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 本の写真(ごめんなさい、写真が何故かアップできない…)を見てくれたら何となく分かってもらえる気がするんだけど、なんかジャケ買いのたぐいの本かなぁ。着物デザイナーでもある著者の雰囲気にぴったりというか、90歳を超えた彼女の存在感が表紙にそのまま表れていて、ほんと独特の雰囲気を醸し出している。
 私は、料理本や料理エッセイを買い込むのが大好きなんだけど、小説とは違い、買ったら有頂天になってそのまま開かずになったままの本も多くて(…)、この本も買ってから半年寝かしときました(笑)。 
 有頂天といえば、三谷幸喜の「The有頂天ホテル」をDVDでやっと見たんだけど、はフツーやったやなぁ。「ラヂオの時間」や「みんなの家」の方がずっとよかった。もちろん、基調テーマの「みんなで作り上げていくことの難しさや素晴らしさ」は伝わってくるんだけど…。なんかなぁ、物足りなかった。

 今、毎週火曜夜に放送されている「僕の歩く道」は、「僕の生きる道」「僕と彼女の生きる道」に続いて、とても良いドラマだよね。主人公にかかわる周りの人たちが影響を受けて変わっていくのは前2作に引き続き、考えさせられるし、インスパイアされることも多い。自分はどうだろうって振り返ることのできるドラマは、なかなか少ないから。
 
 脱線したけど、この本を読んで、不思議とあったかい気持ちになった。素直に信じるってことがほんと大切なのかもっていう感じがしたんだよね。紹介されている料理はふぅ〜んで終わるものも多いんだけど、美文じゃないのに、一行一行が千代さんにあふれていて、食べることをとても大切にしているんだなぁとか、毎日のちっちゃなことがなんてキラキラしてるんだろうって思ったんだよね。こんなおばあちゃんになりたいっていうか、きっと千代さんはずっとキラキラした人生を送ってきたんだろうなって。

 「どんなに体によくてもおいしくなければいけない」
 「旨いものを作るコツは新鮮な材料と手をかけることである」
 「旨いものを食べると生きていることの喜びを感じます」
 もちろん同感な、こういう言葉で第1章、第2章、第3章と章立てしてあるんだけど、ほんと千代さんは素直なかわいい女性だったんだなぁとしみじみ思いながら読み終わった。
 98歳で天寿を全うした彼女の生き方がとてもいとおしいものに思える本でした。
 私は、それに比べて、食べ物に対してこんなにも素直に喜びを感じることはできないなぁと、気付いてしまったり…もしたけど、それでも、こういう本に出会うとやっぱり嬉しいな。
 

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