それで今回は、C62 2号機のカッコいい、ターンテーブル(転車台)での方向転換と、給水、給炭作業についての記事を書きます。といっても、既に梅小路蒸気機関車館は、平成28年4月29日「京都鉄道博物館」の施設の一部としてリニューアルオープンしたのですが、今回の記事は、それ以前に訪問した記事なので、予めご了承ください。まだ混んでいるだろうねえ。夏休みは特に!ターンテーブル(転車台)は、回転することによって、機関車の方向転換を行うとともに、格納される機関庫や、給炭給水のための引き込み線、運転走行線等に機関車を誘導するための施設です。本来なら、給炭給水のための引き込み線はすぐ近くにあるので、少し回転すれば、それで十分なのですが、ファンサービスのために、わざわざ一回転させてくれます。本来は、C62のような幹線の大型機関車の場合、大規模な給炭ホッパーから石炭を落下させて炭水車(テンダー)に給炭するのですが、ここは博物館の展示運転用なので、簡易式にフォークリフトで済ませています。「給炭ホッパー (トミーテック 情景コレクション 情景小物シリーズ No.103 ) プラモデル」より。↓http://www.ms-plus.com/59015 蒸気機関車館が、ラックにおいて無料配布していたチラシから、前進、後進の状態のイラストを引用します。逆転機の操作によって、シリンダーへ蒸気が入る方向が変わり、前進、後進の向きを変えることが出来るのです。動画では最初“逆転軸腕”が前に倒れ、ゆっくりと前進している際、弁の位置によって、蒸気の流れが変わりピストンの前後運動が、クロスヘッドを支点にメインロッドを介して回転運動に変換されて動輪に伝達されている様子が分かります。ピストンの動きが速くなり、動輪が高速回転しているシーンでは、“逆転軸腕”が後ろに倒れ、後進状態の回転になっています。シリンダー内に流れた蒸気圧でもって、ピストンを前後に動かすと、ピストンロッドを介してクロスヘッドが滑り棒を前後に動きます。ここから伸びたメインロッドが、第二軸の動輪に接続され、回転運動を与えます。さらに、この回転運動をサイドロッドで第一軸、第三軸の動輪に伝え、この3軸6輪の動輪が機関車を動かすのですね。ボイラーの石炭を燃やした火で水を温め、沸騰させ、その熱エネルギーで生じた高圧の蒸気をシリンダーでを運動エネルギーに転換するという、いたって簡単な分かり易い仕組みで蒸気機関車は動くのですが、こういった仕組みを改良していって、到達した成果の一つがこのC62型蒸気機関車なのですね。これは、日本が世界に誇ることができる技術力です。この技術が新幹線に至るまで幾多の技術開発者、メカニックの人々によって継承・改良・開発されてきて、さらに今後も継承・改良・開発されていくのです。 |
鉄道の部屋
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頻尿で鉄分少ないアタイも萌えええェ やぱ蒸気圧燃料機関見えずとも駆動のアナログの力強さったら
東北本線SL秋田八郎潟へ祖父祖母と小2 園児として無賃 トンネルで窓下ろし 抜けると雪国実体験 青森ストーブ列車 仏語県 総てが懐かしし ♪ あれわ 55年前〜
2016/7/24(日) 午後 1:25 [ tru***** ]
> tru*****さん
新幹線は、確かにコンピューター制御で、ブレーキエネルギーは電力になって、省エネになっています。
もう、日本の鉄道技術は、世界のトップであると言って過言ではありません。
ところが、新幹線とて、鉄の塊で、その技術においては、結局のところ、アナログの部分では、蒸気機関車の技術の延長線上にあるわけなんですよね。
確かに、ばい煙とか、火種の飛散による火災の発生、エネルギー効率では当然廃れるべき技術ではあることはいうまでもありませんが、その技術の原点としての価値は何ら毀損されていません。だから、この博物館のエンジニアの方々にはただただ頭を下げるのみです、感謝するとともに、尊敬しています。必ずや、この精神はここに来た子供たちにバトンタッチされていると思いますよ。
トンネルでは窓を閉めないと、顔が煤で真っ黒になるのですね。今となっては貴重な体験でしたね。コメントありがとうございます。
2016/7/28(木) 午後 11:31