【ファイルF62】2014.07.12 大阪市民の生命財産より自分の人気取りが優先する元大阪府知事・現大阪市長。(上)本気で咲洲(さきしま)に府庁舎を全面移転するつもりだったんだ?前回は、大阪平野は昔は河内湾(かわちわん)という海で、鯨さんが泳いでいたというお話をしました。↓http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55064054.html それで、このことに関して、絶対に書いておかなければならないことがあるので、書きます。 当アトモス部屋では、一貫して、橋下元大阪府知事、現大阪市長の批判を繰り返してきました。 そもそも、私はこの人の胡散臭さに気が付いたのが、2008年(平成20年)1月。最初の府知事立候補の時からだったのです。橋下大阪府知事立候補時の選挙公約を引用しましょう。※ ※ ※4つのトライ1 「子どもが笑う、大人も笑う大阪に」安心して子どもを産み育てられ、公立小学校に緑があふれ、食育教育の充実で子どもが伸びやかに育ち、明るく豊かな学校生活が送れ、多様な府立高校が選べ、ボランティア団体・NPOに活気があり、専門的な公立病院がある大阪に。 2 「人が集い、交わるにぎわいの大阪に」 メリハリの利いた補助制度と、商業地域・市街地に人が集まる仕組みづくり。 3 「中小企業が活き活きし、商いの栄える大阪に」 府庁全体が中小企業振興のサポーターとして働き、大企業の要望を取り入れられる。大阪府立大学というシンクタンクがある大阪に。 4 「府民に見える府庁で、府民のために働く職員と、主役の府民が育てる大阪に
」 むだな出費を抑え、道州制をめざした投資会社大阪府庁。住民への直接サービスは市町村にどんどん権限を委譲し、府庁は、各市町村にまたがる事業や各市町村の調整、また大阪府の方向性 を決定する司令塔の役割に徹する組織を再編。現在の大阪府の事業は、効果が見えにくいプロジェクトや単なるお金貸しの事業ばかり。今後は、効果がはっきり見える事業にしか投資しない。府議会からのチェック機能、情報公開の徹底。大阪の笑顔のために、国とたたかう、府職員の士気が満ちあふれる大阪に。 ※ ※ ※(以上引用終わり) あと、17の重点事業なる政策が続くのですが、初めて戦う選挙公約としては、こんなものでしょうが、この4つめの 『むだな出費を抑え、道州制をめざした投資会社大阪府庁。』というのが、既に公(おおやけ)というものを勘違いというか、意図的に曲解して、日本を破壊した小泉政権そのまんまだったんですね。そもそも、効果がはっきりせず、目に見える利益には繋がらないけれど、社会にとって必要で、民間企業が手を付けない儲からない仕事を税金を使ってするのが公共機関です。それを『投資会社』と言ってしまうところに疑問を感じずに大絶賛していた人たちのことが、私には信じられません。事実、橋下氏は小泉元首相を『千年に一度の宰相』などと信じられない持ち上げ方をしています。橋下氏がいかにひどい政治家であるかという事象は枚挙にいとまがないのですが、この場では一例として、私が本ブログで書いた、泉北高速の件を上げるにとどめます。http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54654413.html それで、前回、上町台地は、6000年前に河内湾があって、今の大阪平野に鯨が泳いでいた時代から、陸地だったということを書きました。 http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55064054.html だからこそ、上町台地には、縄文時代の遺跡があって、難波の宮も造られ、石山本願寺も、豊臣氏大坂城も、徳川氏大坂城も建てられたのです。 それを知っていた偉大な先人は、昔の知恵に習い、大阪府庁舎をこの上町台地に建てました。なお、上町台地が大阪平野の真ん中に南北に直線状に突き出しているのは、豊中市から上町台地を経て岸和田市にまで至る上町断層の力によるものです。断層の最新活動時期は、約28,000 - 約9,000年前と思われ、平均活動間隔は8,000年程度と推定されている警戒要の断層です。仮に、上町断層帯全体が震源域の地震が起こった場合、マグニチュード7.5程度の地震が発生すると推定され、堅固な地盤の上町台地より軟弱な地盤の周辺低地に大きな被害が出ると想定されるため、上町台地に防災拠点を置くことが一番合理的なのです。この端がほつれたボロボロの日章旗を見れば、橋下氏の『国旗掲揚と国歌斉唱の重視』というのは、所詮、口先だけの人気取りだったことが分かります。橋下氏は基本的に日本国と日本人が嫌いですから。日本国民の財産である公共の電波を使って韓国の金妍児選手を持ち上げまくり、日本の浅田真央選手を苛め抜き、韓流ブームをねつ造し、視聴者に押し付けるという偏向放送をして、大規模な抗議デモを受けた『お台場フジテレビ』のボロボロの日章旗同様です。これを見て、チャンネル桜の水島社長はどう思われるでしょう?橋下氏は府知事に就任してすぐ、この防災拠点として最適の立地の大阪府庁舎を咲洲(さきしま)に移転するという正気を疑う愚挙を提案しました。当時、大阪市が建てたものの、企業誘致に失敗して、大阪市の部局を入れて穴埋めしていた大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTCコスモタワー)を買い取って、そこに老朽化が激しく改築が予定されていた大阪府庁舎を移転するというものです。大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTCコスモタワー)については、かなり以前に、大阪海遊館に行ったついでにご紹介しています。【ファイルPho16】2008.07.04 ↓http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/43371559.html この時の経緯を書いた記事を引用します。※ ※ ※「都庁舎」シナリオ崩れる 85億円で購入...失策の声も 橋下知事咲洲全面移転を断念20011.08.19 07:00 産経関西http://www.sankei-kansai.com/2011/08/19/20110819-056715.php 18日、2年ごしの庁舎の全面移転構想を断念した大阪府の橋下徹知事。大阪湾の人工島にそびえる超高層庁舎が、地震の揺れにもろい現実を専門家から突きつけられると「ご指摘は重く受け止めたい」といつになく神妙な表情をみせた。大阪市側から昨年6月に85億円で購入し、「将来は大阪都庁舎に」という構想も描いていた肝いり庁舎の活用策は、大幅な方向転換を迫られることになった。 ■「倒壊」顔色変え 専門家との意見交換会で、防災拠点の複数化の必要性について、とうとうと持論を展開していた橋下知事の顔色が変わったのは、名古屋大の福和伸夫教授(建築学)が、咲洲(さきしま)庁舎について「倒壊の可能性も検討すべきだ」と発言したときだった。福和教授が取り上げたのは、高さ256メートルの咲洲庁舎と、人工島・咲洲の固有周期がいずれも約6〜7秒で一致するために共振してしまう―との問題。10分間揺れが継続し、壁など計360カ所が損傷、最上階付近の振幅は約2・7メートルに達した。東海・東南海・南海地震が起きた場合、揺れは約5倍の12メートル以上になる可能性がある。橋下知事は「(防災拠点が)下層階なら大丈夫ですか」と質問したが、福和教授は「上層階がこれだけ激しく揺れれば下層階も使えない」と即答した。 意見交換終了後、「庁舎として使えるかどうかはオール・オア・ナッシング」と言い残して会場を退出した橋下知事。 報道陣の取材に「全面撤退の可能性も視野に入れる」と話したが、その後「災害拠点ではなく、一般のオフィスビルのような仕事を考えれば、ただちに全面撤退するわけでもない」と話すなど、発言は揺れた。 「全面移転はないと思います。移転条例も出しません」。そう語る言葉にいつもの力強さはなかったが、「何が何でも庁舎移転は本末転倒」「専門家会議は有意義だった。自分の思いで突っ走らずに良かった」と、ふっきれたような表情もみせた。 ■市長選影響は? 一方、複雑な対応を見せたのは大阪市だった。咲洲庁舎は、もともと大阪市の三セクが大阪ワールドトレードセンタービルディングとして建設。破綻処理のなかで当時は蜜月の間柄だった橋下知事と平松邦夫市長が連携し、府への売却に道筋をつけた経緯がある。平松市長は産経新聞の取材に「本当は本庁舎移転に踏み切りたかったのだろうが、防災拠点としての機能に専門家から疑問符が出されれば、橋下さんとしても抗しきれなかったのだろう」と心情を推し量り「ベイエリアを一層、活性化させるという方向性にはかわりはない」と述べた。一方、大阪市議の一人は「府庁舎の全面移転構想は明らかな失策。これほどの失敗をしてしまえば、大阪市長選へのくら替え出馬に向けた意欲も少しは薄らぐかもしれない」と、橋下知事を牽制(けんせい)した。※ ※ ※(以上引用終わり)失策も何も、こんなこと最初から分かっていたことなのです。大阪府や市の土木技術系幹部は大反対していたはずです。諫言した良心的な幹部はどうせ橋下氏に左遷され、冷や飯を食わされているのでしょう。大阪府の咲洲庁舎の検証については、大阪府の会議資料があるのでご参照ください。咲洲庁舎の安全性と防災拠点のあり方等に関する専門家会議資料「咲洲庁舎の安全性等についての検証結果」の概要http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/13203/00078593/230624file3-2.pdf※ ※ ※ 東北地方太平洋沖地震の影響○ 平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では、咲洲庁舎において、長周期地震動の影響とみられる大きな揺れが生じた。○ 咲洲庁舎において約10分間の揺れが生じ、最上階(52階)では、片側最大1mを超える揺れ(短辺方向137cm、長辺方向86cm)※が確認された。・ 長周期地震動は減衰しにくく、震源から遠く離れた場所まで伝わり、固有周期の長い超高層建物と共振する性質がある。○ 直接目視及び超音波探傷試験により構造躯体には損傷がないことを確認。 ・ 超高層建物は、しなやかで粘り強い構造のため、倒壊・崩壊のおそれは殆どないが、大きな揺れが長く続くことにより、内外装材等に影響が生じることがある。 ○ 内装材・防火戸等の損傷(360か所)、EVのロープ絡まりによる閉じ込め事象(4基)が発生。・ 緊急補修工事(約1億円)を23年3月から5月末にかけて実施。 ※ ※ ※(中略) |
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そう、大阪は上町台地が発祥なんですよね。地盤的にもあそこは一番良いし。埋め立てした場所は、南海地震を考えたらむしろ避けるべきだと思う…破損が多すぎ!地震が多い東京なんて震度4でも平気なのに…凸
2014/7/16(水) 午前 8:10
むにゅさん、そうなんですよね。
最近日本一になった、超高層ビルのあべのハルカスも上町台地ですから、ちゃんと考えているんですね。
東京も河川の堆積土砂や埋め立てでできた街なので、そこにも高層ビルが建っているのに、ここまでひどくありませんでしたからね。名古屋の高層ビルの被害なんて聞かないし・・・。
地震波と、咲洲庁舎の固有振動数が、たまたま一致したという可能性があるから、その辺は割り引くとしても、どうして地盤がしっかりしている上町台地からあんな埋立地の突端の辺鄙な場所にあるビルに移るのか、それ自体が分からないんですよ。
大阪市が建てた当初は大阪五輪とか想定して開発を考えていたのでしょうが。
人権弾圧が激しい北京なんて、アフガニスタンで西側がボイコットしたモスクワのことを考えれば、当然大阪だったはずなのに、IOCもおかしかったのです。
それが無くなった後に、わざわざ引っ越すというのは、発表があったとき、私は全く信じられませんでした。
ポチありがとうございます。
2014/7/16(水) 午後 10:32
大阪市港区の水族館「海遊館」や隣接する商業施設などを運営する第三セクター「海遊館会社」について、市が保有する株式の大半を近畿日本鉄道に売却する方針を固めたことが2日、分かった。売却議案を13日開会の2月議会に提案する方向で調整している。議決が得られれば、市は今年度内にも株式を売却する。
海遊館会社は大阪市が25%の株式を保有する筆頭株主で近鉄が第2位の株主。このほか大阪ガスなども出資している。
2015/2/3(火) 午前 6:33 [ 国境・環境・歴史学習ツアー ]
3月4日は、日向住金産廃恫喝裁判さん、
お返事大変遅れてもうしわけありません。
海遊館は第三セクターだったのですね。
いってみれば公営施設の払下げですね。
それにしても、あそこは黒字のはずですよね。
儲かっている事業で、なおかつ教育研修施設で、公共の色合いの濃い事業の株式丸投げというのは、設立趣旨の変容やそこに発生する利権について一体何を考えているのやら。
売却と言っても、買う方は儲かると思って、株式を買収するのですよね。
フェスティバルゲートは儲からないもんだから、すったもんだあった後、結局マルハンのパチンコ屋。
大阪市長は株主資本主義の権化ですから、とりあえず売却益でもって、一時的に財政収支が改善されたとおお威張りするに決まっていますね。
市民の財産は失われるというのに。
あのような市長が存在すること自体が私は理解できません。
2015/2/15(日) 午前 10:28