(旧) 文処 つばめ庵

簡単な楽譜だからと言って侮ったら間違える

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さっき、家の近くの八百屋に買い物に行った。野菜ジュースが安いから買ってきてくれ、と祖父に言われて買いに行ったのである。お1人様2本限りという厳しい条件が付いていたので、私は無理矢理妹をつれて八百屋に行ったのである。

八百屋に行って目当てのジュースを買い、レジに並ぼうとした私たちの横に、魔女みたいな容姿をしたおばあさんが、花束を持って立っていた。そのおばあさんは、店のおばさんに「これ、虹色のバラだから」と言っておばさんに花束を渡していた。私は「虹色のバラ!?」と思わず叫び、そのおばさんたちの会話に無理矢理参加した。私と妹はそのバラを見て、「ほ、本当に虹色だ」と興奮し、その魔女っぽいおばあさんに「どうしたんですか、これ?」と問いつめた。おばあさんは「店にあったの全部買ったのよ」といって、その後「あなたたちにも一本あげるわ」と言い、その虹色のバラを一本くれた。私と妹はとても感激し、何度も魔女っぽいおばあさんにお礼を言い、店を出た。その間際、魔女っぽいおばあさんが「さわやかなカップルねぇ」と言ってきたが、私たちは「いや、ウィーアー兄妹」と頭の中で否定しながら家に向かって歩いた。

店から家までは50メートルもないが、その間私は妹といろいろ話をした。妹は
「前にテレビで見たけど、虹色のバラって100本で12万円するんだって。じゃあ1本120円か、大したことないね」
と間違っていたので、私は親切に
「1200円でしょ、10本で12000円なんだから」
と教えてあげた。つくづくやさしい兄である。

家につき、祖母や祖父にそのバラを見せてあげたところ、祖母が大慌てで花瓶をセットし、祖父は私たちと一緒に携帯で写メを取っていた。めったに写メなんかしないひとが、よっぽど珍しいんだな、このバラ。そう思った。後からそれを見たひーばーちゃんは「これ何?」といい、バラだと答えたら「あっらー!」とイスラム神の名前を口にしていた。神の名前を口にするほど驚く、というのもよくわからないが、それだけの力がバラにあったという事だろう。バラっておそろしい。

中世の貴公子なんかがよくバラを口にくわえてえらそうにしている場面がマンガなどによく載っているが、そのバラが虹色だったらどんなにかっこいいだろう。現実は貴公子ではなく平凡な高校生だが…。

閉じる コメント(2)

素敵なバラですね♪どうやって作るんだろう。。。

2008/6/21(土) 午後 8:49 [ popo♪ ]

白バラがベースで、一本ずつ繊維を調べ上げて色素を入れていくみたいですよ。すごいですよね、これ。

2008/6/21(土) 午後 10:25 R-Dolf


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