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「ママ〜!おにぃちゃんがまたゲームやってるよー」
「ママー、妹が勝手にオヤツ食べてるよ!」

娘サラ(6歳)はしょっちゅう何かを言いつけにくる


そのたびに私は

 「おにーちゃん! ゲームやりすぎ。セーブしてすぐ切りなさい」
 「ご飯の前にお菓子食べたらダメでしょっ」

などと叱る。



親としては、兄妹を見張って報告しにくるサラの存在は助かっている



でも



『報告』=『告げ口』=『裏切り』


こんな子供の頃の公式が未だに私の心をよぎる。


「何かあったら先生に言いなさい」なんて、正論だが難しい。




告げ口に来るサラより、

おにーちゃんと一緒に布団にもぐりながらこっそりゲームをしている姿サラの方が好きだ。


兄妹が秘密を共有してクスクス聞こえる笑い声が微笑ましい。





サラが言いつけにきているときは、

正義感からではない。





『おにぃちゃんがゲーム見せてくれなかった』


『妹がオヤツ全部食べた(自分は食べれなかった)』


自分本意な気持ちのときばかり。




そんなサラ、

ある日、目の上にひっかきキズをつけてきた。




「どうしたの?」

「ひっかかれちゃったの」





「誰に?」





「・・・・・」


答えない。




「いじめられたの?」 

「ちがうの!


 ちゃんと謝ってくれたし!


 わざとじゃないの!」




「で、だれ?」

「…わざとじゃないの」




会話がかみあわない



「先生には言った?」


「だって、ゆうちゃんダイスキだから」




相変わらずかみあわない会話だけど理解した。


先生に言いつけて、ダイスキなゆうちゃんが怒られると思ったんだ、サラは。


なんか、…ちょっと感動した。


そんなに大好きな友達ができたんだ、サラにも。




「…ゆうちゃんか」

「…! なんで知ってるの!?」




はぁ。。。。

名前言ったことに気付いてないのか。






夜になった。

バイキンがはいったようで、サラのまぶたははれていた。




「目がいたいよぉ…ねむれない。。。」


ベッドでサラはしくしく泣いた。




「…ねむれない。。。ねむれない…zzz」

数分で寝ていたけど(笑





翌朝、サラは目は更に腫れ上がっていた。

それでもサラは言った。


「先生に、言わないで。
 ゆうちゃん、ごめんねしたし。」




ゆうちゃんはサラと一番仲のいい子。

サラの腫れたマブタを見ながら、サラの成長を感じていた。



いつも自分の都合で言いつけていて、

「いひひひ」と笑いながら、怒られているのをのぞいていたサラ。




でも今回は先生に告げ口なんてしなくたって、このマブタじゃどうしたか当然聞かれてしまう。





私はどうしても『大人な決断』はしたくなかった。

できなかった。




だからサラの希望通り、『おともだち』とアクシデントがあったが、もめたわけではないこと、

そしてその子の名前は聞かないでほしいとサラが言っていることを伝えた。

(眼球は傷ついてなさそうなことと、病院にすぐ行くことも)




サラは私が先生に説明している間、居心地悪そうにモジモジしていた。

先生も無理に聞き出そうとはしないでくれた。


サラがいつも一緒にいるのは誰だかわかっているから、検討もついているのだろう。


ただ事実確認のため、先生は1つだけ質問した。


「サラちゃん、『おともだち』とケンカしたわけじゃないんだね?」



「うん!


「おともだちってゆうちゃんだよ!」





エェーーΣ( ̄□ ̄;)

ママの感動返してーorz


どう対応しようか悩んだママの時間返してーorz

成長してないよなぁ、サラも私もorz

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