毎日を適当にがんばる30代的日記

第2の人生を歩む30代サラリーマンが、日々の出来事を軽くお届けします。

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リスボアカジノ その1

今日で香港も5日目、おそらく食あたりによる体調不良もほぼ完治したような気がする。
そろそろ今回の旅行のメインイベントを決行してもいいような気がしてならない。

中国を東西南北に動き回り、カザフスタンにまで足を伸ばしたわけではあるが、これをせずに日本に帰る訳にはいかないのである。
僕はパチンコや競馬のような賭け事には全く興味はないが、マカオのカジノだけは我を忘れ時を忘れハマってしまうのである。

カジノで金を稼ぐ。
今回の最大の目的である。

カジノで遊んだことがある方はお分かりかもしれないが、カジノでは第6感がすべてである。
香港に着いて以来、マカオに行くタイミングを探していた。
体調不良ではカジノどころではない。ある程度回復してきても、まだ勝てる感じがしなかったのである。
ところが今日は違った。とにかく勝てる気がしてならないのである。
今日こそはマカオに行かなくてはならない。きっと今晩までには大金を手にしているはずだ。

勝ったら何を買おうか。いや、勝ったらではない、今日は必ず勝てるのだから、それなりの自分への褒美も考えておかなくてはならない。
どういう訳か、数日前からセイコーの腕時計が気になっていた。特に理由はない。単に洋物に飽きただけなのかもしれない。
そうだ、セイコーを買おう。いちばんデカイやつ。
ベッドの上で寝巻き姿でセイコーの腕時計を想像していた僕の姿は、きっと滑稽だったに違いない。

出撃の準備を終え、外に出る。
時間は12時半。香港は既に初夏である、冬服しかもっていない僕に、この気温はちょっと暑い。

ふと考える。
これから大金を稼ぐ予定なのに、赤いユニクロのフリースは場違いではないか。
ドレスコードがあるわけではないのだが、カジノにユニクロは似合わないと勝手に決め付ける。
どうせ夜には金が余っているのだろうから、せめてラルフ・ローレン位は着るべきではないか。
戦場はカジノである。着ているものによって、気合も変わるだろう。

勝手な思考の成り行きだけでラルフ・ローレンのシャツを買うことになった僕は、香港の街を歩き始める。
さて、ラルフ・ローレンはどこに売っているのだろう。
おそらく、ペニンシュラに行けばその手のブランドはいくつかあるだろう。
THE PENINSULA、香港に来てこの名前を知らない人はおそらくいない。
ビクトリアハーバーを挟み、対岸の香港島の夜景が一望できる、香港で値段も格式も最高のホテルである。
このホテルにショッピングアーケードがあったはずだ。
ラルフ・ローレンがなければ、代わりにバーバーリーかヒューゴ・ボスを買えばいいだけのことである。金は問題ではない。風格が必要なのだ。
香港の九龍サイドのメインストリートであるネイザンロードを、ビクトリアハーバー方面へ歩く。

しかし、悲しいかなこれが庶民の性なのか、足は一向にペニンシュラに到達せず、気づいたらGIORDANOというアパレルの店に入っていた。
値段的にはユニクロの香港版、という位置付けだろうか。デザインはまともではあるが。
無地の黒い開襟シャツが、190ドル(2850円)のところがセールで150ドル(2250円)である。
お買い得じゃん。
店に入ってから3分もせずに、僕はその黒い開襟シャツを手にしていた。
馬の刺繍がないだけである、対した違いではない。
宿に戻り、ルンルン気分で着替える。
ちょっとホストっぽく見えなくもないが、相手はカジノである。このくらいの自己主張は必要なのである。
まぁ身長が全然足りてないのであるから、自己満足もいいところである。

ドラッグストアで整髪料も買ってきた。
「仕事」をするときは、髪を上げることにしているからである。
旅で伸びきった髪の毛をオールバック風にしてみる。オーシャンズ11のアンディ・ガルシアっぽい。
準備完了。

地下鉄で上環(シェンワン)へ出る。
香港からマカオへは陸続きで行けない事もないのだが、かなり大回りになり中国にも入国しなくてはいけない。
なので、マカオへは香港から直接フェリーで行くのが一般的である。
このフェリー乗り場が上環にある。
九龍からも直接行けるのだが、上環のターミナルの雰囲気が好きなのである。
これからマカオに行くという感じする。

時間は14時を回ったころだったか。そういえば朝から何も食べていない。
腹が減っては戦はできぬ。せっかくだからランチのコースを食べてみるのもいいだろう。
サラダ、スープ、メインディッシュ、みたいに分かれてるのがいいな。
どうせ今夜までには大金を手にしているのだから。

美味しそうなランチを食べさせてくれる店を探す。
こういう時に限って、その手の店は見つからないものである。
やっぱりこれが庶民なのか、店探しに飽き、並んでいたのは吉野屋のカウンターであった。
サラダはキムチに、スープは味噌汁に、メインディッシュは牛丼になっていた。
想像と現実のギャップは厳しい。

腹ごしらえをしたところでフェリーに乗る。僕は実はこのフェリーが大嫌いなのである。
普段は乗り物酔いなどしないのではあるが、この香港マカオフェリーだけは船酔いするからである。
プサン行きの船だって、CityCatだって酔ったことがない。だけど、このフェリーは波の影響で1メートル、時には2メートルも上下にぐわぁんぐわぁんと揺れるのだ。
さっきの牛丼が逆流しないようにとにかく耐える。
どういう訳かこの船、毎度船内で欽ちゃんの仮装大賞を上映している。19,20点を獲得したショーばかりなので、面白い演技の総特集である。
でもこっちは船酔いとの戦いである。欽ちゃんどころではない。なので、毎回このショーをまともに見たことはない。

外を見ながらカジノの作戦を立てる。
カジノと騒いでいる割には、実はバカラもブラックジャックも、ルールを知らない。
今回プレーするゲームは大小と呼ばれる、サイコロを3つ投げてその出目を当てるものである。
3つの合計が、4から10が小、11から17が大、3と18は1・1・1、6・6・6のゾロ目なのでカジノの総取り、2・2・2から5・5・5までも同様に、カジノの勝ちである。
そのほかにも、出目の合計数に賭けたり、サイコロの目の模様やゾロ目に賭けることもできる。
だが今回はあくまでも大か小、これに絞って賭ける。余裕があれば合計数に賭けてもいいとは思うが。
どちらにせよ、勝つ気がしてならないのである。夜には大金とセイコーの腕時計が待っているのだから。
金なんかどうせ余るんだからタクシーでさっさとカジノへ行ってしまおう、船内のシュミレーションまでは完璧であった。


フェリーは1時間ほどでマカオに着く。

この地に来るたびに、また来てしまったのか、とやるせない気持ちになる。
マカオにいい思い出はない。毎度、カジノでつらい思いをするからである。
幸い、今まで負けたことはないが、賭け事というのはやはりハラハラするものである。

入国審査を終えフェリーターミナルの外に出る。
早速、完璧なはずの計画のが狂いだす。
タクシーに乗るはずが、気がついたら路線バスの運転手に料金を訊いていた。
タクシーだと15ドル(220円)くらいかかるはずだが、バスだと2.5ドル(40円)だそうだ。
ラッキー。
俺ってホントにケチなのね・・・・


マカオのカジノはバブル状態で、ここ数年でラスベガスのカジノ会社がマカオに進出しているほどである。
今回のカジノはリスボアカジノ。マカオのほぼ中央、繁華街の中心に位置し、リスボアホテル内に設けられた、マカオカジノの代名詞的存在でもある。


時間は17時を少し回ったころだったか、これから一番盛り上がる時間帯である。
ちょうどいい、金儲けには人も必要だ。人が僕の勝利への流れを作ってくれるのだから。
リスボアカジノにはカジノフロアが数階ある。僕の戦場はカジノの最下位層、建物の2階部分になるのだろうか。
カジノは円形にデザインされており、円の内部がメインカジノ、外側は廊下となっており掛け金の低い大小テーブルも何台か置いてある。
円形内部のホールには大小テーブルが4台ある。この4台から、自分の賭け方・流れに近いテーブルを見つけて、大か小にチップを置くのである。
大小の場合、当たれば2倍、外れれば全額没収となる。
ミニマムベット(最低掛け金)は大小で200ドル(3000円)、その他の番号当てなどは50ドル(750円)である。

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私も香港からフェリーで中国の内地へ行ったことあります。友達から船酔い気をつけてって言われていましたが、その時は海が穏やかで問題ありませんでした。マカオのカジノの売り上げはラスベガスを抜いたそうです。

2007/2/14(水) 午前 4:27 [ nao**105 ]

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先ほどマカオから戻ってきました。カジノ疲れか、今回は快適に爆睡できました。毎回寝られればいいのですが、この揺れではなかなか寝られないんですよね。マカオのカジノバブルはすごいですよ、僕はハマってます。

2007/2/14(水) 午後 11:47 [ mhc*900* ]


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