暮らしの経済手帖

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今回からいよいよ待望(?)のベーシックインカム構想 編に入ります。このブログサイト開設当初から是非とも取り上げたかったテーマです。

ベーシックインカムは国がすべての国民に一定額の給付金を無条件で定期的に配り続ける制度です。この制度がもし実現するのであれば完全に無収入状態になってしまう人はいなくなります。
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このブログサイトの「社会保障・福祉・医療問題 」編で生活保護問題を数回に渡り書いてきましたが、この制度は非常に利用申請と受理のハードルが高く、餓死寸前の状態でありながら福祉事務所から保護が認めてもらえないという漏給問題が存在します。誰もがもれなく恩恵を受けられる素晴らしい制度だと自分は考えています。

しかしながらこのような一見夢のような制度に憧れつつも、導入して大丈夫なのかという不安を抱く人がたくさんおられることでしょう。よくないといわれる日本の国家財政状況をさらに悪化させないかとか、働く人がいなくなってしまうのではないかとか、既存の社会保障制度が全部廃止になってしまって、結局は社会保障削減になってしまうのではないかなどといった疑問や心配です。

ベーシックインカムの実現性についてですが、最初ひと月数万円程度の額で、所得税制と一体化させる形であるならば増税や極端な既存社会保障給付の削減をしなくても導入可能です。完全なベーシックインカムではないですが、その露払い的な制度で給付付き税控除というものがあります。これならば他国で既に導入実績がありますし、保守系も含めた政党や議員さんからも法案が出されています。
また現在日銀の審議委員を務めておられる原田泰先生も「ベーシックインカム〜国家は貧困を解決できるか〜」という本を書かれました。原田泰先生は元々数学専攻から経済学の世界に入られた方で、潔癖といっていいほど理論的かつ論理的な説明をされる方です。学問に対し非常にストイックな姿勢を持たれているので、その点でもかなり信頼性の高いベーシックインカム導入案だといえるのではないでしょうか。

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あと駒澤大学の井上智洋准教授がかなり積極的にベーシックインカムの導入を目指されています。
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井上さんのベーシックインカム導入構想はAI(人工知能)の発達を代表とする技術高度化とそれに伴う労働力過剰問題の解消や通貨改革をひっくるめたユニークなものです。それを井上さんはAI・BI・CIという言葉をもじって伝えております。このアイデアについては私も強く惹かれていた時期がありますが、本当に井上さんが思い描くような社会が到来するのか?そしてこの方が提案するBI導入構想に問題がないのか冷静に検証していく予定です。

さらに非常に残念なことですが、ベーシックインカムという制度そのものや推進論者の主張が大きく誤解され、中にはひどい曲解や誤解誹謗中傷といって過言でないほどのデマも多く流されています。またベーシックインカムと称していても、その目的は既存の社会保障給付の実質削減・縮小を狙うものや、増税であることが疑われるものも出てきています。例を挙げると民進党や希望の党〜国民民主党が打ち出し続けている日本型ベーシックインカムや井出英策慶応大学教授の現物支給型ベーシックインカムです。
ベーシックインカム導入に反対する人たちはこの制度の導入によって大きな利権を失ってしまう可能性が高い人たちがだと思われますが、ひどく悪質なものについてはこちらで厳しく批判をしていくつもりです。

なおこちらが提唱していくベーシックインカム構想は現時点からでも実施可能であるもので、その経済学や財政的裏付けはなるべく広く妥当性が認められている理論を用いる形で構築していくことを目指します。上でも述べたように給付付き税控除はプレBIというべき性格を持っており、金子洋一元参議院議員や維新の会などがその実現を目指しています。例え額が少額で簡略的な制度であったとしても、現在低所得や無所得状態に置かれ、生活が苦しい人たちを支援する必要性があるはずです。最近新聞の経済記事でも目につくようになりましたが、MMT(現代貨幣理論)や一部のネット経済アカウントが支持するような財政赤字当然論のようなものを援用してベーシックインカム導入の提案をすることは、やめるべきだと私は考えます。これについても触れる予定です。

こちらでも政治等に関する記事を書いています。

「お金の生み方と配り方を変えれば 暮らしが変わります」

サイト管理人 凡人オヤマダ ツイッター https://twitter.com/aindanet

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