|
今日からブログを始めました。
さて、今日は管理会計の小ネタをひとつ。
実は、つい一昨日読んだ会計関係の本の中の記述についてです。
その本の中で、営業利益率(営業利益÷売上高)が1%の会社で、もし3万円の経費が新たに発生した場合、これを取り戻すのに必要な売上高はいくらか、という問いかけがありました。
その本には3万円÷1%=300万円と 示されていました。
300万円の1%は3万円だから、増加する経費とでチャラという理解ですね。
表現をかえると、売上高が300万円増えた時売上原価及び販管費が297万円(300万円×99%)増加するということを言っているわけです。(新たな経費3万円以外に)
本当にこれって正しい理解でしょうか?
管理会計を少しでも学んだ人ならわかりますね。
このような解釈は売上原価と販管費のすべてが、売上高に比例的に連動して増減する変動費である場合にのみ成り立ちます。
ちなみに、固定費(売上高の増減には直接関係なく発生する費用)のない会社は考えにくいので現実には、そんな会社は多分ないと思いますが・・・
では、どう考えるべきか?
答は、少なくとも短期で考えた場合は、3万円÷限界利益率*によって計算するということになります。
*限界利益とは売上高−変動費で計算され、限界利益率はその売上高に対する比率を言います。
限界利益率など、管理会計についての基本的な事柄をhttp://www.herbist.co.jp/topics/topics.htmlに書きつつありますので、よかったらご覧ください。
|