【ファイルC291】2016.08.24 京都水族館のダイオウグソクムシさん。深海にすむ不思議な生物だねえ。前回は、オネムなペンギンの赤ちゃんについて記事を書きました。↓http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/folder/1518536.htmlあれから1年も放置していた京都水族館の記事を蔵出ししますね。今回はダイオウグソクムシさんをご紹介します。深海生物なので光に弱く、光(特に日光)にあたり続けると弱り死亡する可能性があるため、通常水族館の展示は、こんな感じで暗くてオレンジ色の照明になっています。動物界節足動物門軟甲綱等脚目ウオノエ亜目スナホリムシ科オオグソクムシ属ダイオウグソクムシで、学名はBathynomus giganteus(バティノムス・ギガンテウス)です。Bathyは深海を意味するラテン語で、フランスの鳥類学者、甲殻類学者、博物学者のアルフォンス・ミルヌ=エドワール=Alphonse Milne-Edwardsが1879年に命名しています。 ダイオウグソクムシさんの情報はあまりなかったので、Wikipediaを中心に参照します。 ダイオオグソクムシさんのお住まいは、メキシコ湾や、西大西洋周辺の深海200〜1000メートルほどの深さの海底砂泥地です。英名にジャイアントとあるように、世界最大の等脚類で、体長は20 - 40センチメートル。最大50センチメートル近くにもなります。外見はダンゴムシのようにも見えるのですが、分類上はフナムシに近い生き物とされています。目は、昆虫のように複眼で、約3500個の個眼から形成されていて、節足動物の複眼としては最大級です。触角は2対あって、等脚類の特徴である第一触角は、フナムシ程度の大きさでは肉眼でも判別しにくいほど小さいのですが、本種はその大きさから容易に第一触角を見つけることができ、口部分は2対の格子状の顎が重なっています。歩脚は、等脚類の特徴である7対の符節から構成されています。脚の間には卵を抱く保育嚢があり、受精卵も節足動物としては最大級です。尾部に棘が生えており、一番後ろの脚のさらに後の末端部には、ヒレ状に発達している遊泳肢があって、それを用いて背面を海底に向けながら、身体をくねらせて遊泳を行います。外敵や攻撃を受けた場合は背面にはならず泳いで逃げることもあり、不完全ながらダンゴムシのように身体を丸め、背甲で身を守るともいわれるそうです。※ ※ ※ 鳥羽水族館(三重県鳥羽市)で13日、飼育中の深海生物「ダイオウグソクムシ」の脱皮が国内で初めて確認された。同館は脱皮時の動画撮影にも成功しており、ホームページで「謎に満ちたダイオウグソクシの習性を明らかにするデータのひとつになるのでは」と期待を寄せている。同館のホームページなどによると、脱皮を確認したのは雄の「No.5」(体長約25センチ、体重約1・2キロ)と呼んでいるダイオウグソクムシ。正月ごろから徐々に体の前半分の白化が進行し、脱皮の兆候とみて観察していた。12日午前7時半ごろ、見回りに来た飼育スタッフが、体の後半部の脱皮に気が付いたという。 ※ ※ ※(以上引用終わり) ↑ 脱皮の過程を記録できた映像は少なくとも日本国内では初、世界初の記録の可能性もあったようですが、4月1日に亡くなってしまいました。死因は不明だそうです。分からないことだらけで、水族館の飼育員さんも試行錯誤で飼育されているのでしょうね。ダイオウグソクムシさんは、「深海の掃除屋」と呼ばれていて、深海底に沈降してきた大型魚類やクジラなどの死骸や弱った生き物等の有機物を摂食します。他の等脚類のように弱った仲間や死体を食べる共食いを行っている可能性もあるらしいのですが、詳細は不明なのだそうです。鳥羽水族館において2007年9月から飼育されていた体長29センチメートルの個体「No.1」は、2009年1月2日に50グラムのアジを食べて以来、2014年2月14日に死亡するまでの5年1か月間(1869日間)にわたり餌を口にしませんでした。 ※ ※ ※ 鳥羽水族館(鳥羽市鳥羽)で飼育し絶食記録を更新し続けていた謎の深海生物のダイオウグソクムシNo.1が2月14日、絶食日数5年43日(1869日)、生存日数6年158日(2350日)の記録を残して死んだ。2007年9月9日に入館したNo.1。2009年1月2日に約50グラムのアジ1匹を食べて以来絶食を続け、飼育員の森滝丈也さんを困らせていた。この日は今年2回目のエサやりの予定でマスコミ各社の取材を受ける準備をしていたが、17時ごろエサを水槽に入れたが全く反応しないため取り上げたところ死んでいることが確認された。 ※ ※ ※(以上引用終わり) このように、餌の少ない環境でここまでの巨体になることは、ダイオウイカさんと並んで深海生物の巨大症(deep-sea gigantism)の例としてよく引用されるのですが、その巨大化のメカニズムについては未だに多くの部分が解明されていないそうです。 ※ ※ ※ 要約 三重県の鳥羽水族館で、5年以上もエサを食べずに生き続けたことで話題になった、深海に住む生物・ダイオウグソクムシ。名古屋市の水族館でエサを食べる珍しい瞬間が撮影された。上記動画(©日テレ、名古屋港水族館提供)のスチル画像(レタッチ加工) ※ ※ ※(以上引用終わり) ダイオウグソクムシさんは1878年にオスがメキシコ湾の海底から発見され、1891年にはメスも、めっかっちゃいました。漁網や篭にかかった有用魚類を食い荒らすことから、漁師達には嫌われているそうです。あれ?!“漁網や篭にかかった有用魚類を食い荒らす”って、小食だという説明と矛盾しているねえ。ダイオウグソクムシさんは巨躯の割に肉が少なく、臭みも強いために食用には適さないといわれるようですが、地域によっては食用利用されるということです。また、素揚げにすると旨みが強く美味という話もあるようです。“ダイオウ”グソクムシさんではなく、親戚筋の“オオ”グソクムシさんなら、静岡県 焼津市 (やいづし)で、001-173 駿河湾深海で獲れたオオグソクムシ2匹(7cm前後)を10,000円以上の寄附でもらえるそうです【現在品切れ中の模様】。↓http://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/22212/94140#“ダイオウ”グソクムシさんではなく、“オオ”グソクムシさんの食レポが、日刊SPAの記事『深海の奇怪生物「オオグソクムシ」を女性記者が食べてみた【試食会リポート】2014.04.02』でUPされていました。↓http://nikkan-spa.jp/614524↑ この記事によると、『「オオグソクムシ」の揚げ物、それはエビに近い。味噌はおろか身も非常に少ないそうだ。1匹あたり耳かき2匙程度しか身が取れないものの、味を聞かれたらほとんどの人がエビまたはカニと答えるだろう。』ということです。 |
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「海の団子虫」
甲殻類数寄者としてはヨダレれれ 脱皮の唐揚とか ソフトシェル本体?も旨んまほー カブトガニよしかビューであろう 偽煎餅は蒲郡の竹島水族館で販売中だそうな 鰻櫃まぶしとグソク虫フルコースどちらかを選べるならば メトロン氏に鰻あげます 肝吸いは頂戴な
デメニギスは二杯酢で踊り喰いたいっす
2016/8/30(火) 午後 2:47 [ 寛 IN 三河山間部 ]