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今回はガーさんです。 こんにちは。 可愛いお顔だねえ。 これはアリゲーターガー(アトラクトステウス属)で、アトラクトステウス属としても、ガー目の種としても最大で、成長が早く通常は2m程度、最大で3mにもなります。 名前の通り、ワニみたいです。 アリゲーターガーはメキシコ産とミシシッピ産の2タイプが知られていて、後者のほうがより大型化するといわれています。 スポッテッドガー(レピソステウス属)です。 観賞魚としては最も一般的なガーで、銀色の体に黒い斑点が目立ちます。 ロングノーズガー(レピソステウス属)です。 レピソステウス属では最大で通常は1.4m程度、最大で2mの記録があります。吻は嘴のように、非常に細長く伸びています。 ガーさんは顎口上綱条鰭綱新鰭亜綱ハレコストーミ類ガー目ガー科(Lepisosteidae)に属する古代魚です。 ガー科は1科のみで構成され、2属【Atractosteus(アトラクトステウス) 属と、Lepisosteus(レピソステウス)属】7種が記載されています。 ガーさんは、硬骨魚類および軟骨魚類において現生する目の中では、シーラカンス目、ギンザメ目に次いで早く出現しました。 ガー目(Semionotiformes目)は古生代ペルム紀後期の地層から最古の化石が見つかっています。 そして、ガー科に属する種は、白亜紀前期の約1億1000万年前に初めて現れたとされています。 古代におけるガー目魚類の生息範囲は現代のそれよりもずっと広く、特に中生代白亜紀から新生代始新世にかけては世界の大部分に分布していたとみられていて、日本でも、北九州の白亜紀の地層から化石種が発見されています。 でも、オーストラリアと南極大陸からは今のところ化石が発見されていません。 ガーの形態はペルム紀後期からジュラ紀にかけては変化があったものの、白亜紀以降はほとんど変化がありません。 そのため、シーラカンスやカブトガニのように『生きた化石』と呼ばれています。 ガーさんは、ペルム紀大絶滅、三畳紀大絶滅と恐竜や首長竜などの爬虫類が絶滅したことで知られる白亜紀大絶滅といった3回の大絶滅を生き延びることができたんだねえ。 基本的にすべて淡水魚ですが、汽水域でも観察されることがあるほか、キューバガーなど一部の種類は海域にも進出することが知られているそうです。 ガー類は水草の生い茂る浅場や三日月湖(河跡湖)、バイユーとよばれる湿地帯など、流れの緩やかな静水域に生息することが多く、食性は肉食性で、ある程度まで成長したものは他の魚類や甲殻類を主に捕食します。 ふ化した仔魚は他の魚と同様に卵黄が付いていて、それが栄養として吸収されつくされるとアカムシ、ボウフラ、ミジンコ、その他の動物プランクトンを食べます。 稚魚になると水に落ちた昆虫、水生昆虫や小型の甲殻類も食べます。 水域の生態系では上位捕食者に位置し、特にアリゲーターガーは成魚になれば、ほとんど外敵に襲われる心配がありません。 でも、ヤツメウナギだけは例外で、鋭い歯による攻撃によって硬いうろこも破られてしまうのです。 逆にヤツメウナギは皮膚から毒を含む粘液を分泌することで、ガーなどに捕食されることを防いでいます。 ガー目の仲間は細長い体と、吻(口先)の突出した著しく細長い両顎を持ちます。 最大でも全長88cmのショートノーズガーを除く6種はいずれも全長が1mを超える記録があり、最大種であるアリゲーターガーは最大で3.05m、体重ではこれよりわずかに小さい個体で137kgの記録があるそうです。 細長い顎には、針のように鋭い歯が並びます。 全身がガノイン鱗(うろこ)と呼ばれる堅牢な菱形の鱗で覆われ、側線鱗は50-65枚。 ガノイン鱗は現生種ではガー目とポリプテルス目・チョウザメ目・アミア目などに共通してみられるもので、原始的な硬骨魚類の特徴の一つです。 浮き袋には血管網が発達し、肺のように空気呼吸を行うことが可能となっています。 このため、ガー類が好んで生活する流れの少ない水域は、低酸素状態に陥りやすいにもかかわらず、空気中の酸素を取り入れることで生き続けることができるのです。 ただその分、逆に鰓(えら)呼吸の機能は空気呼吸ができない魚に比べて劣っていて、鰓呼吸だけでは生存することができません。 だから、息継ぎに水面に上がってこれなくなると死んじゃうんだねえ。 また、緩やかに変化するのであれば、pH(水素イオン指数)や水温が高いなどといった他の魚が生きられない悪条件でも生存することができます。 なんかイルカさんみたいにも見えるねえ。 お鼻が豚さんみたいだよ。 二人仲良く泳いでいます。 ガーの仲間は格好良くて可愛いので、観賞魚として人気があって、日本でも個人で飼っている人がいます。 お口がワニみたいなので、飼いきれなくてその辺の池に捨てる人がいたりすると、『ワニがいる!』って大騒ぎになります。 生き物を飼うなら最後までちゃんと面倒をみてほしいものだねえ。 ということで、最後にご挨拶。 さようなら、元気でね。 ついでに、突然話は変わるけど、 東ちづるさんって、いつまでも歳を取らないなって・・・。 その安めぐみさんが、東MAX(あずまっくす)こと東貴博さんと結婚して、東めぐみさんになるから、東めぐみさんと東ちづるさんで余計に訳が分からなくなりました。 とほほ。 |
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ガーさん達って、魚というより魚の形をした動物みたいな感じがしますね。
こんな魚が日本の水族館にも飼われていたとは・・・
アメリカやキューバでは、まだ自然の中で多くのガーさん達が棲息しているんですね。
世界は広いなぁ、とスジャータさんの動物や魚類の記事を読ませて頂くたびに溜息をついてしまいます。 ポチ!
2011/12/23(金) 午後 8:09 [ afuro_tomato ]
トマトさん、本当にガーさんは古代魚だけあって、普通の魚の概念とはちがった感じがありますよね。
恐竜が暮らしていた1億1000万年前から姿がかわっていないというのは、それだけ環境に適応した合理的な姿を得ることができだからだと思います。
アメリカには3mのアリゲーターガーさんが住んでいるなんて、考えただけでも凄いですよね。
日本は水族館が充実しているので、国内にいながらにして世界は広いということが実感できます。
ポチありがとうございます。
2011/12/24(土) 午前 8:40
肺呼吸みたいなのもできるんだ!肺魚も淡水魚だっけ?魚の世界もすごいなぁ・・・水の中って人間ごときにはわからない神秘の世界がまだまだあるんだねぇ・・・でも、飼育可能っていうのには驚いた〜〜凸
2012/1/17(火) 午後 5:45
むにゅさん、そうですね。肺魚も淡水のお魚ですね。
海は生命の源ですから、いろんな生物がいるんですね。まだまだ分からないことも多いし。
それにしてもガーさんのような大きな魚飼うって、水槽の水の重量もすごいから、はんぱな床なら抜けると思うのですが・・・。それでも飼うってよほどですよね。
ポチありがとうございます。
2012/1/17(火) 午後 9:55