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子どもの頃から和式トイレが苦手である。

というより、使い方が分からない。

既に学校でも様式トイレ導入済、もちろん家もそのようであったわたしは、和式トイレを使う方法を教わる機会に恵まれなかった。

どうにか用を足そうと頑張ってみたのだが、右足の踵が浮いてしまったり、膀胱に力が入ってしまったりして、出るものも出ない。

たまに和式トイレと洋式トイレが混在している場所があるが、洋式トイレに当たるのを祈る姿は、町内の抽選のガラガラで抽選結果を待つ姿に似ている。



ダンスを10年以上習っていて、最近3年ほどはバレエに転換した。

バレエの足のポジションは、1番から6番まである。

また、プリエという真下にそのまま降りる姿勢と、グラン・プリエと言って限界まで降りる姿勢がある。

和式トイレの使い方は、ひょっとしたら2番のグラン・プリエに似ているかもしれない、と感じた。

2番はくるぶしがが180度開いている状態である。

わたしは元々、内股でくるぶし関節も固いほうなので、

「みんなはこんなに苦労をして、和式トイレを使っているのか…?!」

と驚きを隠せない。

バレエを始めてから和式トイレが使えるようになったものの、どうも腑に落ちない。

やっぱりみんなは1番でグラン・プリエか…?

1番とは、足を揃えた状態である。

1番の変形で便器用の空間を空けて、グラン・プリエか…?

謎は深まる。


最近は骨粗しょう症になる人が増えたというが、これと和式トイレの減少とは相関関係があるのでないかと推測している。

1日平均で人が何度トイレを使うのか分からないが、グラン・プリエ≒スクワットを出来るだけの筋肉が、昔の人にはあったであろうと思われるからである。

和式トイレが上手く使えないという人は、今から鍛えておいたほうが良いかもしれない。



3月12日訂正

1番→6番。
1番は踵を合わせて、180度に開いた状態。


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