長良川のほとりから

19キロ超え、減量はまだ続く?そろそろいいかな。

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苛め根絶

H君の悲劇

登校班で固まって、
 
六年生が
 
一年生までお世話をしながら
 
学校へ登校する、
 
我が校は
 
毎朝集団登校である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
私のクラスに
 
知能レベルがグレーゾーンの児童がいる。
 
朝は登校班で、
 
帰りは保護者のお迎えで帰宅する。
 
 
 
 
 
 
 
その児童Hが、
 
五年生の首謀者と、
 
四年生三名の男児四名に、
 
毎朝からかわれ
 
靴を後ろから踏んで脱がされたあとは、
 
靴を投げたりおもちゃにされた挙句、
 
ランドセルの後ろに乗せられて
 
履けないようにされ、
 
悔しい思いを
 
毎日させられていたという事実を
 
昨日、
 
同じ登校班の女児から漏れ聞き、
 
早速職員室に報告にいった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
学童保育が始まる前の案件は、
 
私たちでは解決が難しい。
 
 
 
 
 
 
 
 
しかも、
 
縦社会の登校班で発生していることならば、
 
該当児童の担任はじめ、
 
生徒指導、
 
通学指導の先生方全員で、
 
児童を集めて話し合って
 
事実確認からして頂かねば、
 
また忘れたころに始まってしまう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Hを救うため、立ち上がった。
 
 
 
 
 
 
 
 
私の意を汲んでくれたHの担任は、
 
徹底的に首謀者を糾弾してくれた。
 
泣くまで叱られた首謀者は、
 
ただ泣いてばかりで、
 
ごめんなさいと言っただけだったので、
 
なにがどうごめんなさいなのか、
 
全く伝わらない、
 
出直せと言われて追い返されたとか。
 
 
 
 
 
 
 
いつどこを蹴ったのか、
 
いつどうやってからかったのか、
 
いつ泣かせたのか、
 
覚えていないと言ったらしいので、
 
それに向かってHの担任は、
 
 
 
 
 
 
 
 
やった方は、
 
それくらいの軽い気持ちで、
 
自分は遊び気分だから
 
覚えていないんだよ、
 
やられた方は、
 
一生忘れられないくらい、
 
毎日痛い目にあって、
 
哀しい思いをして、
 
苦しんでいたんだよ、
 
それを、
 
たった一言のごめんなさいで済ませる気か、
 
なにをどうやって
 
どうH君を苦しめたから申し訳ないのか、
 
伝わらんので、
 
出直せ!
 
 
 
 
 
 
 
 
そういって、
 
追い返してしまったらしい。
 
 
 
 
 
 
首謀者にとって、
 
数日は反省と苦しい日が続くだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Hを助けられたことは良かった。
 
四人の児童が今後どうなっていくかを、
 
黙って見守ろうと思っている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なにも起きなければだが。
 
 
 
 

Kの両親、その後

あれから80日

前向きな家出だと
 
私に電話をかけてきて、
 
息子をよろしく頼みますと言った
 
Kの父親は、
 
先日久方ぶりに学校に連絡してきた。
 
 
 
 
 
それも、
 
私の年休の旅行中に、
 
やんちゃな内容で。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
息子を電話口に出してくれ!
 
 
 
 
 
 
まだ
 
授業中にかかってきたその電話に
 
私の部下は
 
ハラハラしながら応対したそうな。
 
 
 
 
 
 
 
 
離婚したわけではないので、
 
僕も父親だから、
 
息子とコンタクトをとる権利はある!
 
と言って、
 
主張はしっかとしてくれる。
 
 
 
 
 
 
mhが、
 
今日は休みを頂いておりますので
 
出てきたら、
 
 一度お話させていただきます
 
 
 
 
 
精一杯の対応をして、
 
旅先まで連絡を入れることを避けてくれた
 
同僚に感謝し、
 
電話を待った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
予想どおりの時間に
 
電話が鳴った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この父親の
 
家出の理由が分からなかった私は、
 
思い切って尋ねてみた。
 
 
 
 
 
すると、
 
 
 
 
 
なんと、
 
 
 
 
 
 
 
 
奥様(Kの母親)のDVだったことが判明した。
 
父親は線の細いタイプで、
 
心を壊してしまっておった。
 
 
 
 
 
 
 
心が壊れた人間の行動や、
 
その理屈では語れない心のうちは、
 
同じ経験をすると、
 
手に取るようにわかる。
 
この父親の
 
家出行動には問題があったが、
 
苦しみだけは理解できた。
 
 
 
 
 
 
 
事の経緯を校長に相談し、
 
対策を練った。
 
突如迎えにきたりしても、
 
母親のところで毎日生活をしている場合、
 
家を出て行って音信不通の父親には
 
Kを引き渡しできない。
 
夫婦関係のもつれの渦に
 
巻き込まれるようなこの案件は
 
私たちには困った問題であった。
 
 
 
 
 
 
私の説得で
 
父親は理解をしてくれ、
 
Kに手紙を書きたいので
 
渡してほしいと懇願された。
 
今回一度のみ、
 
母親も読んでもよいなら預かる、
 
条件をだしたら素直に従ってくれた。
 
 
 
 
 
 
 
数日後に届いた手紙を
 
Kを別室に呼んで手渡し、
 
話をした。
 
 
 
 
 
 
ずいぶん荒れ気味だったKは、
 
このところ落ち着いてきて、
 
この不自然な生活にも慣れてきており、
 
父親の手紙も素直に読んで、
 
誕生日プレゼントをリクエストするのだと、
 
張り切っていた。
 
 
 
 
 
 
 
母親はげっそりやつれ、
 
父親の家出の理由が未だ分からず、
 
手探りを続けている。
 
 
 
 
 
 
DV、やられる方とやる方の感覚が違うと、
 
こんな状況になってしまうのだろうか。
 
奥さんが怖い
 
そういう父親を情けないと思う反面
 
同情してしまった私。
 
 
 
 
 
 
 
弁護士が入ったので、
 
親権争いになるだろう。
 
父親にいわせれば、
 
もともと主夫もしていたので、
 
Kの朝飯から弁当から
 
ゴミ出しも自分の役目だったから
 
問題ないのだそうな。
 
両親揃っていればよいとも言えないが、
 
K本人は、
 
喧嘩が治まることを祈っている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
何とかならんのかいな。

悪化の一途

運動会に来なかったKの父親

先日終わった運動会
 
 
 
 
 
 
 
 
Kは、
 
音信不通の父親に速達を出して
 
「運動会に来てください」
 
と懇願したという。
 
 
 
 
 
 
休日返上で、
 
私は応援にいった。
 
来客席から
 
受け持ちの児童や卒会した児童を
 
探しながら応援した。
 
 
 
 
 
 
 
Kは、
 
自分の出番になってすぐ、
 
私の姿を見つけ
 
大きく手をふって合図してくれたので、
 
こっそり頷いて
 
競技に集中させるべく
 
見守った。
 
 
 
 
 
 
 
 
楽しそうに走り回り、
 
自分の団に貢献していた。
 
 
 
 
 
 
 
愛おしい子どもたちは、
 
どの子もみんな気がかりだし、
 
どの子にも頑張って欲しいし、
 
すべての児童が
 
わが子のように思えるので、
 
運動会はハラハラしっぱなしなのだが、
 
Kの父親には、
 
自分の感情の方が
 
子どもの姿を見に来ることや、
 
子どもの願いを聞き入れることよりも
 
重要だったとみえ、
 
来ることはなかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
代休の2日間
 
Kは思い出したように泣いたり、
 
臥せったりしていたらしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
母子は
 
父親の怒りが解けて
 
戻ってくるのを待っている。
 
必ず戻ると信じて。
 
 
 
 
 
 
 
 
今はまだ、会う時期じゃないという父親。
 
 
 
 
 
 
 
 
いつになったら、
 
その時期とやらは来るんじゃ?
 
 
 
 
 
 
 
 
算数ができなくなってしまったK。
 
学童の児童数50名のなかで、
 
誰よりも
 
落ち着きのない子どもになってしまったK。
 
だんだんと壊れていく子どもを
 
私に放っておけって言うのか?
 
 
 
 
 
 
そんなこと、できるかっ

弁護士の用意

最悪の事態を考えて

いやはや、
 
Kの話をして半月。
 
まだ15日なのだが、
 
悪化の一路をたどっておるようで、
 
母親は恩師から
 
「旦那さんと連絡が取れないのであれば、
 子どもと自分を守ることを考えなさい」
 
といって弁護士を紹介されたという。
 
 
 
 
 
 
 
 
でも、お母さんは、
 
できるだけ、出来るかぎり
 
そうならないことを祈っているので
 
連絡だけでも一方通行でないように
 
むこうからも欲しいのだけれど、
 
まったく無いからと
 
項垂れていた。
 
 
 
 
 
 
 
Kはというと、
 
集団で学校のものを破壊し、
 
とても子どもだからという理由で
 
許されない案件で
 
会議室に放課後呼び出しされた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こんなこと言っちゃいかんが、
 
一人でやったのではないことが
 
せめてもの救いで、
 
一緒にお詫びして放免してもらった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
父親には今週頭に手紙を送った。
 
最近のKの様子と、
 
運動会のお知らせ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
子どもには罪はないんだよなあ。
 
見に来てあげて欲しいなあ。
 
頑張って練習しているから。
 
衰弱していくお母さんのすがたも
 
なんだか痛々しい。
 
 
 
 
 
 
 
 
こんな風になってしまうんだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
崩壊するって
 
怖いなあ。
 
そばにいながら、
 
何もしてやれないのが辛いわ。

Kの父親の行動の代償

僕を捨てて出て行った

わずか7歳の子どもに
 
こんな切ない言葉を言わせて
 
音信不通の父親は、
 
一応私からの手紙には反応をする。
 
あたしゃ、
 
仲介業じゃないんだよねえ。
 
かといって、
 
Kのことをみていると
 
どんどん荒んでいく様子がかわいそうで
 
割り込めるMAXのところまでは、
 
面倒を見ている。
 
 
 
 
 
 
母親の疲労も極限まできている。
 
 
 
 
 
こんな行動に出てしまって、
 
音信不通にしているほうは、
 
楽かもしれないけれど、
 
残されたほうは大変なんだよなあ。
 
 
 
 
 
 
Kは、
 
「父ちゃん家を出てった。おれを捨てて出てった」
 
私の前で何度も凝り返す。
 
 
 
 
 
 
下手な慰めも通用しないので、
 
どうしてやりようもなく
 
ただ抱きしめるしかないんだよ。
 
 
 
 
 
 
もうっ
 
子どもがないてるよ!

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