山越え谷越え旧道ある記

長野県飯田市を通る旧道を探検しています。三州街道、遠州街道、秋葉街道などを、散歩感覚で☆

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駒ヶ根市 大御食神社2

駒ヶ根市の地図↓
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駒ヶ根市大御食神社
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木曽駒ケ岳の麓に神社があります

大御食神社周辺の地図 ※大きくしてみてね
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第3回上伊那古東山道研究会資料より ANAHORIが色づけ書き込み
松本を目指した律令期の東山道と、諏訪を目指した古東山道

駒ヶ根市赤穂の大御食(オオミケ)神社に行ってきました。ここは社伝によると景行天皇の時代に立てられ、土地の豪族がヤマトタケルをもてなしたといういわれがあります。たしか古事記にも日本書紀にも書かれておらず、神社の社伝のみの伝承なので、真偽のほどは…なんともいえません。その社伝は神代文字という奇妙な文字で書かれています。どこの文字ともいえないくねくねした文字で偽物とも言われています。わたしも詳しく調べていないのでわかりません。そうなると伝説も定かでなくなってしまいますが。弥生人が日本に広がっていった時とか、畿内政権が東の人たちを征服した時の事が、この地の伝説になったのかもしれません。神社は大きくて立派で、いい場所に建っています。木曽山脈の最高峰、木曽駒ケ岳と、対峙する赤石山脈仙丈ケ岳の両方が拝める位置。そして南西を向いて、恵那山やその先の近畿地方を見ているように建っています。
平成三年に、第3回上伊那古東山道研究会において、大御食神社を通って諏訪に行くルートを提唱した方がいます。恵那山を越えて下伊那に入ると、東の端に仙丈ケ岳がみえます。これを目の端に入れながら北に進み、木曽駒ケ岳の正面に来て90度方向転換し、天竜川を渡ります。下伊那では天竜川は水量が多くてとても渡れませんが、ここまで来ると上流なので水量も減ってきます。小鍛冶橋のところで渡り、その先は火山峠を越えて高遠へ出ます。このルートが古東山道としたら、大御食神社は軍の駐屯地としていい場所だったのかもしれません。屯倉(みやけ)が、大御家(おおみけ)に訛ったと考えます。
ただし、律令の東山道は、直線道路が基本。それに国衙が松本に決められてからは、諏訪を通る必要がなくなったので、大御食神社には寄らなかったでしょう。
ヤマトタケルばかりでなく、このあたりには坂上田村麻呂に関する伝承もあります。なんか近畿地方からすごい軍隊が来て、ここを通っていったけど、そのときこの石に座ったんだよねとか、ここでご飯を出したんだよとか、そんな風に伝説ができたんじゃないでしょうか。田村麻呂が通ったときには突然現れた若武者が隊に加わって、空を飛んだり急降下して、敵をなぎ倒したりというスーパーマン的な活躍をするんですよ。帰りに諏訪まで来て「わしは諏訪明神じゃ」といって消えるのです。
もとは畿内政権に追われた諏訪のタケミカヅチが、征夷大将軍を助けるなんて、信州人としては納得が行かない気はしますけど。
そ、そ。諏訪太明神は今御柱の真っ最中で大賑わいです!
飯田もお練祭りやってます。
大御食神社のお祭りの額が飾られていました。とてもすばらしい絵。
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さてこの日は駒ヶ根に来てみたらすごい寒さでした。霊気と冷気は同義語ですね。さすが駒ヶ根といいながら、ごはん時なので探してみると。セ○○シュという店が見つかり、寄ってみました。
外はとてもかわいいカフェ風。
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中の飾りつけもおしゃれ。でも出てきたご主人はとっても無愛想。
この店の名前がじつは気まま、という意味らしいので、これが芸風だったのかもしれません。だとしたら大変な役者でした、天晴れ!
注文をとるのに、「そちらさんはどうしますか?ケーキメニューは入り口にあるので見に行ってきてください」
仕方なくメインを食べたところ、オムライスのトマトソースが冷たい〜〜。甘い〜〜。
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コーヒーがなみなみ〜〜〜(これが名物らしいです。後で知りました)
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グラスが曇ってる〜〜
ケーキがでかくないですか〜〜?(おいしかったです。大きくてビックリしただけ)
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でも店を出てから友達と涙が出るほど笑いました。なんだろね?グラスがこうだったとか、トマトソースがとか言いながら…。これだけ笑わせてくれたんだから感謝ですかね〜〜。

行きは国道153を通り、帰りは県道を通ってかえってきました。県道は江戸時代の伊那街道です
高森町に入ったところに、市田宿近くの一里塚の碑が立っています。
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伊那街道 一里塚から南を見る
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一里塚から北を見る

伊那街道は東山道候補ですが、どうですこの直進性。
この上手線説は近年増えてきましたが、下手線説の国道153をとる人が多いです。

駒ヶ根市 大御食神社でした

閉じる コメント(19)

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こんちゃ

景色と食べ物が
いいとこばかりですね

2016/3/27(日) 午前 10:36 [ 青い空 ]

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なみなみコーヒーは名物らしいです。こぼさず持って来る技術に感服いたしました!

2016/3/27(日) 午前 10:45 穴掘名人

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こちらでも「坂上田村麻呂」祈願のため作ったとされる観音さんがあります。
ナイスー1
少ない資料ですが、TBご覧ください。

2016/3/27(日) 午後 6:25 [ おっさん ]

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> おっさんさん
トラックバック、ナイス、ありがとうございました。坂上田村麻呂はここに観音様を納めたんですね。遠くへ戦いに行くんだから祈願をしていったのですね。桓武天皇のときですか。奇想天外な話が多いので、ついもっと昔のような気がしていました。

2016/3/27(日) 午後 6:37 穴掘名人

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ある日突然西から来た重装備の凄い軍隊が村を通過し、東に進軍していく。
聞けばあれは天皇の軍で、大将は征夷大将軍だとか。
東国の賊の成敗に行くらしい・・・・

なんて雰囲気が、穴掘りさんの文から思い描かれました。

2016/3/28(月) 午後 10:14 えこさん

青空が、映えますね^_^
明日から、春めくらしいですよ。

2016/3/28(月) 午後 10:17 harurin

> えこさんさん
そうです。田舎の人々には、絶対かなわない、したがっておこうと思わせたでしょうね。天皇の軍隊だから、大がついて、大屯倉なんだとおもいます。

2016/3/28(月) 午後 10:45 穴掘名人

> harurinさん
撮ったときはそれほどでしたが、今見るとなかなかの青ですね。訪問コメントありがとうございました。

2016/3/29(火) 午後 0:42 穴掘名人

木曽駒ヶ岳と 周辺の霊山からの 霊力が流れてきそうな
場所ですね〜
絵もすごいですね 穴掘りさんを刺激したんだろうな
と思います。

冷たくて甘い??ソース・・・ 見た目はおいしそうです
抹茶のシフォンも盛り付けもおしゃれなのに おもしろい
店主ですね〜〜 コーヒーもブラックで飲め!って
満杯なのかな クリームもお砂糖も入れたら溢れそう

『2』に気づかなかった〜〜

2016/3/30(水) 午後 0:33 さんぽ道

> さんぽ道さん
ソースは普通に温かいものですが、所々冷たいんです。とにかく名店ならぬ謎店でした。旅の思い出に、ちょっとだけおすすめします。このお店の話題でどれだけ楽しんだでしょうか(^ω^)

2016/3/30(水) 午後 1:01 穴掘名人

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大御食神社のお祭りの額、不思議ですね
ヒョットコに鍾馗様?天狗に青鬼、オカメに白狐、
どういうシュチエーションなんでしょうか

ところで実在していたとすれば
ヤマトタケさんてずいぶん辛い思いをした人なんですね

2016/3/31(木) 午後 2:58 [ いいてつ倶楽部 ]

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> いいてつ倶楽部さん
嘆きたまいし碓井山〜♪ですね。お父さんに愛されないという憂いを秘め、女性にもてて、強く賢い。日本人が好きなヒーロー像らしいですね。
この額の絵は秋のお祭りを描いたものみたいです。お練祭りといって、獅子舞、先導、ひょっとこ、狐などがついて行列をして地区を歩くというものです。ひょっとこなどはお面をかぶってますが、絵では本物のように描かれていますね。下伊那の念仏踊りに近いものらしいとのことです。

2016/3/31(木) 午後 9:36 穴掘名人

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別の話ですが、
昨日「岐阜県海津歴史民族資料館」へ行ってきまして、
わかりやすい「古墳」についてのテキストいただいて帰ってきました。これも参考に勉強をしていきますわ。

2016/4/4(月) 午後 1:55 [ おっさん ]

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TBまた 見てくださいね。
わかりやすいテキストです。

2016/4/4(月) 午後 1:59 [ おっさん ]

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近江への文化は、淀川水系から入ってきたのとばかり思っていましたが、講座より県境《鈴鹿山系》岐阜・三重・奈良などの近隣地域についての文化交流を、少しずつ探訪しょうかなと思っています。

2016/4/6(水) 午前 5:52 [ おっさん ]

なるほど。近畿圏だからといって奈良、京都、大阪とは限らないんですね。美濃国や尾張国も、拮抗していて、最後は西が勝ったのかもしれませんね。近江は真ん中で難しい立場だったかもしれませんね。

2016/4/6(水) 午後 1:20 穴掘名人

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> おっさんさん
上もおっさんさんへのリコメです。古墳時代は日本の場合文献資料はありませんが、埋納されたものや埴輪、墳丘の形など、いろんなものが語ってくれ、推理できるところが面白いですね。文献の無い弥生や秒文よりはるかに饒舌です。また文献はゆがめられていることがあり、文献のある時代にまけない、案外確かな資料があるといえるかも知れません。古墳ファン、そういうところに魅力を感じるのかも。

2016/4/6(水) 午後 10:53 穴掘名人

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過日 岐阜県・海津市歴史民俗資料館へ下調べに行きました。
もらった資料の調査をしています。
時間を取り、現地探訪をする予定しています。

2016/4/16(土) 午前 6:19 [ おっさん ]

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> おっさんさん
山がちなところに住んでいると平野が羨ましいですが、平野部の灌漑工事はよほどの権力者がいないとできない、大工事ですね。古墳がいくら大きくても、灌漑工事をやる人たちにとっては、土を盛るくらいなら朝飯前だったことでしょう。最近古墳時代が面白いです。

2016/4/17(日) 午後 3:29 穴掘名人

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