お食事の部屋
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夏は海水浴も手伝って大混雑ですが、冬は閑散としています。 ところが、その分秋から冬にかけて、シーズンの食べ物があるようです。 その一つがハゲ肝です。関西ではカワハギのことをカワが簡単にはげることから、ハゲと呼ぶそうです。人の頭髪には全く関係ないので、間違えないでね。 カワハギのシーズンは夏なのですが、キモは秋冬に成長してシーズンなんだって! このカワハギのキモ、すなわちハゲ肝は和歌山の名物らしいのです。中にはアンコウのキモのアン肝より美味しいと言う人もいるそうです。 そこで、白浜に行ったついでにそれを食べてみることにしました。 シーズン物ということで、先にご紹介しますね。 白浜は関西の奥座敷として発展しましたが、全国から観光客が来ています。 黒潮が流れているので、海の幸が豊富なのは有名です。 それで、いろいろ探して見つけたのが、 居酒屋『長久酒場(ちょうきゅうさかば)』です。後ろに見えるビルがホテル三楽荘です。 色が地味なので一度気づかずに前を通り過ぎてしまいました。 お店に入ってカウンター席に座ると突き出しが出てきました。 歯ごたえがあって、甘辛い汁が中まで染み込んでいてとても美味です。 ご主人に聞くと、鳥肝だそうです。癖が無いからわからなかったよ。 まだ若いご主人だねえ。 それで、さっそく、有名なハゲ肝の刺身を頼みます。 メニューには『ハゲ肝もありますよ』という控えめな表記になっていて、時価みたいです。 でもこれが目的だったので、入っているか聞いたうえで注文しました。 でてきたのがこれです。 ハゲ肝の周りに身のお刺身が並んでいます。 ハゲ肝のアップです。 ハゲ肝から食べてみます。 とろーりクリーミー。生うにの磯臭さがないような食感であっさりしています。 トロのように口の中で溶けて後味がさっぱり。口の中に残りません。 ポン酢醤油がとても合います。 身のほうは、コリコリシコシコ。噛み切れない鯛よりもずっと美味しいかも。 さっぱりした白身なのにこくがあります。 この日のハゲ肝の刺身は逆算して、二千円台後半といったところでしょうか。 次にメニューに『当店焼き物NO1メニュー』と書かれていたウツボ1000円也を頼みました。 皮の模様が少しグロテスクですね。 これをコンロで焼きます。 良く焼いて食べます。焼きが足りないと硬くて噛みにくいのです。 砂糖醤油でいただきます。 肉厚のタチウオといったお味です。ふっくらした身がさっぱりして美味しいよ。 人は見かけによらないねえ。 最後に食べたのがクジラのお刺身1000円也です。 さっと炙って食べます。 カツオのたたきみたいな感じなのですが、癖がなく、馬刺しのような仄かな甘みがあります。クジラ独特の臭みが全くありません。 クジラさん美味しいねえ。 亀の手(セイという貝)を注文するお客さんも多かったのですが、おなかがいっぱいになったのでこれは断念。 機会があったら食べてみたいねえ。 お客さんはリピーターが多いみたいです。 みなさん『美味しい』を連発していましたよ。
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