そっくりさんの部屋
[ リスト | 詳細 ]
|
「笑う門には福来たる」といいますが、年を改めるという垂直で聖なる時間には非日常の芸能を神様に奉納するのは常識なのです。 『中心と周縁』という著作が有名な文化人類学者の山口昌男さんがそう言っていました。 だから三河万歳なんかが、門付(かどづ)けに回っていたのですね。 寄席はお正月が一番のかき入れ時で、吉本興業の社長だった故林正之助(はやししょうのすけ)氏は、「正月は、舞台に蟻を出しても客は入るんや!」と豪語していたそうです。 ということで、明石家さんまさんと木村拓哉さんのお正月特番『さんタク』(フジテレビ系)のゲストにエアロスミスのスティーブン・タイラーさんが出ていました。 スティーブン・タイラーさん。 スティーブン・タイラーさんの『LOVE LIVES』 映画の『Space Battleship ヤマト』は、大ヒットしたアニメーションの『宇宙戦艦ヤマト』【ただし、初回テレビ放映は視聴率が取れなかったのですぐに打ち切りになり、急いで地球に帰って来ちゃいました】の実写版なのですが、『宇宙戦艦ヤマト』のファンでいろいろ思い入れがある人には、不評だったようです。 でも、そんなものの無い私は、この映画をとても楽しく見ることができました。 演出に首をかしげる部分も無くはなかったのですが、VFXも含め、とても良い作品だと思いました。 『木村拓哉は何をやっても木村拓哉だ。演技が上手くない』と貶す人もいますが、 それを言うなら、『ジョン・ウェインは何をやってもジョン・ウェインだ』し、『アラン・ドロンは何をやってもアラン・ドロンだ』し『三船敏郎は何をやっても三船敏郎だ』から、大スターとして、それは勲章なのです。 スターは格好良くて、存在が輝けばいいのです。 以前、料理番組の『ビストロ・スマップ』に来日したアラン・ドロン氏がゲストに出演していましたが、永遠の二枚目俳優アラン・ドロン氏は木村拓哉さんにこう語っていました。 「君はアクターだね。そう私もアクターだ。 例えば、私の友人のリノ・ヴァンチェラはコメディアンなんだ。彼は抜群の演技力で人を魅了する。私はそういうタイプではない。自分の個性で人を惹きつけるのが仕事だ」 つまり、リノ・ヴァンチェラのような演技派俳優は、フランスではコメディアンと呼ばれ【日本のような『お笑い芸人』を意味せず】アラン・ドロンはそういう所では勝負していないのですね。 木村拓哉さんは、その言葉に大きく頷いていました。 頭が良いねえ。 大体、日本のフランス映画ファンはスノッブ(知的俗物)な人間が多いので、訳知り顔で、「フランスではアラン・ドロンよりもリノ・ヴァンチェラの方が人気がある」って言いますけどね。そもそも俳優の種類が違うんですよ。 黒澤明監督の映画でも、志村喬さんや加藤大介さんのような演技派だけでなく、三船敏郎さんというスターがいるから面白いのです。 黒澤明監督が師と仰ぐ、ジョン・フォード監督の不朽の傑作『駅馬車』でも、飲んだくれ医者を演じたトーマス・ミッチェルの演技の巧さは息を呑むほどだったのですけれど(この演技でトーマス・ミッチェルはアカデミー助演男優賞を受賞)、ジョン・ウェインのまばゆいばかりの存在感があってこそ、この演技が映(は)えるのです。 それにしても、『宇宙戦艦ヤマト』以降、ハリウッドでも自己犠牲をテーマにしたSF映画が増えてきているように思えます。 というより、露骨に『宇宙戦艦ヤマト』の影響を受けているはずです。 彼等は、アメリカ人に刃向かった勇敢なインディアンの戦士や、日本兵の特攻に恐怖を覚え、『狂気がそうさせている』と切り捨てたのですが、アメリカ白人自身の自己犠牲に対しては、彼等は敬意を払うのでした。二枚舌だねえ。 当たり前です。 古今東西に亘って、私心を捨て、公のために自分の命を犠牲にする行為は、一番英雄的な行為だからです。 こういうことを言うと、『軍国主義』だとか『軍靴の足音が聞こえてくる』とか言い出す左翼だって、ドイツの革命で犠牲になったローザ・ルクセンブルグ女史や、60年安保で犠牲(デモ隊の将棋倒しによる圧死)になった東大の女子大生、樺 美智子(かんばみちこ)さんは英雄だったでしょ? 70年安保を控えた69年に大ヒットした新谷のり子さんの『フランシーヌの場合』は、3月30日の日曜日の朝、ベトナム戦争やナイジェリア内戦に抗議してパリで焼身自殺を図ったフランシーヌ・ルコント女史を英雄扱いした歌でしょ? 意味もなく挟まるフランス人おじさんのフランス語のナレーションと、歌が、「いかにも!」って感じで恥ずかしいし。 それにしても、こんな覆面ヘルメットの過激派学生が配るプロパンダ用のアジビラみたいな歌が大ヒットするなんて、この頃がいかに異常な時代だったかって分かりますね。 この連中、ゲバ学生に殺されたおまわりさんには、ひとかけらの同情もないんだ。 1971年(昭和46年)12月18日、お歳暮に擬装された爆弾で虐殺された土田國保警務部長夫人や、重傷を負った当時13歳だった四男さんは見殺しなんだね。 オウム事件と当時のゲバ学生の遣り口の類似については、多くの識者が指摘するところです。 私もオウムは全共闘世代のエピゴーネンだと思っています。 実際に、オウム事件で狙撃された國松孝次警察庁長官は、東大紛争の最前線の警視庁本富士警察署長時代、危うくゲバ学生に爆殺されかけたんですよ。 団塊の世代は、ちゃんと『総括』しなよ! 当時の極左暴力学生だった東大の仙谷由人や東京工業大学の菅直人は、「神田をカルチェ・ラタンに!」とか言っていたのですね。 だったら、昨年、チベット大弾圧に抗議して焼身自殺した若い尼僧をモデルにした曲を書いて、AKB48に歌わせなよ! そういう歌なら私も応援するよ。 この人たちにとっては、中華人民共和国共産党の人民虐殺は正義のための綺麗な虐殺。旧ソ連や中華人民共和国共産党が日本に向けた核兵器は正義のための綺麗な核なんですよ。 それで、左翼の宣伝用の犠牲者はことごとく女性なんですよね。 左翼は、女子供が権力によって殺さたということを言い立てて、大宣伝するのですね。 それで、スティーブン・タイラーさんの映画の主題歌と言えば、『アルマゲドン』ですよね。 うまく観られないときはこちら。 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=X__gY58i8f4 お正月の番組では、スティーブン・タイラーさんも大喜びで、木村拓哉さんと、『太鼓の達人』のゲームをやっていました。 フォークダンスの『オクラホマ・ミキサー』の音楽にあわせて明石家さんまさんが踊り出し、ご機嫌で太鼓を叩くスティーブン・タイラーさんを見て、木村拓哉さんが『スティーブン・タイラーさんのこんな姿は見たくなかった』と嘆いていました。 明石家さんまさんは、娘さんのIMALU(イマル)さんとロックバンド175R(イナゴライダー)のボーカルSHOGOさんとの熱愛発覚報道について、「娘がミュージシャンと結婚するかも知れないのですが、どう思いますか?」とスティーブン・タイラーさんに相談して、 あっさりと「それはやっかいだね」って答えられて、落ち込んでいました。うへえ! それはともかく、陽気にはしゃぐスティーブン・タイラーさんを見て、私は「宜保愛子さんに似ているなあ!」と思いました。 それで、宜保愛子さんを見て連想するのが、吉本新喜劇の看板役者だった岡八郎さん。 弟子には、オール巨人さんや岡けんた・ゆうたさんがいます。 『奥目』と言えば、もう一人、女流漫才の海原お浜・小浜のお浜師匠。 写真向かって右の背の高い方がお浜師匠です。 このコンビの掛け合いの間の取り方は、名人の域に達していますね。 お二人は姉妹ではなく、お浜さんが叔母で小浜さんが姪の関係です。 向かって左の小太りの小浜師匠の実の孫に、 漫才師の海原やすよ・ともこ(姉妹)さんがいます。 写真向かって左の海原やすよさん(妹)はツッコミ担当ですが、おばあちゃんにそっくりですね。 海原やすよ・ともこさんは今の時点でさえ、とても上手な漫才をしますが、まだまだおばあちゃんたちの域まで伸びシロがあるはずです。
海原やすよさんに似ているのが、女優の川上麻衣子さん
ということで、スティーブン・タイラーさんから川上麻衣子さんまで流れ着いてきました。 |





