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このコーナー初めてのお勧め本がこれ。 私は水族館が好きです。水族館にはお魚や鯨さんやイルカさんや海獣さんや海老さん蟹さん等等をやっている不思議で愉快なお友達の人達が沢山棲んでいるからです。 このお友達の中には食べても美味しい、とっても素敵なお友達も大勢含まれています。 とりわけ、酢飯の上に乗っかって、お醤油を付けられると、とっても馴染むお友達が、私は一番大好きです。 私たち人間も、もともと海に棲んでいて、そこから、グレて地上に家出してきたはぐれものの子孫ですから、海って懐かしいのかな? 家出を後悔して、『迷惑掛けてゴメンナサイ』ってノコノコと海に出戻りした鯨さん・イルカさんたちはマヌケだけどね! 昔、内田春菊さん(漫画家で、アロワナとかガーパイクとかレッドテールキャットとかの肉食魚《金魚さんが餌》を飼っている)の『おさかな話』っていう素敵な本を買って『へえ』って読み、さっそく水族館に出かけて、カッコいいシノノメサカタザメくんに『こんにちわあ』って挨拶をしたことがありました。 葛西海浜水族園で、メタリック・シルバーに輝く、超合金でできた、サイボーグのようなマグロさん達が、猛スピードで泳ぐ迫力に感動したこともありました。(マグロさんって、美味しいだけじゃなくて、カーッコイーイ!) それにしても、このお友達の人達は、世界中のいろいろなところにある海や川や湖からやってきたので、さぞかしお世話が大変だろうなって思っていました。 それで、ブログを始めて、いろいろ科学の記事を検索していたら、『ブログ水族館』という素敵なブログに辿り着きました。 写真の教室のコーナーがあって、さっそく読ませていただきました。 実は、私は昔、水族館でジンベエザメ君の巨体をカメラに収めたくて、張り切って出かけたことがあります。 結果は散々。ストロボ光は届かないし、ノーストロボにしたんですけど、ぶれブレですべて失敗でした。 ところが、先生のブログには、まさに目から鱗が落ちる『お役立ち知識』が書かれてありました。 それで、お礼のコメントを書きました。 すると気楽にお返事をいただけたばかりか、私の拙い写真を褒めていただきました。 このブログは先生のホームページともリンクしています。ホームページでは、日本中の水族館のことがわかるんだ。 先生の著述の紹介もあります。 それで、本屋さんで、その本の実物を見るとびっくり仰天! というのも、先生の著作の『水族館の不思議な生き物』が、『読みたいな!』って私の次期購入書籍リストにピックアップされていた本なのでした。 水中カメラマンの中村征治さんや中村庸夫さんと同じ中村姓だな。海洋生物の世界では江戸時代の『柳生一族』のように、『中村一族』が隠然たる勢力を保っているのかな?って思ったものです。 こんな有名な偉い先生だと思ってなかったよお! 中村元(なかむら はじめ)さんというと、同姓同名のインド哲学の先生がいます。ロシア文学者とジァイアンツのエースピッチャーをやってた江川卓(えがわたく・すぐる)さんみたいだねえ。 たださあ、アマゾンとかで、『カンチョ先生の、ご本だけ探したいよお!』って思っても、インド哲学の先生(この方も、とっても偉くて、私も読んだことあるけど)の本と混じってるんで、とっても不便。 そういえば、気が付いてみれば、カンチョ先生のブログは、訪問者数は多い割に、コメントが少ないのです。先生が偉すぎて、みんな遠慮してるんだよお! 私は怖いもの知らずだったんだねえ。そのお詫びにこんな文章を書いているから、許してくださいね。カンチョ先生! 日本は世界に冠たる水族館王国です。私たちは日本に住んでいるだけで、その贅沢な恩恵を享受できる幸せな国民です。その『王国』で水族館にアドバイスされる、水族館の世界では有名なカリスマ先生だったのです。 カンチョ先生のブログはこちら。 私は順番を前倒しして3冊買っちゃったんだよ。 それで、最初に『水族館の通になる』をお気に入りのビストロとか喫茶店で、ゆっくりと優雅に拝読いたしました。 中身は読んでからのお楽しみだけど、それでは紹介にならないので、かいつまんで思ったことを。 中身は水族館の住人たちの楽しい話は勿論のこと、巨大水槽の大ガラス(実はアクリル)のこととか、お魚くんたちの運搬方法とか、お水のこととか、水族館をめぐるいろいろな謎とか、水族館に携わっておられる方々のまさに『プロジェクトX』のようなご苦労話とか、水族館のねらい目の時間帯とか、ピラニアの話とか、水族館で死んだ魚は食べちゃうの?とか、・・・・。 お役立ちの知識とか、知ってて嬉しいトリビア薀蓄まで、先生の本を読んで、友達を連れて行って受け売りをすれば、たちまち水族館博士になって、威張れること間違いなし。えっへん!一人で水族館に行っても、楽しさは倍増するよ。 先生は鳥羽水族館でアシカトレーナーを経て、広報展示企画の責任者、鳥羽水族館副館長を歴任されています。 それで、特筆すべきなのは、巨大水族館ブームのさきがけとなった新・鳥羽水族館をプロデュースされたことです。いわば先生は、日本の『楽しい水族館』のパイオニアなのです。 だってさあ、水族館がデートコースになるなんて、一昔前には考えられなかったんだよ! その後、新江ノ島水族館の監修とプロモーションに携わられて、今は、同水族館の展示及び体験学習のアドバイザーをなさりながら、CATVの『中村はじめのアクアTV』でご活躍されています。 他方で、NPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンター理事長や、『あそびまなび塾』塾長をされていて、まちづくり活動にも熱心に取り組まれているんだねえ。 先生の最近の新江ノ島水族館でのお仕事は、先生のブログで紹介されています。題して『へんないきもの!?展』! 面白そう!私も行きたいんだけど、家から少し遠いねえ。 『近くに住んでて、行ける』人や『遠くに住んでいるけど行ける』人は行ってね。楽しいよ! 私は、以前、四国は『屋島の合戦跡地』を観光に行ったときに、マナティー君のいる屋島水族館に行ったことがあったんだけど、そこのアシカ君が賢くて、大きなオルガンと、太鼓で『おもちゃのマーチ』を演奏しているのを見て、感心したことがあります。 やっとこやっとこくりだしたー ♪ ドン ってね☆ それで、実際にアシカのトレーナーさんってとっても尊敬してるんだ。 このご本で先生は、『イルカやアシカはどれだけ賢いの?』っていうテーマにも触れておられます。 そこで、先生は、人の基準・モノサシで、賢さを判断することに疑義を呈しておられるんだけど、それは、私もずっと思ってたことなんだ。 それが、実際にアシカ君やお魚さんと生活されてきた先生の言葉で語られるって、本当に重いねえ。 だって、人間の進んだ知性って、本当はヘラジカの大きすぎる角や、マンモスの牙みたいなものかもしれないしね。 カンチョ先生のご本は、深いけど視野の狭い学者さんとは一味違い、文章も平易で読みやすいのです。さすがだねえ! 字を読むのは面倒だし、『時間がないよ!』って人はこちらをお勧め。 『水族館の不思議な生き物』 素敵な写真集なんだけど、絵本みたいで、何度見ても見飽きないねえ。海や川の生物って、本当に不思議で面白くって綺麗だねえ! 全国の水族館の様子を楽しみたかったら、こちらをお勧めします。 『全国水族館ガイド 2006-2007』 ただの水族館ガイドじゃないよ。とっても綺麗だよ。 これはカンチョ先生の水族館のホームページより写真の量が多くて、素敵だよ。やっぱり印刷物の持つ良さってあるし、パラパラページをめくる楽しみって、格別だもの。 皆さんもこれらの写真集もご覧になったら、よくお分かりになられると思うのですけど、水族館全体の雰囲気が伝わって、気持ちがいいのです。人が好きなことを好きなようにやっていて、それを人に伝えたいって表現しているのを見ているのって、嬉しいよね。 これは、今この記事を読まれている皆さんのブログにも共通していることだけどね。 それにしても、日本には立派で特色のある水族館が多いねえ! また、お魚さんがお好きな方には、カンチョ先生が撮った写真のカレンダーもあるよ! 最後に、カンチョ先生が触れておられなかった豆知識 水族館と水族園の違いについて(その2) 『水族館』の他に、東京にある葛西臨海水族園とか、神戸の須磨海浜水族園とか、『水族園』って名乗る施設があるよね。 どうして『水族園』っていうかというと、 『水族館』は文部科学省(旧文部省)からの文教予算の補助金が出るんだけど、周辺の公園整備をセットにして、『水族園』って名前を一字変えると、さーてお立会い! 国土交通省(旧建設省)からの公園整備予算の補助金も出るらしいんだ。 一粒で二度美味しい、グリコアーモンドチョコなのでした。 いわば、『縦割り行政』を逆手に取った補助金獲得作戦がこの『園』の字にこめられていたのでした。今もこの手が通用するかって、分からないけどね。だって、『水族園』ができた頃と違って、今は財務省の財布の紐って硬いからね。 そんなこんなで、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。カンチョ先生ありがとうございました! また、時間を作って、近所の水族館にいきたいと思います。 お金が溜まったら、酢飯の上に横たわっているお魚さんたちとも親しく接したいと思います。すし善さん、待っててね! 最後に、カッコいいシノノメサカタザメ君のイラスト(やる気の無いノレン君が描いた想像図)。背びれが一部食いちぎられて痛々しかったよ。 もう一度会いに行ったらば、いなかったよお!死んじゃったのかな?うえーん。 |
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2006年11月02日
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