旬野菜_野良人(のらびと)

美しいより美味しい野菜、安いより安全な野菜を作りたい。

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直売所の野菜の売り方

私は近くのJA系の直売所にも野菜を出しているのですが同じような野菜を出すライバルが多いので出し方にも工夫が必要です。

そもそも直売所に野菜を出している農家は現役を引退した農家のお年寄りが老後の趣味といった感じで野菜を出していたり、果樹や加工食品などの季節のものを出していたりする人も多いので同じものが同じタイミングでたくさん売り場に並んでしまうことが少なくありません。比較的作りやすいジャガイモやサツマイモ、里芋や玉ねぎなどや、時期が偏って収穫されて保存がきかない梨や柿、イチゴやブドウなど、そして冬に作られる切り干し大根などは多くの人が同じことを考えてたくさん売り場に出すのでなかなか売れないし値段も安くなってしまいます。

はっきり言って直売所に品物を出す農家の人はあまり商売について考えてないようで値段をやたら安くしたり、陳列棚が空いていると端から端まで全て自分の商品を並べてしまったりします。それを多くの農家が同じようにやるので時期によってはほぼすべての棚が同じ商品になってしまったりするのです。こんな商品の陳列は商売を考えたスーパーなどでは有り得ないのですが直売所では普通の事です。

直売所に品物を出す農家としては同じものを作って出す方が栽培的にも作業的にも楽なので結果的に皆が同じものばかりを出す傾向はどうしても避けられなくなります。

ただその流れに従っていてはせっかく出したものが売れないので、なるべく他人がやっていない事や物を探して挑戦していくことが直売所で自分の商品が売れるチャンスとなるのです。

こんな事を言っても私はあまり直売所にたくさん商品を出しているわけではなく、それほど大した工夫をしているわけでもないのですが、直売所向けに実行していることのいくつかを紹介します。

1つ目は里芋です。普通の人は掘った里芋を土付きで袋に入れているのですが私の場合はきちんと洗って更に表面の毛を手できちんと取ってから袋詰めしています。里芋は調理する際に土を洗い流すとか表面の毛を取るとかの下作業が大変なので予めきれいに洗ってある芋は結構売れます。でも手間がとてもかかるので割に合うかどうかというと微妙なところです。時間のある冬の時期に手間を惜しまないならばこれは確実に高く売れるのでお勧めな売り方です。

2つ目は玉ねぎです。ちょうど今の時期なのですが売り場には収穫したばかりの玉ねぎが山のように並んでいます。しかしどれも茶色の普通の玉ねぎです。中には早生の白い玉ねぎもあるのですが私の場合は赤玉ねぎを中心に出しています。理由は分からないのですが赤玉ねぎを作っている人はあまり居ないようでそこそこの需要が有ります。ただこれは赤玉ねぎを作る人が増えてしまうと優位性が無くなってしまうのでやはり微妙な策でもあります。ただ赤玉ねぎは保存性が悪くて夏までに売り切らないとならないのでそもそも作る人が少ないのかもしれません。

3つ目はナスです。ナスは夏野菜の代表格で毎年山のように出品されます。もちろん競争もし烈なのですが私の場合は米ナスを多く出しています。米ナスはヘタが緑色のとても大きなナスなのですがやはり作る人が少ないようで出すと売れる野菜です。とにかく巨大なので見た目の珍しさから買う人も多いようです。しかし米ナスはあまりたくさん成らないので収量も少なくて効率的な面では良くないかもしれません。

この3つの野菜はどれも商売を考えると実はそれ程メリットばかりではないのですが、直売所に出した野菜は売れないとただゴミになってしまいます。これらの野菜は手間ばかりかかったり、効率的を考えるとあまり費用対効果が良くなかったりするのですが、他の品物より出したものが売れる可能性が高く、結果としては歩留まりがいいのです。

本当はあまり手間がかからないで高くたくさん売れる野菜が有ったらいいのですが、そうはいかないのが商売です。

直売所の客層のニーズをうまく掴めたらそこそこの商売にはなるのですが、実際は過当競争の中で割に合わないこと
が多いのが直売所という場所なのです。

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    のらびとメールマガジン(第313号)

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野良人(のらびと)の生活におけるそこはかとない話題
を野菜や畑の情報と共にお届けするメールマガジンです。

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         今週の話題
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だんだんと雲が多い不安定な天気が増えてきました。今
週末くらいからいよいよ梅雨に突入でしょうか。梅雨と
いうと元気に繁っているジャガイモがいよいよ枯れてし
まうタイミングなのですが試しに芋を掘ってみました。
まだ1株だけしか掘っていないのですがとてもいい出来
でたくさんのジャガイモが出来ていました。早速、茹で
て食べたらとても甘くておいしい芋でした。近いうちに
新ジャガがお届けできると思いますのでお楽しみに。

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        今週の主な野菜
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 ・サニーレタス
 ・小松菜
 ・チンゲン菜
 ・コスレタス
 ・水菜
 ・大根
 ・新玉ねぎ
 ・絹さや
 ・グリーンピース空豆
 ・ニンニク
 ・人参
 ・キャベツ

  など

※出荷する野菜はS、M、Lのセットによって異なります。

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        旬の野菜の紹介
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人参がやっと収穫できました。今年の春の人参は種蒔きに
失敗してあまり数が無いのですがこれからしばらくはお届
けできそうです。新玉ねぎと春人参と新ジャガが揃ったら
待望のカレーを作るしか無さそうです。この3つの野菜は
本当に欠かすことができない野菜です。

キャベツがやっと採れました。春のキャベツは生長が早く
て先週は巻きが甘かったので出荷を見送ったら今週ではも
うやや出来過ぎ感がでてきました。出来すぎると黄色くな
ったり割れたりしてしまうのです。特にとんがりタイプは
適期が短いので出荷が難しいのですが、丸いタイプは穏や
かなのでやや長く出せるそうです。

エンドウ豆のようですが皮が色褪せたシワシワのものはグ
リーンピースです。グリーンピースは鞘ではなく中身の豆
を食べるので熟するのを待っていました。今年も絹さやや
スナップエンドウなどのえんどう豆がうまくできなかった
のですがグリーンピースもいまいちでした。少ししか採れ
なかったので残念ながら今回だけになりそうです。

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        のらびとコラム
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直売所の野菜の売り方

私は近くのJA系の直売所にも野菜を出しているのですが
同じような野菜を出すライバルが多いので出し方にも工夫
が必要です。

そもそも直売所に野菜を出している農家は現役を引退した
農家のお年寄りが老後の趣味といった感じで野菜を出して
いたり、果樹や加工食品などの季節のものを出していたり
する人も多いので同じものが同じタイミングでたくさん売
り場に並んでしまうことが少なくありません。比較的作り
やすいジャガイモやサツマイモ、里芋や玉ねぎなどや、時
期が偏って収穫されて保存がきかない梨や柿、イチゴやブ
ドウなど、そして冬に作られる切り干し大根などは多くの
人が同じことを考えてたくさん売り場に出すのでなかなか
売れないし値段も安くなってしまいます。

はっきり言って直売所に品物を出す農家の人はあまり商売
について考えてないようで値段をやたら安くしたり、陳列
棚が空いていると端から端まで全て自分の商品を並べてし
まったりします。それを多くの農家が同じようにやるので
時期によってはほぼすべての棚が同じ商品になってしまっ
たりするのです。こんな商品の陳列は商売を考えたスーパ
ーなどでは有り得ないのですが直売所では普通の事です。

直売所に品物を出す農家としては同じものを作って出す方
が栽培的にも作業的にも楽なので結果的に皆が同じものば
かりを出す傾向はどうしても避けられなくなります。

ただその流れに従っていてはせっかく出したものが売れな
いので、なるべく他人がやっていない事や物を探して挑戦
していくことが直売所で自分の商品が売れるチャンスとな
るのです。

こんな事を言っても私はあまり直売所にたくさん商品を出
しているわけではなく、それほど大した工夫をしているわ
けでもないのですが、直売所向けに実行していることのい
くつかを紹介します。

1つ目は里芋です。普通の人は掘った里芋を土付きで袋に
入れているのですが私の場合はきちんと洗って更に表面の
毛を手できちんと取ってから袋詰めしています。里芋は調
理する際に土を洗い流すとか表面の毛を取るとかの下作業
が大変なので予めきれいに洗ってある芋は結構売れます。
でも手間がとてもかかるので割に合うかどうかというと微
妙なところです。時間のある冬の時期に手間を惜しまない
ならばこれは確実に高く売れるのでお勧めな売り方です。

2つ目は玉ねぎです。ちょうど今の時期なのですが売り場
には収穫したばかりの玉ねぎが山のように並んでいます。
しかしどれも茶色の普通の玉ねぎです。中には早生の白い
玉ねぎもあるのですが私の場合は赤玉ねぎを中心に出して
います。理由は分からないのですが赤玉ねぎを作っている
人はあまり居ないようでそこそこの需要が有ります。ただ
これは赤玉ねぎを作る人が増えてしまうと優位性が無くな
ってしまうのでやはり微妙な策でもあります。ただ赤玉ね
ぎは保存性が悪くて夏までに売り切らないとならないので
そもそも作る人が少ないのかもしれません。

3つ目はナスです。ナスは夏野菜の代表格で毎年山のよう
に出品されます。もちろん競争もし烈なのですが私の場合
は米ナスを多く出しています。米ナスはヘタが緑色のとて
も大きなナスなのですがやはり作る人が少ないようで出す
と売れる野菜です。とにかく巨大なので見た目の珍しさか
ら買う人も多いようです。しかし米ナスはあまりたくさん
成らないので収量も少なくて効率的な面では良くないかも
しれません。

この3つの野菜はどれも商売を考えると実はそれ程メリッ
トばかりではないのですが、直売所に出した野菜は売れな
いとただゴミになってしまいます。これらの野菜は手間ば
かりかかったり、効率的を考えるとあまり費用対効果が良
くなかったりするのですが、他の品物より出したものが売
れる可能性が高く、結果としては歩留まりがいいのです。

本当はあまり手間がかからないで高くたくさん売れる野菜
が有ったらいいのですが、そうはいかないのが商売です。

直売所の客層のニーズをうまく掴めたらそこそこの商売に
はなるのですが、実際は過当競争の中で割に合わないこと
が多いのが直売所という場所なのです。

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         あとがき
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先日地域の防災放送で住民に注意喚起をするこんな放送が
流れていました。

「警察を語った、振り込み詐欺に会わないようにする何ら
かの装置(機械)の販売に関する詐欺電話が掛かってきて
いる。この電話は詐欺なので注意してほしい」

オレオレ詐欺が通用しなくなると今度は詐欺に会わないよ
うにする機械を販売するように方向転換した詐欺集団のあ
の手この手の努力は大したものだ。

詐欺電話が掛かってくるとピカピカ光って知らせてくれる
電話なのだろうか。もし有るならば是非欲しいところだ。

こんな便利な電話が有ったら詐欺集団が詐欺電話をする時
に困ると思うのだが、そもそもこれに騙されてしまう人な
らばそれにさえ気づくことも無いのかもしれない。

詐欺集団も詐欺に引っかかる人が予め分かる電話を開発し
た方が詐欺の仕事の効率がいいと思うのだがどうだろうか。

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発行日:2019年6月5日

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図書館の使い方

私は2週間に一度くらい図書館に行ってたくさんの本を借りて来るのだが、あちこちと何回も引っ越しながらもう15年以上も図書館利用の生活を続けている。

図書館には本を借りに行くのだがそこには色々な人が居る。絵本を借りに来たお母さんと子供とか、受験勉強をしている学生らしき若者とか、見た目からはいったい何をしているのか良く分からない人々とか結構多くの人を見かける。

ただ、やはり図書館という場所は特殊な部類に入るのか学生では無い若年層とか、子連れではない中年男女とかを見かける事は極端に少なく、この手の人々の方が圧倒的に多い世間一般的な商業施設などと比較すると特異な場所なのだということが分かる。図書館に入ると感じる一種異様な雰囲気(悪い意味ではない)はこのためだろう。

図書館は本を借りたり読んだりする以外に勉強をするにもこの上ない環境である。冷暖房完備だし静かだし、何より他にも一生懸命に勉強している人がたくさん居るので集中できるし励みにもなる。必要に迫られてやる試験勉強などには特におすすめである。

最近、図書館に行って感じることが有る。それはちょっと違った雰囲気の客が目立つようになったことだ。以前より高齢に近い男の人を多く見かけるようになっている。

この年齢的にいわゆるお爺さんの人達はあまり以前から図書館に通い続けていたという感じではなく、目当ての本を借りたらすぐに帰路に着くといった感じでもない。私の場合は本を図書館で読むことはほとんどなく、借りた本を返したらすぐに別の本を探して再び借りたらすぐに帰るというスタイルを続けている。わざわざ本を図書館で読むより借りて帰って家で読む方が好きだからである。

このお爺さん達の中にはそれほど高齢ではない人もいるようだが押しなべて定年退職をして今は悠々自適な生活をしている装いの、いわるゆる時間を持て余しているらしい人々ばかりだ。本を読む時間がたくさんあるのだろう。

それでは好きな本を読むことに精力を傾けているかというとそうでもないようだ。雑誌コーナーのソファーに座ってパラパラと何をするでもなく雑誌をめくっていたり、あまり興味のなさそうな漫画本を何冊か机に積んで見ている素振りをしていたり、はたまた単に椅子に座ってボーっと屋外や宙を見ていたりする。とても読みたい本を読むために来ているという感じとは程遠い雰囲気だ。

私は先にも書いたように2週間に1度くらいしか図書館にはいかないのだが結構な確率で同じ人を見かける事から、恐らく毎日に近い周期で図書館に通っているのだろう。もしかしたらほぼ一日中図書館にいるのかもしれない。

ここまで来るとほぼ分かるのだが、この人たちは恐らくやる事が無く、行く所も無いので日々図書館に惰性で通っている人たちに違いないと判断できるのである。

仕事を退職して実質隠居生活に入ると最初はずっとやりたかった事をやるのだろうが、やがてやり尽くしてやる事が無くなってしまう。体力を使ったり苦労してわざわざ何かをやるのも大変だし金がかかることもやりたくない。遠くまで出歩くのも面倒なので必然的に近くの公共施設の図書館に行きついたのではないか。

私も若い頃には図書館に行ったことは無く、頻繁に通い始めたのはここ15年くらいである。恐らくこのお年寄り連中もつい最近までは図書館などに来たことはほとんどなかったのではないだろうか。今になって図書館に来たとしても本を借りて帰って家で読むという習慣は身についていないし、図書館で勉強をしたり読書をしたりするという気も無いのでただボーっと暇つぶしをしているのかもしれない。

やる事が多すぎて常に仕事や用に振り回されるのは本当につらい。しかし実際に時間を持て余してみるとやる事が無いのも実は相当つらいことに気づく。

私も以前に時間つぶしを目的に図書館を利用したことが有るがすぐに飽きて時間を持て余してつらくなってくる。本当に暇を持て余すと日がな公園のベンチに座って鳩に餌をやるだけという何かのシーンを思い出すが、図書館を時間つぶしの場所に使うのは賢いようで実は愚かでもある。

その理由は図書館はほとんどの人がきちんとした目的をもって来ている場所だからである。読みたい目当ての本を探したり勉強をしたりと目の前にやる事がしっかりと見えている人ばかりの場所で、やる事が無く単に時間をやり過ごすだけが目的の人にとってその光景がどう見えるのか。

学校や仕事をさぼって目的もなく街をぶらぶらしているみたいな手持無沙汰な感じになるのではないだろうか。

目的をもって忙しそうに目の前を通り過ぎていく人々に自分が取り残されてしまっているように感じないだろうか。

自分の周りが同じような境遇の人ばかりの環境ならばまだ気分的に救われるのかもしれないが、その環境が自分にとって特異であり自分だけ時間が止まってしまっているように感じるならばなるべく長居はしないほうがいいと思う。

気が付くと奥までハマり込んで出られなくなってしまう。

年を取ってからの第二の人生を送る際の暇つぶしの場所として図書館を活用するのも一考だが、私は図書館をもっと目的を持った前向きな場所として利用して行けたらと思う。

実際はくだらない雑誌や漫画なども借りていたりするがタダで本を読みたいだけ読める図書館は使わないと損である。

図書館の本をボロボロにするまで使い倒したほうがいい。

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    のらびとメールマガジン(第312号)

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野良人(のらびと)の生活におけるそこはかとない話題
を野菜や畑の情報と共にお届けするメールマガジンです。

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         今週の話題
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先週末は真夏のように気温が上がって最高33度にもな
りました。まだ暑さに慣れていないこの時期のあまりの
暑さに倒れそうになる程でした。梅雨の前のこの時期に
これくらいの高温になるとは、これが真夏になったらど
うなるのかが心配です。今年の夏は猛暑でしょうかね。

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        今週の主な野菜
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 ・山芋
 ・サニーレタス
 ・小松菜
 ・チンゲン菜
 ・コスレタス
 ・水菜
 ・大根
 ・新玉ねぎ
 ・絹さや
 ・空豆
 ・ニンニク

  など

※出荷する野菜はS、M、Lのセットによって異なります。

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        旬の野菜の紹介
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今年のニンニクが採れました。結構大きくて立派なニンニ
クです。ニンニクは年によっては病気になってうまく育た
ないことが有ります。今年も中にはうまく育たなかった株
も有りますがおおむね良いものが採れました。ニンニクの
香りは好みが分かれますが私は大好きです。ペペロンチー
ノなどの思いっきりニンニクを効かせたパスタなどがお勧
めです。

絹さやとそら豆が今回で終わりになりそうです。特にそら
豆は今年は外れ年のようでそら豆農家の畑にも病気が入っ
てロクな出来では無いように見えました。例年と一体何が
違うのか分かりませんが年によっては出来不出来が大きく
異なることが色々な野菜でも有ります。去年の11月から
12月にかけて異常に暖かかったのでそのせいでしょうか。

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        のらびとコラム
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図書館の使い方

私は2週間に一度くらい図書館に行ってたくさんの本を借
りて来るのだが、あちこちと何回も引っ越しながらもう1
5年以上も図書館利用の生活を続けている。

図書館には本を借りに行くのだがそこには色々な人が居る。
絵本を借りに来たお母さんと子供とか、受験勉強をしてい
る学生らしき若者とか、見た目からはいったい何をしてい
るのか良く分からない人々とか結構多くの人を見かける。

ただ、やはり図書館という場所は特殊な部類に入るのか学
生では無い若年層とか、子連れではない中年男女とかを見
かける事は極端に少なく、この手の人々の方が圧倒的に多
い世間一般的な商業施設などと比較すると特異な場所なの
だということが分かる。図書館に入ると感じる一種異様な
雰囲気(悪い意味ではない)はこのためだろう。

図書館は本を借りたり読んだりする以外に勉強をするにも
この上ない環境である。冷暖房完備だし静かだし、何より
他にも一生懸命に勉強している人がたくさん居るので集中
できるし励みにもなる。必要に迫られてやる試験勉強など
には特におすすめである。

最近、図書館に行って感じることが有る。それはちょっと
違った雰囲気の客が目立つようになったことだ。以前より
高齢に近い男の人を多く見かけるようになっている。

この年齢的にいわゆるお爺さんの人達はあまり以前から図
書館に通い続けていたという感じではなく、目当ての本を
借りたらすぐに帰路に着くといった感じでもない。私の場
合は本を図書館で読むことはほとんどなく、借りた本を返
したらすぐに別の本を探して再び借りたらすぐに帰るとい
うスタイルを続けている。わざわざ本を図書館で読むより
借りて帰って家で読む方が好きだからである。

このお爺さん達の中にはそれほど高齢ではない人もいるよ
うだが押しなべて定年退職をして今は悠々自適な生活をし
ている装いの、いわるゆる時間を持て余しているらしい人
々ばかりだ。本を読む時間がたくさんあるのだろう。

それでは好きな本を読むことに精力を傾けているかという
とそうでもないようだ。雑誌コーナーのソファーに座って
パラパラと何をするでもなく雑誌をめくっていたり、あま
り興味のなさそうな漫画本を何冊か机に積んで見ている素
振りをしていたり、はたまた単に椅子に座ってボーっと屋
外や宙を見ていたりする。とても読みたい本を読むために
来ているという感じとは程遠い雰囲気だ。

私は先にも書いたように2週間に1度くらいしか図書館に
はいかないのだが結構な確率で同じ人を見かける事から、
恐らく毎日に近い周期で図書館に通っているのだろう。も
しかしたらほぼ一日中図書館にいるのかもしれない。

ここまで来るとほぼ分かるのだが、この人たちは恐らくや
る事が無く、行く所も無いので日々図書館に惰性で通って
いる人たちに違いないと判断できるのである。

仕事を退職して実質隠居生活に入ると最初はずっとやりた
かった事をやるのだろうが、やがてやり尽くしてやる事が
無くなってしまう。体力を使ったり苦労してわざわざ何か
をやるのも大変だし金がかかることもやりたくない。遠く
まで出歩くのも面倒なので必然的に近くの公共施設の図書
館に行きついたのではないか。

私も若い頃には図書館に行ったことは無く、頻繁に通い始
めたのはここ15年くらいである。恐らくこのお年寄り連
中もつい最近までは図書館などに来たことはほとんどなか
ったのではないだろうか。今になって図書館に来たとして
も本を借りて帰って家で読むという習慣は身についていな
いし、図書館で勉強をしたり読書をしたりするという気も
無いのでただボーっと暇つぶしをしているのかもしれない。

やる事が多すぎて常に仕事や用に振り回されるのは本当に
つらい。しかし実際に時間を持て余してみるとやる事が無
いのも実は相当つらいことに気づく。

私も以前に時間つぶしを目的に図書館を利用したことが有
るがすぐに飽きて時間を持て余してつらくなってくる。本
当に暇を持て余すと日がな公園のベンチに座って鳩に餌を
やるだけという何かのシーンを思い出すが、図書館を時間
つぶしの場所に使うのは賢いようで実は愚かでもある。

その理由は図書館はほとんどの人がきちんとした目的をも
って来ている場所だからである。読みたい目当ての本を探
したり勉強をしたりと目の前にやる事がしっかりと見えて
いる人ばかりの場所で、やる事が無く単に時間をやり過ご
すだけが目的の人にとってその光景がどう見えるのか。

学校や仕事をさぼって目的もなく街をぶらぶらしているみ
たいな手持無沙汰な感じになるのではないだろうか。

目的をもって忙しそうに目の前を通り過ぎていく人々に自
分が取り残されてしまっているように感じないだろうか。

自分の周りが同じような境遇の人ばかりの環境ならばまだ
気分的に救われるのかもしれないが、その環境が自分にと
って特異であり自分だけ時間が止まってしまっているよう
に感じるならばなるべく長居はしないほうがいいと思う。

気が付くと奥までハマり込んで出られなくなってしまう。

年を取ってからの第二の人生を送る際の暇つぶしの場所と
して図書館を活用するのも一考だが、私は図書館をもっと
目的を持った前向きな場所として利用して行けたらと思う。

実際はくだらない雑誌や漫画なども借りていたりするがタ
ダで本を読みたいだけ読める図書館は使わないと損である。

図書館の本をボロボロにするまで使い倒したほうがいい。

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         あとがき
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東京オリンピックが1年後に迫っているようだが全く興味
がない。そもそもテレビが無いので中継を見る事が無いだ
ろうし、実際に会場まで行ってみたいなんて全く思わない。

前回の東京オリンピックは戦後復興の集大成のようで盛り
上がったらしいが、果たして今回のオリンピックは本当に
盛り上がるのだろうか。

日本人の活躍を願わないわけではないがオリンピックだか
らといって特に過剰に優遇されるべきでもないだろう。

ところで今から頑張って出られる種目が有るだろうか。

もし有るならば挑戦してみるのも一考である。

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発行日:2019年5月29日

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そろそろ5月も終わる時期ですがやっと夏野菜の畑への定植が一通り終わりました。具体的にはトマト、ナス、ピーマン、カボチャ、キュウリ、スイカ、ズッキーニなどです。

2月末にハウスで苗を作り始めてからずっと育苗を続けてきてやっと大地に生長を託すことができました。3月のとても寒い日にトマトとナスの苗をうっかり厳しい寒さに当てて苗がひどく傷んでしまい、例年通りに生長が追いつくのにかなりの時間がかかってしまいました。そのために定植を例年より2週間くらい遅らせて行いました。この遅れの分を今後の生長でどこまで取り戻せるか分からないのですが、これからの夏野菜の頑張りに期待したいです。

今、生長が著しい野菜はジャガイモです。ジャガイモは3月20日頃に植えたのですが寒の戻りのために生長が遅れてしまいました。ジャガイモは生長に合わせて土寄せを行って根元を山にしていくのですが、今までに3回土寄せを行ってあとは収穫を残すだけとなりました。今頃は丁度ジャガイモの花が咲く頃で白や薄青い小さな花が畑にたくさん咲いています。土の中ではもうだいぶ芋が育ってきているのですがまだピンポン玉サイズにも満たないくらいでしょうか。これから梅雨に入るとジャガイモは必ず病気にかかって枯れてしまうものなのでそれまでの生長が勝負です。今年のジャガイモの豊作不作はこれからの時期に大きく左右されます。とにかく入梅が遅い事を願います。

定植した夏野菜の苗が育ってくると色々と手入れをしないとなりません。雑草を刈ったり枝の剪定をしたり実が成った時に倒れないように支柱やネットを立てたりと色々な事をやらないとなりません。特にこれからの時期の雑草は生長が早いので油断して雑草に覆われてしまうと野菜たちが負けてしまいます。野菜を数か所の畑に分けて植えてあるのですが雑草の草刈りはこれからの仕事のとても重要な部分となります。日々雑草との戦いになると言っても過言では有りません。なんとか今年も負けないようにしたいです。

雑草を防ぐためにビニールマルチを張ったり敷き藁をしたりするのですがそれでも除草作業はとても困難な仕事になります。ちなみに畑に土が乾燥していると雑草の生長がとても遅くなるのですが野菜の苗の生長もゆっくりになってしまいます。雨がたくさん降ると野菜の生長は良くなるのですが当然雑草の勢いも負けないくらいに強くなります。

雑草は手ごわいのですが野菜の生長がいい方が収穫が期待できるので梅雨の時期の雨には期待したいところです。

そして米作りについてです。今年の米作りは去年より遅めに田植えをして稲刈りの時期を作業的に余裕のある10月に行う予定でした。去年は5月10日くらいに田植えをしたのですが今年は3週間くらい田植えを遅くしようと考えて種蒔きを等の準備を進めていました。ところが種をまいてみると芽がほとんど出てきません。原因は良く分からないのですが恐らく種まきをしてからはきちんと芽が出そろうまで水を遣ってはいけないのですが、土の表面が乾燥してきたのでうっかりと水を遣ってしまったことが今回の芽の出ない原因のようです。ただ実際は良く分かりません。

米の箱苗はきちんと芽が出ると人工芝のシートのようにびっしりと緑の苗が生えそろうのですが、今回の苗はパラパラで10分の1も芽が出ていない状態です。この失敗は悔やんでも悔やみきれないのですが、とにかく失敗したことは忘れてやり直すしかありません。再び種を選別したり水につけて芽出しをしたりする必要があり、2度目の種まきは今週末になりそうです。これは予定より2週間遅れとなり、去年よりは1か月以上遅い6月中旬の田植えとなりそうです。

今までこの位の遅い時期に田植えをした事が無いのでどうなるか分かりませんが、例年の他の人の田んぼを見るとかなり手植えが遅い人もいるようで、恐らく6月中旬は一番遅い時期になると思えますがとにかくやってみようということにしました。

昔の農家は麦の収穫を終えた後に田植えをする事が有ったようで、その場合はかなり遅い田植えとなります。そもそも今の田植えは4月中旬から始まりますがそれだと8月末にはもう稲刈りとなり、昔と比べたらかなり早い時期の稲刈りとなっています。

今回の私の田植えは苗づくりの失敗でかなり遅い田植えとなってしまいますが昔の田植えの時期に近いことになるのかもしれません。とにかくやってみます。

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