共生浄土を求めて 時事・歴史

[ リスト ]

イメージ 1

「これが私たちの選んだ未来か 小泉首相の靖国参拝」


小泉首相が八月十五日、
今日、靖国神社に参拝した。

五年前の公約の実現らしい。

このことが、
小泉さんが言うとおりに、
平和を願うことに本当につながっているのか、
甚だ疑問もあるが、

小泉さんがこの日に参拝したのは、
あの時小泉さんを選んだ、
多くの人々のためだろう。

公約に不忠実な政治家よりは、
公約に忠実な方がいい。

もし問題があるとすれば、
はっきりそのような公約をうたっていた、
そんな政治家を、

よくよく公約の内容も吟味せず、
選び、支持してきた世論の問題だろう。

貧富の格差がこんなにも拡大し、
アメリカに対する従属がこんなにも進み、
大義のないイラクの戦争に自衛隊を送って支援するはめになり、
靖国に参拝して隣国との関係が悪化したのは、

ひとえに、
国民の多数が、
世論が選んだこと。

私は常に小泉政治を支持しなかったけれど、
もし、多数の国民が、
このような政策を本当に支持してきたなら、
まだしも納得がいかないながら仕方ないと思う。

けれども、
うんざりしてならないのは、
国民の多数は、個別の政策に関しては、
べつに小泉首相の、
貧富の格差拡大やイラク戦争や靖国参拝を、
そんなに支持しているわけではないということだ。

むしろ、
自民党をぶっこわすだとかいう、
漠然としたイメージや、

郵政民営化などという、
国民生活にとってそこまで重要ではない、
いわばどうでもいいことによって、

その陰に巧みに隠された重要なテーマをよく見ずに、
小泉政治を多数者が支持してきたことが、

なんともうんざりさせられる。

「戦争を二度とくりかえさないために」
そう言って、
小泉さんは靖国に参拝したけれど、

あそこに祀られているのは、
昭和天皇も不愉快だと言ったように、
ナチスドイツとの同盟を推進した松岡洋右らがいる。

日独伊三国軍事同盟のせいで、
どれほど日本は破局へと追い込まれたことだろう。
そのような国策を誤り、
ナチスなどという闇のかたまりと手を組んだ、
そんな人々が祀られているところに参拝して、
どうして平和の心をいただくことができようか。

東条さんや土肥原さんらは、
亡くなる前は法然・親鸞の念仏の教えにこそ帰依していた。
土肥原元陸軍大将は、
遺族に神道は捨てて念仏の教えに帰依するよう遺言していた。
多くのBC級戦犯の人々も、
南無阿弥陀仏によってこそ、
魂の救いを得て、不条理な裁判の死刑を受けいれていった。

もし、戦没者の追悼を真に願うなら、
平和な世の中を願うなら、
光の方を願うなら、
南無阿弥陀仏と称え、
阿弥陀仏の前に祈るべきではないか。

それが、浄土宗・浄土真宗という、
一宗派にしか関係のないことで、
広く国民すべての同意を得ない、
狭い形式にしかならないともし言うのであれば、
それは神道だって同じである。
もし、そう言うならば、
無宗教の形式で追悼すべきだ。

八月十五日、
あの日、日本がポツダム宣言を受託してから、
日本は、上の命令を聞くだけのシステムと、
その中で機械人間として生きるのをやめて、
民主主義の方へ、
自らの頭で考え、自らの意思で未来を選択する方へと、
歩き始めたと、
丸山真男らは言ってきたし、
多くの人もそのように考えてきた。

しかし、私たちは、
どのような現実を選んできたのか。
いま、どのような未来を選びつつあるのか。

私は、あの戦争のことを忘れてはならないと思うし、
その戦争が教えてくれたことを決して忘れてはならないと思う。
そして、その最大のことは、
細心の注意を払って国の運命を決めていかなくてはならないこと、
まだ選択の余地があるうちに、
自由の方へ、人間らしい方へ、
平和の方へと、
もっと努力すべきだったこと、
そういうことだったと思う。

閉じる コメント(2)

こんにちは!

2006/8/15(火) 午後 1:20 ryo**ke1992*8*3

顔アイコン

こんにちは^^ 僕も海外の友人に手紙送ったりするのけっこう好きです^^ 意外と安く届きますよね^^

2006/8/15(火) 午後 4:18 [ miamasavin ]


よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事