(旧) 文処 つばめ庵

簡単な楽譜だからと言って侮ったら間違える

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入学式のこと ケータイ投稿記事

入学式があった。高校の時とかと違って私の通う大学は1日から学校があるらしい。エイプリルフールの日に入学式とは、何かドッキリでもあるんじゃないかと思ってしまう。
母親とともに大学の最寄り駅を降り、ホールへと向かう。音大のホールで入学式となれば、いいホールで何か演奏でも聴けるんだろうな、と思いながらの道は、いつもより長く感じた。緊張しているのかなぁとも思ったが、後で考えたら親の速度に合わせて歩いたから時間がかかっただけである。

広々としたホールに入って席に着き、はじまるのを待った。そのうちブザーが鳴り、舞台の上にぞろぞろと人が現れ、セットしてある席に着いた。多いなーと思ってると今度は銀髪の初老の人が舞台に現れてお辞儀をし、「ロス・オリンピック・ファンファーレ」の式を執り始めた。ロス・オリンピック・ファンファーレとは、日本でもすっかりおなじみの「ソミミソソミラソファソミミソソミ」のあれである。私はその曲の最初しか聴いたことがなかったので、軽く感動した。生きていると、思わぬところでいいことに出会うものである。
演奏が終わると、君が代である。日本の国歌とはいいながら、こういう式典とスポーツの大会くらいでしか聴くことがないなんて、作った人も浮かばれない。まだ、バラエティー番組でよく流れるアメリカの国歌のほうがなじみ深いような気がする。私も未だに歌詞があやしくて…ゴホンゴホン。
君が代の前奏がフルオーケストラで流れる。高校の卒業式の時には音楽の先生が「レドレミソミレ」とピアノで弾いてただけだったから、えらい違いである。母親もこのフルオーケストラには感動したらしく、「君が代のフルオーケストラをさぁ、生で聴いたの初めてだったから感動したよ」と自ら熱く語っていた。

君が代で母親が感動した後は、長ったらしい学長の話とか理事長の手短な話があり、最後に「タンホイザー」の演奏があった。タンホイザーは、中学で奇妙な歌詞がついたのを歌わされたのもあってよく知っていたが、オーケストラのを生で聞くのは初めてである。
トランペットが雄大な響きをかっこよく出して曲がはじまるのがタンホイザーである。だが、この入学式でトランペットの人が音を思いっきり外し、ニヤニヤしながら聴いた記憶がある。おそらくこの会場の98%のひとは、「やっちゃったよ…」とか「あ、音外しちゃった」と思っていることだろう。トランペットをやった本人も本人で、本番終了後に頭を抱えて「うぁー」と叫んでいるに違いない。会場が一つになったように感じて私はニコニコしながら聴いてたが、となりの背の高い人は顔色一つ変えずに聴いてたので、さすがである。

さて、これからどんな大学生活がはじまるかと思うと楽しみである。4年後は果たしてどうなっているのだろうか。

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