往復書簡 湊かなえ著この新作までのインターバルが、
短かったような気がする。
インターバルの短い作家の代表は、
林真理子さんだと思っていたので、
ややびっくりの感はあるが、
今回は手紙のやり取りを介して、
そのなかで、様々な人間模様が展開される。
宮本輝さんも、錦繍いう本の中でこの方式を取られている。
手紙というものは、
本来言えないこともなんとなく文章に出来てしまう、
そんな魔法使いのような力があるものであると思う。
恩師が、
夜中に手紙は書くな、書いたら朝必ず読み返せ
そんなことを現代文の時間に言っていたっけなあ。
夜中に書くとどうも興奮して、
とんでもないことをへっちゃらで書いたりする傾向にあるらしい。
でも、それは確かに事実だと思う。
この本の中にもそんな記述があったし。
この物語は3篇の話で構成されている。
どれも話は違うので、
それぞれの物語を手紙で読む形となっている。
湊さんらしさがあるといえば、
やはり、第2章の20年後の宿題かなあ。
彼女は告白のような教師関連のものには、
すごく良い作用が働くようである。
引き込まれるものが書けていると思った。
どんどん真相が分かっていく様は、
読んでみなければわからない。
何気ない一通目の手紙から、
最後の手紙の結末は誰も想像できない。
そこが彼女の作品のおもしろいところであると思う。
さあさあ、手にとってみてくだされ。
|
全体表示
[ リスト ]




夜書いたラブレターは朝読み返せ!って
誰かに聞いたことあるw
そういえば手紙形式の本・・ついこの間
読んだ気がする・・・
なのに題名も作者の名前すら思い出せない私って・・・
秋の夜はやっぱ読書がいいね♪
2010/10/1(金) 午後 2:37
おかんさん
思い出して、ぜひ教えてくださいね。
夜中の手紙は、結構強烈なものです。大胆な言葉を使用したり
するのだとか。自分もその世界の中で妄想とともに、
すごしてしまうからかなあ。
読書はいいですよね。やることがたくさんあると、
全てが後回しになってしまう難点がありますが。
2010/10/1(金) 午後 10:32