盆栽号 Type74S

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・・・目黒さんがこのSUGIベースを手にされたのは1年くらい前なんだそうです。やや長期在庫だったのとボディ裏にわずかな傷があったせい(おかげ?)でお得な価格だったそうで、実はもっと高価な個体にも惹かれていたそうですがこれを購入されたとのこと。それも何かの縁だったのでしょう(^^) ちなみにフィンガーランプはPUカバーとおなじウッド素材でSUGI工房でネジ止めで付けてくれたんだそうです(当初はアクリル製を薦められたそうですが、両面テープが透けて見えてしまうのでは?と気になったのでウッドにしたそうです)。
 
で、まず目黒さん本人にスギチャンを弾いていただくとどうか。すると、亀田杯では分からなかったけれど意外?にタッチが強い。聞けば、昔はジャコ、今はリチャード・ボナが好きとのことで、ポコポコ、ブツブツ・・・とフィンガーピッキングによるゴーストノートを沢山織り交ぜて速いフレーズを弾いておられます。このときトーンつまみはほぼ閉じています。「こういうのが好きなんだけど、日本の音楽ではRECとかでもなかなか合う感じの曲は少ない」とのお嘆きも(笑)。 あと、タル・ウィッケルフェルドさんもお好きだそうです。余談ですが、大昔はレッチリやマーカスもコピーしておられたそうで、スラップもさりげなくバキバキ演ってましたよ!
 
イメージ 1
 
このスギチャン、弾かせていただいたところ、完全パッシブなのにトーンつまみは半分くらい開ければスラップに十分な高域がほぼ出てくるし、さらにトーン全開にすればあたかもトレブルをブーストしたくらいのジャリジャリ感が得られ、パッシブJBとアクティブJBの中間的なニュアンスの、芯のしっかりしたトーンを紡ぎだします。逆にトーンを0に絞っても”使える”音であるのも素晴らしいと感じました。筐体の生鳴り自体も安心感のあるもので、これはやや断面積のあるネックと大き目のヘッドも寄与しているのでは?と思いました。ボディ形状はスマートとは言えないですが、24フレットである特殊性を感じさせず、抱えて安心感があるのは嬉しいところですね。全体は重すぎず軽すぎず。いま張ってある弦はエリクサーということでした。
 
ところで、亀田杯ファイナルの自由曲(テーマ:家族)のバックトラック(伴奏)は自分て打ち込んで作られたのですか?と聞きましたら、ドラムの打ち込み以外はなんと全部Bassで弾いて作成したとのこと。「えっ?だってテーマとかパットメセニーのギターシンセみたいな音でしたよね?」と聞くと、なんとスギチャンにハイC弦を貼ってピッコロ風にして録ったんだそう。改めてバックトラックを再生していただいて聞いたら、なるほどBassらしいオブリガード以外のシンセ風の和音や高音メロもたしかにエレベでした(驚)。すごいです。
 
・・・その3につづく。

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