくれれば、ちゃんと乗りきってくれる賢さはあるけれど。

 2人きりで過ごしていれば、母はごはんの支度はまずできない。うまく半調理品などを利用して彼のそばで食べる。洗濯は干している姿、取り込んでいる姿が見えていれば大丈夫。キッチンはカウンターだけど、バウンサーからは見えなくて、やっぱり寂しくな
ってしまうのだ。お風呂に入るのも一苦労。

 彼を入れてくれるのは基本的に夫なので、介助に入るが、私自身を洗うのは後回し。でも、おっぱいもあげるし、私も清潔にしておかないといけないし、何より小さき人の成長と共に肩や腕やいろんなところが凝るから、おふろにちょっとでもつかること、これは欠かせない。出産前のようにマッサージにもいけないから。

 夫は最近はやっとごみ出しなどをしてくれるけれど、基本的に片付けない人なので、脱いだ服をハンガーにかけ、読み散らかした新聞をきれいにするのは私の役割。小さき人が生まれるまではそれでよかった。そう、それが私たちのスタイルだった。

 けれども、出産後、病院から戻った時の惨状は休めなければならない体を休めるどころではなかった。私は気になるのだ。ある程度きれいにしていないと居心地が悪くて仕方ない。だから、小さき人が眠っている間、私も眠らなければならないところ、相変わらず片付けばかりしていた。実家の母が来て料理・掃除・洗濯を完璧にしてくれていけど、やっぱりあんまり勝手にはできない領域はたくさんあるからだ。たくさんの内祝の手配も、睡眠時間が毎日3時間ちょっとでは、なかなか進まなかった。

 だから、夫に八つ当たりもしてしまった。ごめんなさい、私のキャパが小さいから、どうしてもこういうことになってしまう。

 そう今は、まだまだ大量に吐くベビーちゃんを前に心配ばかりしていた頃よりは、きっと余裕もできたのだろう。育児書などの本も読み、あぁこういうことだったのかと、やっと安心したり、笑えるようになったりした。

 彼が生まれてくれたからこそ、見えてきた世界があり、自分自身の人間性にぶち当たり、限界を嫌という程思い知らされたりもした。だからこそ、いい本や気持ちのいい人に出会うと感謝の気持ちが大きくなった。苦しかったから、有り難いという気持ちを心底持てるようになったのだと思う。

 かわいい笑顔を見ていると何もかも忘れるのは事実だけど、やっぱり今も私は毎日少しは自分だけの時間を持ちたいとどこかで思い、早く職場復帰したいとも考えてしまう。毎日が切れ目なく、この2カ月間とまでは言い過ぎでも、一日一日と区切りなく続いた時間。
成長を見る喜びはもちろん大きい。でも、まだきっと私はまだまだ自分中心なのだろう。

 でも、育児書に書いてあった。自分だけの時間を毎日少しでも持ってくださいって。余裕がなくなってのイライラはやっぱりベビーちゃんにすぐ伝わってしまうからって。

 私は自分を見つめる時間が必要だ。赤ちゃんと同じで毎日起きたこと、感じたことを整理して、翌日につなげる、その区切りがもう少しやっぱり欲しいのだ。

 心では毎日多くのものを感じ、反省し、でも、ちゃんと言葉にして残しておかないと、私はふと自分がどの位置に立っているのが見失ってしまう気がする。

 まだきっとうまく整理がついていないのだろう。でも、時間がなくても、今の私の気持ちをちゃんと残しておかないと、今、ベビーちゃんと向き合っている、いろんな私をそのまま偽りなく受け入れていかないと、私の明日がない気がしている。

 本当はもっとママママしていたい。職場復帰なんかしたくないって思えるほどに。でも、やっぱりそうもいかなくて、だから、それが残念で悲しかったりすることも、それが自分だってことも、素直な気持ちにならないと、結局どこかで帳尻があわなくなってしまうだろうから。

 小さき命を慈しむ気持ちは次から次へとわいてくる。本当にかわいくて仕方ない。でも、1人の人格を持った存在だからこそ、手を焼くこともあるのだろう。だから、物語のようなただただ優しくていつも笑顔のママではいられないのだろう。その幻想とのギャップが悲しくて、体力もついていかなくて、だから体と一緒でギシギシしてくることもあるのだろう。

 だから、私がいつだって笑っていられること、そんな気持ちのいい状態を作り出すこと、それは誰かに頼るのではなく、自分のできる範囲でやっていこう。

 ママ友さんの輪も広がってきているし、これまでの友人たちとのつながりだってあるのだから。

 頑張るのではなく、楽しんで毎日を過ごしたい。そして、夫にもっとありがとうって伝えたい。私たちのスタイルはこれから少しずつ作りあげていけばいいと思えるから。そう、小さき人にとって一番良い形で。そう、私たちはそうやって、自分たち中心から少しずつ脱皮していけるんだと思う。だって、希望にあふれた未来を開こうとしている小さき人のあのキラキラした目を見れば、あの笑顔を見れば、私たちの流儀なんていつだってやめられる気がするもの。これからも3人でいい時間をたくさん過ごそうね。

 、

開く コメント(0)

全133ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事