創作雑記帳『余禄と補遺』
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電気というのは、基本的には貯めることができません。 「電池・バッテリーがあるのではないか」と言われるかも知れませんが、それで蓄電できる電気の量はごく僅かです。 原子力発電所では、深夜電気の消費量が少ないときでも、いちいち発電を停止すると、温度変化が激しくなり、原子炉に悪影響が生じるので、発電を続けていて、その分電気が余ります。 それで揚水発電(ようすいはつでん)といって、そういった余った電気でもって、ポンプを動かして、下部貯水池に落ちた水をくみ上げて上部貯水池に戻したりしています。 電気の需要が多い時に、そうやって汲み上げた水を下に落として発電するわけです。 巨大な電力量を蓄電できるのなら、揚水発電なんて面倒くさいことをせず、それこそ巨大バッテリーでもって電気を備蓄し、電気の消費が多かったり、今回の地震のように電力が不足すれば、備蓄した電気を使えば良いのですが、そんな巨大バッテリーが発明されたら、ノーベル賞確実です。 それで、今はどういう風に発電所を作っているかというと、真夏のクーラーをガンガンかける時のような消費電力量のピークの電力需要に合わせて、発電所を作っているわけです。 電力消費には、その時使う分だけの発電が必要なのです。文字通り自転車操業です。 当然、電力需要が多くなりすぎて、発電量が足りなくなったら停電することになります。 昔なら、停電はしょっちゅうあって、世界的には現在も停電が珍しくない国なんてざらにあります。 ところが、今の日本ではパソコンや医療機器、公共輸送機関、工場は電気で動き、マンションの水道の水もポンプで汲み上げています。 停電になったら、少し考えただけでも生活に及ぼす影響がどれだけ大きいか分かります。 電力の安定供給を前提とした今の日本は、「停電にとても弱い国」だといえそうです。 今回の地震で、福島第一原発をはじめとして多くの発電所が大きな被害を受け停止しました。 私は思うのですが、供給側の電力量の総量が把握できたとして、電力量の需要がどの程度になるかは、不確定要素が大きすぎるのですね。今回の地震の被害によって、送電した電気がロス無く消費地に届くかということもあるでしょうし。 ですから、東京電力もなるべく停電の被害を最小限に食い止めるために、計画停電によって、あらかじめ停電の用意をしてほしいということなのだと思います。 今回の災害については、東京電力も罹災者なのです。福島第一原子力発電所の対応も含め最大限の努力をされているのだと思います。 メディアはもう少し、落ち着いた対応をすべきではないでしょうか。 地震による直接的な被害を受けられた方は、停電どころではないのですから。 それより、まず私たちに出来ることは、節電です。それから、不要不急の電話を控えることなど・・・。 また、私たちは普段の生活で、原子力発電所で発電された電気によって大きな恩恵を被っています。 福島第一原発の事故については、今なお予断を許しませんが、現在のところ格納容器は無傷で、検出される放射線量も落ち着いているようです。現場では海水注入等により、炉心の冷却に最大限の努力が成されています。 不安な中、避難されている方、体の状態によって十分な避難ができない方もいらっしゃいます。 無責任な風説の流布はやめて欲しいものです。 東北地方太平洋沖地震における当社設備への影響について 【午後3時現在】 平成23年3月13日 東京電力株式会社 平成23年3月11日午後2時46分頃に東北地方太平洋沖で発生した地震による、 当社設備への主な影響を以下の通りお知らせいたします。 ※下線部が新規事項 【原子力発電所】 ・福島第一原子力発電所 1〜3号機 地震により停止中 (4〜6号機は定期検査中) ※福島第一原子力発電所の半径20km以内の地域住民に対して、国より避難指示 が出されております。 ※モニタリングカーによる発電所構内(屋外)の放射性物質(ヨウ素等)の測定 の値が通常値を上回っております。 ※3月12日午後3時29分、敷地境界の放射線量の値が制限値を超えたため、同日 午後4時17分に、原子力災害対策特別措置法第15条第1項の規定に基づく特定 事象(敷地境界放射線異常上昇)が発生したと判断し、午後5時に通報しまし た。 当該モニタリングカーの測定値は一時的に下がりましたが、再度測定値が上昇 し、敷地境界の放射線量の値が制限値を超えたため、同日午前8時56分に再度、 原子力災害対策特別措置法第15条第1項の規定に基づく特定事象(敷地境界放 射線異常上昇)が発生したと判断し、午前9時01分に通報いたしました。 その後、当該モニタリングカーの測定値は一時的に下がりましたが、再度測定 値が上昇し、敷地境界の放射線量の値が制限値を超えたため、同日午後2時15 分に再度、原子力災害対策特別措置法第15条第1項の規定に基づく特定事象 (敷地境界放射線異常上昇)が発生したと判断し、午後2時23分に通報いたし ました。 ※(1号機)3月12日午後3時36分頃、直下型の大きな揺れが発生し、1号機付 近で大きな音があり、白煙が発生しました。 午後8時20分に海水の注水を開始し、その後、中性子を吸収するホウ酸の注入 もしております。 現在、使用済燃料プールの水の冷却方法について、関係箇所と調整しています。 ※(2号機)原子炉隔離時冷却系で原子炉に注水しております。原子炉水位は通 常より低いものの安定しております。なお、国の指示により、安全を十分に確 認した上で、原子炉格納容器内の圧力を降下させる措置を行うため、ベント弁 の操作を行い、本日午前11時に完了しました。 ※(3号機)高圧注水系が自動停止し、原子炉隔離時冷却系の再起動を試みたも のの、起動ができず、非常用炉心冷却装置についても注水流量が確認できない ため、本日午前5時10分に、原子力災害対策特別措置法第15条第1項の規定に 基づく特定事象(非常用炉心冷却装置注入不能)が発生したと判断し、午前5 時58分に通報しました。 また、安全の確保を目的に、原子炉格納容器内の圧力を降下させる措置(放射 性物質を含む空気の一部外部への放出)を行うため、ベント弁の操作を行い、 本日午前8時41分に完了しました(9時20分にベントが成功)。 その後、午前9時25分に、中性子を吸収するホウ酸を含んだ水を、消火ポンプ により原子炉に注入しました。 また、長時間にわたり、圧力容器の水位が上昇していない状況や、建屋内の線 量が上昇している状況などをふまえると、3月12日に1号機で発生した事象と 同じことが起こる可能性も否定できず、それを未然に防ぐ施策の検討を重ねて おります。 ※今後、安全の確保に全力を尽くしてまいるとともに、引き続き周辺環境のモニ タリングを継続・監視してまいります。 ・福島第二原子力発電所 1〜4 号機 地震により停止中 ※福島第二原子力発電所の半径10km以内の地域住民に対して、国より避難指示 が出されております。 ※安全を確保するため、原子炉格納容器内の圧力を降下させる措置(放射性物質 を含む空気の一部外部への放出)の準備を行うことといたしました。 この措置は、1号機、2号機、4号機において実施することを検討しており、 関係行政機関へもその旨を通報、連絡しております。 ※3号機については、午後0時15分に「原子炉冷温停止」状態となっております。 ・柏崎刈羽原子力発電所 1、5、6、7号機は通常運転中 (2〜4号機は定期検査中) 【火力発電所】 ・広野火力発電所 2、4号機 地震により停止中 ・常陸那珂火力発電所 1号機 地震により停止中 ・鹿島火力発電所 2、3、5、6号機 地震により停止中 ・大井火力発電所 2号機 地震により停止中(3号機は復旧済み) ・東扇島火力発電所 1号機 地震により停止中 【水力発電所】 ・すべて復旧済み 【流通設備等への影響】 地震により、当社の変電所は4カ所が停止中 ・那珂変電所 地震により停止中 ・新茂木変電所 地震により停止中 ・常磐変電所 地震により停止中 ・水戸北部変電所 地震により停止中 【当社サービスエリアにおける停電状況】 ・合計 約26万軒が停電中 東京都 : 0軒 神奈川県: 0軒 栃木県 : 7,366軒 千葉県 : 301軒 埼玉県 : 0軒 群馬県 : 0軒 茨城県 : 247,853軒 山梨県 : 0軒 静岡県 : 0軒(富士川以東) 【当社サービスエリアにおける電気の安定供給確保にむけた取り組み需給状況】 ・新信濃変換所からの応援受電 60万kW ・佐久間変換所からの応援受電 30万kW ・東清水変換所からの応援受電 10万kW ・北本連系設備からの応援受電 60万kW ・電気の復旧については全力を挙げて取り組んでおりますが、本日につきまして も、極めて厳しい電気の需給状況が予想されます。何とぞ、広く皆さまの節電 へのご協力をいただきたく、お願い申しあげます。 【その他】 ・切れた電線には絶対にさわらないでください。 ・また、漏電による火災防止のため、自宅を離れる際には、分電盤のブレーカー を下げて外出してください。 ・自家発をお持ちのお客さまにつきましては、燃料の確保等をお願いいたします。 以 上 |
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ということで、 多摩動物公園にいた東北野ウサギさんです、 野ウサギさんは飼いウサギさんとまた違ったかわいさですね。 日本では、因幡の白ウサギさんが有名ですね。 ウサギさんは、一羽二羽って数えますが、鳥だっていうことかな 今年の干支は辛卯(かのと う)です。 平成23年、西暦2011年、 皇紀2671年です。 ウサギさんと言えば、サンリオのキャシーちゃんがオランダの企業メルシスのディック・ブルーナが描いたウサギの女の子=ミッフィーちゃんに似ているって揉めているようです。 でも、ウサギって擬人化してイラストにしたら、似てくると思うけどねえ。 そもそも、どっちとも、ピーターラビットのシルエットをデザイン化したように見えなくもないし、 ミッフィーの絵本がオランダで誕生したのは1955年、『初期のミッフィー』で画像検索したら、姿が今のミッフィーちゃんと全然違うんですよ。 初期のミッフィーちゃん 一方ハローキティの友達としてキャシーちゃんが登場したのは、1976年。どうしてそれから34年も経った今頃問題にするの?っていう気がします。 現在のミッフィーちゃん(左)とキャシーちゃん(右) この34年の間でサンリオ風に変形してきたのは、むしろミッフィーちゃんの方なんじゃないの? キャシーちゃんがミッフィーちゃんに似ているというなら、ミッフィーちゃんと同じく口が×印しの『ムスティ』【Musti=ベルギーのアニメーションスタジオであるスタジオTVデュピュイ (Studio TV Dupuis) が製作したアニメーション及び絵本のシリーズ】の方が似ているわけです。 ムスティのお口はミッフィーとそっくり。 ネコの男の子「ムスティ」は1968年からフランスとベルギーで製作されました。 それなら、オランダの企業メルシスは、先にベルギーのスタジオTVデュピュイを訴えるべきだとおもうのですが・・・。 いずれにせよ、子供に人気のキャラクターですから、穏便に話がついたら良いですね。 なお、今の日本名では、ミッフィー(英語でMiffy)ですが、オランダの名前はナインチェ・プラウス(オランダ語 Nijntje Pluis)で、最初に日本で紹介されたときは『うさこちゃん』という名前だったそうです。 小さい子は『ミッフィー』より、昔の呼び名の『うさこちゃん』の方が、呼びやすいねえ。 地球のいざこざも問題ですが、 やはり、時代の潮流は宇宙開発です。 去年の『はやぶさ』、感動的だったねえ。 月面に描かれた巨大な月面絵(再掲) ご近所で万障繰り合わせの上、人類の月探査を見物するうささんたちの写真(USA撮影:再掲)。 うさぎ年は飛躍の年ですね。 本年もいい年でありますように。 皆さんにとっても健康で幸多き年でありますように。 本年もよろしくお願いいたします。 |

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