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さて、一行は、地下鉄でナゴヤドームに向かいます。 スジャータちゃんはロールスロイスで移動です。 「スジャータも地下鉄乗りたいよお!」 地下鉄『ナゴヤドーム前』駅から、ナゴヤドームへの地下道は、ドラゴンズロード、つまりドラゴンへの道です。 「ドラゴンズ日本一に通じる道だぎゃー」 選手の写真がパネルで展示されています。 「とろいこと言ったらだめだがね。蔦なら、シカゴカブスのリグレーフィールドの外野の壁を覆う蔦のほうが有名だぎゃー。蔦は甲子園球場だけの専売特許だと思わんとって」 駅から、とにかくひたすら歩きます。 やっとついたのが、ナゴヤドームだぎゃー。 「わーい!ナゴヤドーム!かっこいいねえ。スジャータ、気に入ったよお」 「スジャータちゃんもきにいっとりゃーすね?ほんと、どえりゃーカッコイイでかんわあ!」 「あれえ?章子ちゃん、龍さんがいるねえ。やさしいお顔だねえ」 「ほんまや!まあなんと人のよさそうな龍はんでんなあ!『負けておくんなはれ』ってお願いしたら、勝ちを譲ってくれそうや!」 「たわけたこと言やーすな!龍の絵の顔は優しくても、ドラゴンズは優勝だがね」 球場の隣には巨大なショッピングセンターがあります。 早く球場に着きすぎても、ゆっくりとショッピングで時間がつぶせます。便利だねえ。 キティーちゃんも応援しているねえ。 店内も広くて綺麗! テナントにはドラゴンズショップもあります。店内はドラゴンブルーと何故かピンクが氾濫しています。 さすがのシルベさんもナゴヤドームに感心しています。 「すごいねえ。大したもんだねえ。でも、僕としては中日球場の味わいのほうが好きだったんだけどなあ! ボールの形の給水塔がかっこ良かったんだけどなあ!これも時代の流れなんだねえ・・・」 シルベさんはちょっぴり淋しそうでした。
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眼とろん星人地球滞在記
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名古屋は今とても元気です。日本一元気なんじゃないかな? トヨタ自動車があるしね。 新しいビルがにょきにょき建っています。 夜景の美しかったJRセントラルタワーズは、朝もとっても綺麗です。白亜に輝くギリシャのアクロポリスを連想しますね。 名古屋のビルの老舗にして決定場版の『大名古屋ビルヂング』です。 地球儀みたいな、コカコーラのまあるい看板がカッコイイなあ! 「わーいビルヂング、ビルヂングゥ〜。 スジャータも今度建てる自社ビルは、スジャータビルヂングにするよお!」 「スジャータお嬢様、それは絶対にいけません!」 メリーさんが、血相を変えて怒りました。 シルベさんが、とりなしに割って入ります。 「まあまあ、『ビルディング』を『ビルヂング』って表記するのは、ある時代、全国的に流行ったから『大名古屋ビルヂング』だけが特別どうこういうわけではないんだけどね。 ただ、『名古屋』に『大』が付くのがねえ。『大東京』というのは聞いたことはあっても、『大大阪』なんてないでしょ? それが見栄張って『大日本帝国』を連想させるような『大名古屋』って名古屋中華思想が色濃く出たネーミングのうえに、ご丁寧にも『ビルヂング』っていう時代がかった表記が、とっても名古屋らしくて、趣があるんだよね。 その上に、緑がかった窓のデザインが、名古屋城の屋根瓦をイメージできるから、これは名古屋のエキスを煮詰めたようなビルといえるんじゃないかな?」 「シルベさんったら、冷静な分析を装って、名古屋を馬鹿にしとりゃーすでしょー。 このビルに関しては、名古屋人もお手上げだで、章子はコメントを控えるに」 大名古屋ビルヂングで大いに盛り上がったお次は、名古屋の新名所ミッドランドスクエアです。 ブランドショップを低層階に配した、思いっきり成金趣味の香ばしさが涙を誘います。 ミッドランドスクエアの夕景。とってもお洒落です。 シックな色調のミッドランドスクエア内部 なお進んでいくと、建設中のビルが見えます。 「何ですか、あの中尾彬のネジリンボウのネクタイみたいな建物は?」 「あれきゃーも?あれは、2008年2月竣工予定のモード学園スパイラルタワーズだでよお。ここに完成予想図があるがね」 「凄いねえ。おもしろいねえ。奇抜なデザインだねえ☆スジャータこのビルが完成したときにまた来たいよお!」 さて、名古屋駅前には名古屋人なら知らぬものの無い、有名待ち合わせスポットがあります。 名古屋のアイドル、『ナナちゃん人形』です。 「名古屋がどうして『ナナちゃん』なの?名古屋って「名古屋グランパスエイト」っていうぐらいだから、『シャチ』と『8』でしょ? 尾張徳川家の合印(あいじるし)をあしらった名古屋の市章も『八』だし、名古屋大学の前身も『第八高等学校』でしょ?」 名古屋の市章(名古屋市ホームページより。これって、パブリックなマークだから、転載しても問題ないはずだよね?) 「何も分かっとりゃせんねえ。名鉄ヤング館、旧セブン館前に立ってるからナナちゃんだぎゃー。身長は6m10cmあるに。スイス製のマネキンで、いろんな洋服を着るお洒落さんだで」 「ほんとお?すごいねえ。スジャータ、ナナちゃん大好きだよお」 「そんなローカルな事情を、余所者が分かるわけないでしょ!」 ということで、今回は名古屋駅前を駆け足で紹介しました。 名古屋編は、まだまだ続くよ。
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さて次の日の朝です。 さっそく、一行は宿の近所の喫茶店に向かいました。途中で、われわれは奇妙な像を発見しました。 「あれえ、なにさあ、このカッパさんわあ。スジャータ、びっくりだよ」 「どひゃー。こらええわ。傑作や!」 「なんだあ?地元の私だって知らんかったがね。ワザワザこんな変なもん見つけんとって!」 「そうか、名古屋の守り神は河童なんだね。濃尾平野は、木曽川の氾濫があるからね」 「変な納得のしかた、したらいかんがー」 さて、われわれは、腹を抱えながら、目指す喫茶店に到着しました。みんな、笑いすぎてお腹がペコペコです。 「これが、名古屋一円にチェーン展開している、コメダ珈琲店だぎゃー」 みんな、章子ちゃんがお勧めの『シロノワールとモーニングセット』を注文しました。 お客さんはすべて、殺気立った目で中日スポーツを熟読しています。 さすがの西出さんも報知新聞を出せません。 これが問題の『シロノワールとモーニングセット』です。トーストや『大き目のマグカップ』との大きさを比較しても、シロノワールの大きさがお分かりいただけると思います。 柔らかくってあったかいデニッシュの上に、冷たくて美味しいソフトクリームが乗っています。確かにとても美味しいのだけれど、量が半端ではありません。 名古屋の人は、程度というものを知らないようです。私たちは途方に暮れました。 さすがにスジャータちゃんは残しました。章子ちゃんは、『ダイエットが台無しだぎゃー』と言いつつ、名古屋の名誉のために、意地になって泣きながら完食しました。 男性陣は章子ちゃんに気を使って、無理して全部食べました。お昼の『ひつまぶし』があるというのに。トホホ・・・・。 名古屋の喫茶店は、モーニングサービスを一日中やってるお店が多いんだって。 そんなのモーニングじゃないよお!
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ということで、章子ちゃんとのお約束どおり、名古屋に来ました。 名古屋駅では、大阪から先乗りしていた西出さんと、地元の名古屋嬢、章子ちゃんがホーム売店のきしめんの香りとともに出迎えてくれました。 「スジャータちゃん、よくみえてくりゃーしたのお。あーりがーとね。章子、どえりゃーうれしいぎゃー」 「章子ちゃん、遅くなってごめんね。お約束どおり、遊びに来たよお。案内してね☆」 宿にチェックインして、さっそく味噌煮込みうどんを食べに行きました。 シルベさんと西出さんは、浮かない顔です。 「味噌煮込みうどんはやめといた方がええで。うどんが、にちゃにちゃして、生煮えみたいやさかいに、あんまり勧めまへんわ。あれはコシってもんやないで」 「西出さんの言うとおりだよ。期待するとがっかりするよ」 「二人とも何言っとりゃーすのー。変な先入観植えつけたらかんがねー。みんな、いっぺん食べてみやー。どえりゃーうみゃーでかんわ」 なお、アトモス部屋で使用する写真は、参考写真ということで以前のものを流用している場合もありますので、季節が変わっていたり、現在とは風景が違っていたりします。 予めご了承くださいね。 そんなにしょっちゅう旅行ばかりしていては、私もあごが干上がってしまいます。 それはさておき、某店、味噌煮込みうどんの写真 みんな、章子ちゃんの手前、おいしいおいしいと言いながら、店を出ました。 でもねえ、スジャータちゃんは本当に美味しかったんだって☆ 名古屋人の素質があるんだねえ。章子ちゃんは、大得意です。 「みてみやあ!スジャータちゃんみたいに舌が肥えた真のお嬢様には味噌煮込みうどんの値打ちがわかるんだわ。さすがだわ。八丁味噌っていったら、宮内庁にも納品している由緒正しい味噌だがね」 「だから、味噌には文句をつけてないんだよ。問題は麺だ。まあねえ。味には好き嫌いがあるからねえ。美味しかったことにしよう」 「シルベさんたら、なんか感じ悪いに」 それはともかく、最初に見なければならないのが名古屋駅前のJRセントラルタワーズです 「すっごーい。大きくて綺麗なビルだね。スジャータうれしくなっちゃったよ」 「観てみやあ、名古屋は田舎じゃないに。どえりゃー『ときゃー(都会)』だぎゃー。駅ビルの高さとしては、世界一だでよー」 「そやけど、駅ビルって、世界的なもんなん?駅前に見栄張って、思いっきり気合の入ったビル建てるのが田舎やねんけどな」 「京都の駅ビルだって気合い入っとるがね」 「あれは、市街の他の場所は景観上の高さ規制が厳しいからね」 「そうやねん、名古屋一高いビルは先ごろ完成した247mのミッドランドスクエアに譲ったというのはええとして、西日本一高いビルは256mの大阪ワールドトレードセンタービルやし」 「横浜ランドマークタワーは、295.8 mあるに。シカゴのシアーズ・タワーは、アンテナをいれたら529mあるがね。 でゃーてゃー西日本一っていうのがせこいんだわ。大阪ワールドトレードセンタービルみたいに、あんな税金を無駄に使った、とっろい失敗ビルと一緒にせんとって」 「こりゃ章子ちゃんのいうこと正しいわ。一本取られたわ!」 繁華街の夜景を見に地下鉄で栄に行きます。スジャータちゃんはロールスロイスで移動です。 「スジャータも地下鉄乗りたいよお!」 地下鉄は少し混んでいます。若い綺麗な女性が乗り込んできました。 女性は目ざとく座席が少し空いている場所を見つけて、左右の客を押しのけて座りました。 「見た?今の…。すごいねえ。流石は名古屋だねえ」 「何がかんのー?空いてたら座るのがあったりみゃーだがね」 「そやけどなあ。大阪でもオバチャンは、たいがい厚かましいけど、さすがに若いべっぴんはんは、見栄を張って立つけどなあ。名古屋の地下鉄って、そんなに長いこと乗ってなあかんのかいな?」 「そんなとっれーこ言っとりゃーしたら、厳しい世の中、生きて行けんに」 さて、これが名古屋の繁華街を彩るオアシス21と名古屋のテレビ塔です。綺麗なイルミネーションですね。 「ここが栄なの?手前の建物はUFOみたいだねえ。後ろの塔は、名古屋が全国に誇る、名古屋のテレビ塔だねえ。かっこいいねえ。スジャータ気に入ったよ」 「名古屋人に気合が入る割には、名古屋のテレビ塔って影が薄いんだよね。繁華街で栄えたところだから、『栄』って、みもふたもないしねえ。野暮だねえ」 「なにがかんのー?どえりゃーわっかりやすくて良いがね」 「そうだね。名古屋って街自体がおのぼりさんだから、分かりやすいほうがいいね」 「そりゃそうや、京都の先斗町(ぽんとちょう)なんて、他所の土地の人には読めまへんさかいにな。ただ、そういう歴史を背景にした排他性を持つのが都会ちゅうもんなんやけどな・・・。」 「それって、ほめとりゃーすの?」 「もちろん褒めてるんだよ」 「あたりまえや。ほめてまっせ!名古屋はごっついこと偉ろおます。りっぱなもんや。たいしたもんや。ほんまにかないまへんわ!」 「なんか、章子むかつくに!」 ということで、この日は一泊して、翌日から観光です。早く寝なければなりません。どうしてかって? だって、名古屋名物、喫茶店の過剰なモーニングサービスを体験しなければ、名古屋を語ることができないからです。 「おやすみなさーい。スジャータたのしみー」
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