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疲れてイライラしていたある夕食時。 末っ子(2歳5か月)が自分でご飯を食べることを嫌がった。 食べさせれば食べる。 自分では食べない。 眠かったのかもしれない。 嫌いな物だったのかもしれない。 ただ甘えたかっただけかもしれない。 理由はどうあれ、もう『赤ちゃん』とは言えない2歳に、 一口ずつ食べさせるなんてまっぴらだった。。。
『やってぇ(食べさせて)』 『抱っこ〜』 ずっとぐずる娘に思わず感情的に叱りつけてしまった。 5歳の姉は、妹のために悲しそうに反論した。
それは至極まっとうな意見だった。 それは私がよく口にするセリフだった。 納得しつつも、 少し反省しつつも 私の心にはあまり響かなかった。 私はガンとして譲らず、泣いている末っ子に自分で食べるよう再度告げた。 口を挟んだのは小2の息子だった。
小2の息子が口をはさんだ。 目からウロコがとれたような気がした。 将来できるようにならなくてはいけないことは 逆に、『今しかしてあげられないもの』だった。 その日、久しぶりに私は末っ子の口にスプーンを運んだ。
イラついていた私に、思わず笑うがこぼれる
真ん中の娘までもが甘えてきた。 苦笑しながら、そちらにも数口食べさせた。
息子までもが言った。 息子の皿はもう既にカラだった。
息子はけらけらと笑いながら言った。
おかわりを少しついで渡した。 少ないと言われた。 久しぶりにしみじみと眺めた息子の姿は、 私が思っていたよりだいぶ大人びていた。
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