アトモス部屋

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【ファイルA20】2014.11.01 京都国立博物館の『国宝 鳥獣戯画と高山寺』展に行ってきたよ。(下)

生きとし生けるものの仏性を、闊達(かったつな)なユーモアで描ききった鳥獣戯画!。

 (上)からの続きです。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55268686.html

 高山寺(こうさんじ)の宝物を見て奥に進むとまた行列に並びます。

 簡易ポールの赤いベルトでくねくねと小腸のように折れ曲がった迷路を20分ほど並ぶのですが、展示作品の説明や、拡大したパネルを見ながら並ぶので、少し退屈はまぎれます。

一般に国宝の『鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)』として有名で、歴史の教科書にも載っている『鳥獣人物戯画(ちょうじゅうじんぶつぎが)』は、高山寺(こうさんじ)に伝わる紙本墨画の絵巻物です。

現存のものは、甲・乙・丙・丁と呼ばれる全4巻から構成されています。

特に有名な擬人化されたウサギさん・カエルさん・おサルさんなどが描かれている絵は甲巻に含まれています。

一部の場面には現在の漫画に用いられている効果に類似した手法が見られることもあって、「日本最古の漫画」とも称されています。


成立については、各巻の間に明確なつながりがなく、筆致・画風も違うため、12世紀 - 13世紀(平安時代末期 - 鎌倉時代初期)の幅のある年代に複数の作者によって別個の作品として制作背景も異にして描かれたものが、高山寺に伝来した結果、鳥獣人物戯画として集成したものとされています。


世界に冠たる『MANGA』のルーツなのですね。


作者は戯画の名手として伝えられる鳥羽僧正覚猷(とばそうじょう かくゆう)とされてきて、私もそう習ったのですが、それを示す資料はなく、前述の通り各巻の成立は年代・作者が異なるとみられることからも、実際に一部でも鳥羽僧正の筆が加わっているかどうか、正確な所は分からないようです。

館内の説明書きによると、鳥羽僧正作という説は、江戸時代の考証によって唱え始められたということです。

 それにしても、足がだるいねえ。

 それで、やっとこ一列になって順に『鳥獣戯画』の巻物を見ていきます。もうこの頃になると、疲れて絵画鑑賞なんかどうでも良いような感じになってしまいます。

 どうせ図録を買うつもりだし、鑑賞というよりも、本物をこの目で見るという確認手続きのような感じです。

 ゆっくりとはいえ、行列のペースで観るので、ゆっくりと落ち着いて観られたものではありません。

墨痕鮮やかで、修復しただけあって、かなり状態が良いので驚きました。

それで、印象に残った作品をご紹介しましょう。(前期の展示なので、後期は別の作品が展示されるのでご注意を!)

(上)でも書きましたが、仏教の教えは『草木国土悉皆成仏(そうもくこくどしっかいじょうぶつ:涅槃経の言葉)』といって人間や動物は勿論、草木など生きとし生けるものは皆仏性が宿っているのです。

だから、仏性を持った動物の人たちが、いろんなことをして遊んでいるのです。


私は、こういう思想を我々の祖先が持ったことを尊敬します。

よく、ネット上で、半島系の外国人の方々の『荒らし』が、他人(日本人)を動物に例えて侮辱する例が多々みられますが、(私もしょっちゅう被害を受けています)日本の文化にはそういう歪んだ思考回路が存在しないので、本当に違和感を受けます。

日本への抗議と称して、そのためにわざわざ殺した犬の生首を路上に晒したり、日本の戦後の偉人、白洲次郎・正子夫妻と日本人を『朝鮮人の他人を見下す常套手段として白犬にたとえて馬鹿にした』、延々と流れているソフトバンクのCM。このような歪んだ根性をもつ民度の低い民族については以前、本ブログで記事にしました。

 犬の生首を路上に晒して平気な韓国人の記事はこちら。↓
 http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54384778.html

 日本の主権回復に吉田茂首相の右腕として活躍した偉人、白洲次郎氏ご夫妻と日本国民を侮辱するソフトバンクCMの記事はこちら。↓
 http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54353040.html

かの国はもともとが支那の属国で、さらに高麗から李氏朝鮮になって、仏教が弾圧されたので、ああやって、自分より強い人にはぺこぺこ媚びへつらって、自分より弱い人や、外国人(特に黒人)や障害者、生きとし生けるものを平気で見下し差別し、侮辱できるのですね。

高麗青磁は大したものだと思いますが、ああいう手仕事や体を使う技術者たちは、冷遇され、李氏朝鮮になって技術は滅んでしまいました。

 高麗青磁の逸品に関する記事はこちら。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/52667628.html

朝鮮の素朴な陶器の価値を見出したのは日本人です。


そういった歴史を学ばず、誇るべき漢字文化さえ捨てたこれらの人々から私たちは反面教師として学ぶ必要があります。

朱に交われば赤くなると言いますが、これらの国をひいきにする人は、まさにそんな感じです。遣唐使を廃止した菅原道真公=天神様の顰(ひそみ)に倣(なら)って、ああいう人たちとは付き合わないことです。

そもそも、日本に観光に来る支那人や韓国人は、「これらの文化は、われわれが教えてやった、伝えてやった」と、優越感に浸るためにやってくるのですが、冗談ではありません。

日本の文化は南方の文化も含むいろんな文化との交流の中で影響を受け、また逆に与えながら、日本固有の文化としてハイブリットした世界に類を見ない文化なのです。


まず、この作品。ウサギさん達が、饗応の準備で酒肴(しゅこう)を運んでいます。(甲巻:平安時代)


イメージ 1



ウサギ組とカエル組が争う賭弓(のりゆみ)の儀式(賭弓:平安時代の年中行事。勝者には賞品があたえられる)。(甲巻:平安時代)


イメージ 2



こっちは蓮の葉っぱで作った弓の的です。(甲巻:平安時代)


イメージ 3



 審判役のキツネさんが長い尻尾を旗のように振りながら『ここに当ててね』って言っています。

カエルさんの御本尊を拝むお猿さん。御本尊の左横にはフクロウさんが。(甲巻:平安時代)


イメージ 4



 本当に能天気で明るくって、とても愉快ですね。

 よく、こういった作品は権威とか信仰とかいった格式ばったものをカリカチュアライズしたものだという人がいますが、私はそうは思いません。

 こういった闊達(かったつ)で大らかなユーモアにあふれたものとして、仏性の宿る生き物を描いていることがとても微笑ましいし、この作品が国宝だということに、私は大きな価値を見出します。

一方人物戯画もあります。


囲碁に興じる人たちと、お母さんとハイハイする赤ちゃん。(丙巻:鎌倉時代)


イメージ 5



 賭けているので、負けた人は賭けた服を取られ、身ぐるみはがれて裸の大将です。
 
 賭けごとというのは夢中になるとすってんてんになってもまだやりたい中毒性のあるものだということは、この絵の描かれた鎌倉時代もそのずっと以前からも変わらないのですね。

 なんか、日本には、いまだにカジノがどうこう言っている愚かな政治家が大勢いて、嫌になります。

首引きをやっています。(丙巻:鎌倉時代)


イメージ 6



 お互いの首にひもをかけて引っ張りっこをするんだねえ。むち打ちにならないかとっても心配。ハンマー投げの室伏広治選手なんて、あの首の太さだから、これをやったらば無敵だろうねえ。

こちらでやっているのは耳引きです。(丙巻:鎌倉時代)


イメージ 7



 お互いの耳に紐をかけて、引っ張ってお相撲をするのです。痛そうだねえ。
 
 松本伊代さんのような耳の大きな人は、有利なのかな不利なのかな?

 なんか、いまだにテレビのバラエティー番組で似たようなことをやっているのです。人間は進歩しないねえ。

 画像に図録とか使うといろいろとややこしそうなので、よそから画像を引っ張ってきています。

 修復前の物もあるので、実物はもっときれいです。

 本来、平安鎌倉時代の絵に著作権などありません。3次元の彫刻や仏像などの立体造形は、写す角度やレンズの選定、被写界深度や露光、トリミング、照明や陰影の処理などに創作意図が介在するため、撮影者に著作権が発生するのは理解できるのですが、二次元の作品で歴史上の作品に著作権なんてありえないと思います。

 そういえば、私が東洋陶磁美術館で撮影した3次元の陶磁器がURLも引用元も提示されずに、他の方のブログで思いっきり使われていました。

 ということで、最後は図録を買います。

 税込みで2600円しますが、鳥獣戯画全巻の蛇腹折の豆本もついていて充実した内容なので、お勧めです。でも重いしかさばるのが難点だねえ。

 会場の中でお土産売り場が一番熱気があるのは、展覧会の常です。

 図録はレジで渡しますと書いてあったので、レジの長い行列に並んでいて壁を見ると、図録だけ買う人は出口の売り場で買ってくださいという張り紙があったので、出口の売り場に行ったらば、ひとりおばちゃんが、図録以外のお土産をこまごまと沢山ここに持ち込んで会計をしているのです。

 支那語を話しています。

 土産売り場でレジをしてくださいって突っ返してよお!

 ルールをちゃんと守って並んでいるお客さんに悪いでしょ。どこまで支那人に甘いのでしょう。ただでさえマナーが悪いのに、そんなことを許していいわけ?

 それで、その一人だけのために結構待ちました。図録だけ売る対応しかできていないので当然です。

 あと、係の人に、並んでいることについて、ぶうたらぶうたら無理な文句を言っているおじさんは思いっきり大阪弁だったし。

 ということで、私はこれだから人混みは苦手です。

 作品自体はとても見ごたえがあるので、機会があればぜひご覧になってくださいね。

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これらの戯画の実物を見てみたいです。
しかし、こんな混雑した人波の中でゆっくり時間をかけて見るのは大変ですね。

買えれば、図録を1冊欲しいです。

2014/11/2(日) 午後 7:02 [ afuro_tomato ]

トマトさん、そうなんですよ。
どうやら、テレビ東京の『美の巨人たち』という番組で前後編の前編が放映された直後だということもあって、混雑がひどくなったようです。

並んで、絵の前を少しずつでも進まないとならないので、じっくり観ることができませんでした。

でも、これが教科書で見た絵の実物で平安時代や鎌倉時代に描かれたものだと思うと感無量でした。

ゆっくりみるのは、やはり図録に限りますね。解説も丁寧で、豆本までついているのとても楽しんで観ることが出来ます。


図録の販売はこちらでも行っているようです。↓
http://shop.asahi.com/eventplus/7.1/COK14012/

2014/11/4(火) 午後 8:59 眼とろん星人

最近はミュージアムショップって人気なんですよね。この鳥獣戯画の抹茶椀の良いのを探してるんですが、なかなか気にいったものがなくて・・・もしかしたら、ミュージアムショップにあるかなぁ。。。凸

2015/3/16(月) 午後 10:15 むにゅ

そうですね。この時のミュージアムショップも大盛況でしたよ。
鳥獣戯画の抹茶ワンがあったら、楽しく美味しくお茶を飲めそうですね。湯呑はあったような気がしますが、抹茶椀はどうでしょう?
ポチありがとうございます。

多分また鳥獣戯画展は全国巡回すると思いますよ。ポチありがとうございます。

2015/4/1(水) 午前 0:54 眼とろん星人


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