【ファイルT85】2009.05.15 旧岩崎邸庭園は岩崎さんちのお屋敷だったよ。(その1)コンドルさんが設計したんだねえ。東京上野は不忍池(しのばずのいけ)のほとりの無縁坂の南側にあります。東大の裏になります。 立派なレンガ造りの塀で囲まれています。 一部に黒塀の箇所があります。 外塀です。 レンガと黒漆喰の外塀は、表面をていねいな本磨きで仕上げています。黒漆喰は耐水性と耐火性に優れた工法で、商家や蔵に用いられました。 ここの耐震補強工事を行った際に黒漆喰の痕跡が認められました。同時に瓦が発掘されたため、それを使い、6.5メートルのみ黒漆喰の外塀を復元したそうです。 黒塀といえば、 春日八郎さんの歌った『お富さん』を思い出しますねえ。 粋(いき)な黒塀(くろべい) 見越(みこ)しの松に 婀娜(あだ)な姿の 洗い髪(がみ) 死んだはずだよ お富さん 生きていたとは お釈迦様でも 知らぬ仏の お富さん エ−サォ− 玄冶店(げんやだな)♪ この歌詞は、歌舞伎の『与話情浮名横櫛(よわなさけ うきなの よこぐし)』(通称:切られ与三郎)からセリフを引用しているので、あらすじを知らないと意味が分かりません。あらすじはこちら。 http://ja.wikipedia.org/wiki/与話情浮名横櫛 黒塀から話が横道にそれました。 綺麗なお花が出迎えてくれましたよ。 これが旧岩崎邸の洋館です。重要文化財です。 正面玄関です。 三菱財閥さんちの3代目社長、岩崎久弥さんが茅町本邸として用いたお屋敷です。 1896年(明治29年)に竣工し、岩崎家の迎賓館として用いられた木造下見板張りの西洋館だよ。 構造 - 木造2階建、煉瓦造地下室付、煉瓦造地下室付、玄関部塔屋付、スレート葺 建築面積 - 531.5m² お雇い外国人として来日し、独立後は三菱・岩崎家の仕事を数多く手がけたジョサイア・コンドルさんが設計しました。 コンドルさんは有名な鹿鳴館(ろくめいかん=現存せず)も設計したんだよ。 お雇い外国人といいますが、給料はとても高く、当時は極端な円安ではありましたが、日本の大臣クラスの水準でした。 彼らは、別に善意とかボランティアで来たわけではありません。 当時ここまで厚遇して技術者を西洋から招聘し熱心に学んだ有色人の国はありません。 そして技術を教えてくれた外国人を尊敬し、感謝しました。いまだにこうやってその仕事を大事に保存しています。 日本人は、それだけ西洋技術を身につけることに熱心だったわけで、何かあるとすぐにあれしろ、これしろ、やれ技術移転だ植民地支配だ何だっていう後進国って少しおかしいのではないかと思うことが時々あります。 南面に大きなベランダが張り出したスタイルには、コンドルが得意としたベランダ・コロニアル様式がよく表れています。 晩年の作品に比べると装飾性が強く、四角い塔の張り出す玄関や外観の装飾はジャコビアン様式を基調としているそうです、 見事な装飾ですね。 室内の照明が覗いています。 窓の上の装飾も凝っています。 玄関の塔なんですけど、ベランダの裏にも装飾が施してあります。 玄関ポーチの上もベランダになっています。 張り出し部分の支えも装飾的なデザインですね。 中に入ると、ミニコンサートをやっていました。 お花も飾ってあります。 ポーチから芝生のお庭を臨みます。 すばらしいタイルですね。 写真が多くなったので、次に続きますね。 |
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おはよぅございます〜
うわ〜凄いお勉強になっちゃいました☆
この歌ですが^^耳にしたことあります☆祖父が歌っていました☆
でも、始め2行の意味を全く分かってなかったのです^^綺麗な言葉だったんですね^^黒べえさんとお神輿が出てくるのかと思っていました☆恥ずかしい〜☆でも、歌舞伎の資料も読ませて頂きましたが、意味があるんですね〜☆知らなかったです^^
三井財閥の岩崎鄭・・・凄いですね。建物は和様に拘わらず古いものはやはり、素材が良いしデザインも素敵ですね。屋根の裏側にも彫刻が施してあって、本当に綺麗です☆何処でしたか…。財閥の洋館で結婚式できるんですよね〜☆友達が一度呼ばれたのですが、洋館も庭も素晴らしかったそうです☆重厚作りで・・・いいですね〜☆上野のあたりは昔の東京中心だったそうで、歴史あるお店や建物があるようですよね☆ポチ☆
2009/5/16(土) 午前 8:12
誤字失礼:下から5行目 和洋に拘わらずです・・・すみません
2009/5/16(土) 午前 8:14
もえぎさん、私も黒兵衛さんや神輿の松なのに、あだ名(ニックネーム)姿って何だろう?荒い神が出てきたら、お富さんの幽霊が出てきて、沖縄のエイサー踊りで「原野だな」って訳が分かりませんでした。きっとお富さんは北海道の原野商法にだまされて自殺したんだなって思っていました。訳が分からないのに耳に残るのはメロディーと語感がいいからでしょうね。
岩崎邸は、成金趣味じゃなくて、いいものを残そうという気概を感じますよね。
日本は素敵な洋館が残っているので、そういうところで結婚式は素敵ですね。
上野は芸大もあるし、彰義隊の上野戦争もあったし、とてもディープな空間ですね。ポチありがとうございます。
2009/5/16(土) 午前 9:39
一般公開されてからもう8〜9年くらいたつかな??最初は葉書だして抽選に選ばれた人だけ公開だったんだよね・・・多分、それで試験的に公開して、すぐに一般公開に踏み切ったみたいだけど場所柄か、今でも訪問者も多いし、安心してみていられる建物だよね。実は、お富さんはよくカラオケで歌った唄なのよ♪若いころからよく歌ってたわ・・・
2009/5/19(火) 午後 5:57
むにゅさん、ここはとても見る価値があるけれど、ありすぎて一般公開は管理がとても大変だと思いました。本来なら、やはり桂離宮みたいに予約ですよね。そうですよね。不忍池や天神さんがすぐそこだから、雰囲気も良いし・・・。見学者はさすがに溜息をつきっぱなしです。お富さんは粋な名曲ですよね。
2009/5/19(火) 午後 7:48
お富さんのお話があったのですね。しかも有名なお話だったのですね。
あの唄は、年寄りと良く歌うのですが意味がさっぱりで、
それにしても、死んだはずだよお富さん♪ってな〜んか
失礼な唄だなぁって思ってたんですよ。
意味が分かってとっても得をしました。ポチ☆
2009/5/21(木) 午後 10:26 [ みゆりん ]
みゆりんさん、お富さんはお年寄りだけが歌うのはもったいない名曲ですね。センスがいいし、私も大好きです。切られ与三郎って凄いお話ですけど、明るい曲調なんですよね。黒塀から話がそれましたが、ついつい脱線してしまいました。
ポチありがとうございます。
2009/5/22(金) 午後 7:30