お食事の部屋
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途中に『アイスクリーム発祥の地』の母子像が建っていました。 馬車道で明治2(1869)年に開業、販売されたのが日本のアイスクリーム第一号だそうです。 当時は『氷水』と表記され、『あいすくりん』と呼ばれていたんだって。 さすがは横浜だねえ。発祥のものが多いねえ。 勝烈庵の真横には『六道の辻通り』という石柱がありました。 六道の辻といえば、以前、京都の六道の辻の記事を書いたのですが、この辺にお墓でもあるのかな? 昔、暗闇坂の刑場(戸部刑場)が西区西中学校あたりにあったそうだけど。ここから暗闇坂まで繋がっていたのかな?う〜む。 六道の辻ということは、冥界への入り口っていう意味だから、このへんに幽霊さんが出るんだねえ。 それにしても平成11年3月とは、新しいねえ。六道の辻で『まちおこし』かな? 水木しげるさんの出身地の鳥取県境港市は妖怪で『まちおこし』してるからねえ。 でも、江戸時代このあたりは、太田新田だったようだし・・・。 それで、明治34年の「横浜全図(1901年)」をみたら、ここは6差路になっているので、単にそれで、六道の辻ということなのかもしれません。 な〜んだ。百鬼夜行が往来する通りだと思ったよ。 勝烈庵(かつれつあん) 馬車道総本店です。 大きな提灯だねえ。 入り口に暖簾が架かっています。 『ハマの街灯点火の地』という碑がお店の前に建っています。 ここの周りは史跡が多いねえ。 店内には棟方志功さんの絵が使われています。 棟方志功画伯が生前ここの常連さんだったそうです。 カウンターの向こうには、コック帽を被った調理人の方々が5人。 若い人もベテランの人も、てきぱきと立ち働いています。 勝烈定食1470円なりを注文しました。 カツレツに、ご飯と、漬け物と、シジミの味噌汁が付いています。 平べったいカツレツです。 断面はこんな感じ。 秘伝のソースをかけていただきます。 このソースは新鮮な野菜と果物タップリ使って、2日間とろとろ煮込み、1日寝かせてあるそうです。 辛子をつけて。 甘辛いソースに、ふわふわさくさくの衣がとっても軽いのです。 肉は適度な歯ごたえがあって、均質に火が通っています。 柔らかいお肉も良いけど、適度な歯応えのあるポークもいいねえ。噛む度に、お肉の旨味が口中に広がります。だから、こういう薄くて平べったい形なのですね。 もちろん、歯はすっと通って綺麗に噛み切れます。 ご飯が美味しくいただけます。 シジミの入ったお味噌汁が、さっぱりして、とてもカツレツに合います。 さすがは、横浜老舗の名店だねえ。 ごちそうさまでした。 それで近所を少し散歩しました。 牛馬飲水槽がありました。 1917年(大正6)、牛馬飲水槽は、陸上交通を担っていた牛馬のために、神奈川県動物愛護協会の前身である日本人道会と横浜荷馬車協会によって、各所に設置されたものです。 牛も馬も水を補給しないとね。 ご近所に煉瓦造りのお洒落なお店がありました。 馬車道十番館だって。 木製の電話ボックスがカッコイイねえ。 横浜は煉瓦がとってもよく似合う街です。 勝烈庵は周りの散策もセットにすればとても贅沢な時間が過ごせるねえ。 |
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横浜の伊勢佐木町(いせざきちょう)といえば、 青江三奈(あおえみな)さんの唄った 『伊勢佐木町ブルース(昭和43年 作詞:川内康範 作曲:鈴木庸一 唄:青江三奈)』 が有名です。 そういえば、この曲の作詞の川内康範(かわうち こうはん)さんって、森進一さんが『おふくろさん』の歌詞を勝手に変えたってもめてた、耳毛の長いおじさんだねえ。 『月光仮面』の生みの親で、テレビアニメ『まんが日本昔ばなし』の監修に当たった人としても有名で、とっても多才な人です。 それで、川内康範さんの伊勢佐木町ブルースによると、伊勢佐木町では、夕方になると、 恋と情けの灯が『ドゥドゥビ ドゥビドゥビドゥビドゥバー』ってともるそうです。 それで、『グリル桃山』についたらば、すでに店内に恋と情けの灯が『ドゥドゥビ ドゥビドゥビドゥビドゥバー』とともっていました。 創業昭和8年だそうです。 いかにも歴史ある横浜の洋食屋さんといった佇まいの店内に入り、ビーフシチュー温野菜添えとライスを注文しました。 ビーフシチュー温野菜添えです。 よく煮込んだ大きな牛肉の塊がごろごろ入っています。 牛肉を頬張るって贅沢だねえ。柔らかくて繊維がほぐれて美味しいねえ。 濃厚でコクのあるデミグラスソースが良く染みています。ビーフの肉汁と混ざって、口の中に広がります。 味の文明開化だねえ。 ワインを煮込んでいるんだって。 少し辛めのお味なので、ライスと交互に食べます。 ライスはフォークの背中に乗っけて食べるねえ。 ニンジン、ジャガイモも柔らかくって、豆がシャキシャキです。 店の奥様にとても丁寧に応対していただいて、アットホームな雰囲気でした。 いかにも常連といった雰囲気の若いお父さんと、息子さんが隣の席にいて、どうやらお母さんと待ち合わせをして、ここでディーナーのようです。 お店もお客さんもこうやって代替わりしていくのですね。 ビーフシチュー2415円とライス260円で合計2675円でした。 ごちそうさまでした。 |
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横浜関内駅からほど近く、伊勢佐木町モールの入り口手前の雑居ビルの地下にあります。 店頭のボードに写真があって、 右端のモハンセット キーマビリヤニ、タンドールチキン、パパド、ナン、サラダ、チャイ 1800円 を注文することに決めました。 ということで、階段で地下に下ります。 インドのカレー屋さんって、何故かこういう場所が多いねえ。 内装は正しいインド料理店です。 正しいインド料理店なので、テレビからはボリウッドのマサラムービーのダンスのミュージックビデオが流れています。 男性の低音ボイスと、女性の頭のてっぺんから出てくるような高音がインドの情緒を醸し出します。 私は家でカレーを食べるときも、こんなCDを流したりします。 音楽を流すと、美味しさが2割ほどUPするような気がします。 お店の人(もちろんインドの人)が注文を取りに来たので、『モハンセット』って言ったのですが、外のボードの方か?って聞かれました。 出されたメニューを見たらば、3500円のモハンセットもあるようです。 メニューの方は量が多そうなので、外のボードの方ですって答えました。 それで、出てきたモハンセットです。 カレー(キーマビリヤニ)は最初からライスの上にかかっています。 赤っぽくてトウガラシの色が勝っています。 ターメリックが押さえてあるのかな? 辛さは種類があるみたいですが、特に何も言いませんでした。 私は激辛が苦手なのですが、これはぴりっとしてほどよい辛さでした。 インドの本場カレールウは、さらさらのイメージがあるのですが、野菜を煮込んであるので、こくととろみがあります。 ぱさぱさの外米がカレールウに良く絡んで美味しいのです。 タンドリーチキンは赤いインド独特の香辛料が香ばしくって、柔らかいチキンが良い味を出しています。 ふわふわもちもちさくさくの大きなナンはバターが効いていてとても美味しくて、ちぎって頬張ると幸せな気持ちになります。 パパドはドンタコスのような感じで、塩味が効いていて箸休めになります。 最初は普通に口に運ぶ分ずつ混ぜて食べていたのですが、半分くらい食べた時点でふと思いついて、タンドリーチキンの身を骨から剥がしてほぐし、カレーの中に投入して、ライスと一緒によくかき混ぜて食べました。 これは、銀座のカレーの名店、ナイルレストラン流の食べ方です。 これがまた美味しいのです。 ご飯に対するルウの量が多くて、ルウの中にご飯が泳いでいるのです。 インドカレーは美味しいねえ。 食後のチャイが甘くって、ほっとします。 ということで、便利な場所にあって美味しいお店なので利用がしやすいのです。 このお店でカレーの余韻に浸りながらJR関内駅にむかって羽衣町の交差点の横断歩道を渡っていたら、向こうから色黒の背の高い鼻筋の通った日本人離れしたカッコイイ男の人が歩いてきました。 さっきのカレー屋さん関係のインドの人かと思ってよく見ると、どうも見覚えのある顔です。 それもそのはず。その人はなんと、サッカー・ワールドカップ南アフリカ大会の日本代表で大活躍した中澤 佑二(なかざわ ゆうじ)選手でした。 びっくりだねえ。 その日は中澤選手の所属している横浜F・マリノスがホームの新横浜にある日産スタジアムでの試合を控えていたから、横浜の繁華街で見かけても不思議ではないのですが。 中澤選手と田中マルクス闘莉王選手のセンターバックの二人は日本の守備の要として世界的に評価されていたからねえ。 中澤選手はスタジアムのピッチでの雄姿は見たことがあるのですが、間近ですれ違うと背が高くてとても精悍でした。 それにしても、この前、南アフリカで戦っていたのをテレビで応援していた人が、現実に目の前をスーツ姿で歩いているのを見るのは不思議な感覚だねえ。 ライオンさんの写真をUPして、ハイネケンビールを飲んで、デニッシュパンを食べて、マテ茶を飲んで一生懸命応援したから、神様が会わせてくれたのかも。 縁起が良いねえ。 この前は八景島でさかなくんを見かけたし。 それにしても、横浜は良い街だねえ。
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