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ジャージーシティーからフェリーに乗って、移民博物館があるエリス島と自由の女神があるリバティー島に行ってきました。
ジャージーシティーのフェリー乗り場からは対岸のNYがよく見渡せます。 この日は川岸に人がいっぱいで、こんなにたくさんの人がフェリーで島に行くのかしら、と思っていると、実はその日は特別、航空ショーが開催される日であることが判明。みなさん、川べりで大迫力の航空ショーに見入っていました。 私たちはフェリーに乗って、エリス島へと向かいながら、建物やフェリーすれすれに飛んでいく飛行機に感嘆の声をあげていました。 さて、フェリーが進むハドソンリバーはこんな感じです。 もやってしまっていますが、とてもたくさんの船やボートが航行していて、昔、たくさんの移民がアメリカに渡ってきたときもこんな状態だったのかしらとふと思うような風景でした。 まず、エリス島に到着です。 昔はこの島に移民管理局があって、移民はここを必ず通って入国することになっていました。今ではその移民管理局が博物館になっていて、無料で見学することができます。 中に入ると、移民たちが荷物を入れていたトランクの展示や写真がまず目に飛びこんできます。 アメリカに夢と希望を託して長い長旅を耐えたたくさんの移民たちが最後の試練を迎える場所がここだったわけです。 まず荷物を預けると、2階のホールに向かうよう指示されるのだそうです。 2階のこんな広いホールに人がひしめき合って、入国審査を待ちます。 まず、身体検査で、健康に異常がないことをチェックされるのだそうですが、当時一番深刻だったのは、トラコーマの伝染。目の瞼をひっくり返して異常がないか見る器具は、先がとがっていて、あんなもので瞼をひっくり返されたら、返って傷がついておかしくなりそうな気がします。トラコーマや伝染病の類の人は即強制送還です。 そして、所持金があることも大事な条件だったようです。 各国のお金を両替する両替所もここにありました。 いろいろ入国に際して問題があって、しばらくこのエリス島に留め置かれた人もかなりいたようで、その人たちのための食事メニューも展示されていました。ある日のメニューを見ると、 朝食は、パン、バター、コーヒー、クラッカー 夕食は、ビーフシチュー、ボイルしたポテト、ライ麦パン、クラッカーとミルク。 思ったよりちゃんとしたメニューでした。 食器も陶器で、かなりきちんとしているのにびっくりしました。 貧しさをのがれるためにアメリカに移民する人が多かったでしょうから、これだけの食事が用意されることにまず喜んだ人も少なくなかったのでしょうね。 無事、入国審査を通過すると、パンやフルーツ、ハム、チーズがたくさん入ったフクロを1ドルで買うことができて、それを持って彼らは夢の国アメリカの本土を踏むのでした。 博物館の出口近くでは、これまで入国した移民のデータがコンピューターで調べられるようになっていて、自分の先祖の写真など検索できるようになっていました。 さて、エリス島を発って、リバティー島へと向かいます。 所要時間は15分くらい。 正面に松明を捧げる自由の女神が見えてきます。 これを見ると、見慣れた光景なのにやはり感慨が胸に迫ります。 リバティー島に到着すると、自由の女神の立つ台座に向かうのですが、まず目にするのは、女神の後ろ姿。 後ろから見ると、右足の裏が少し見えています。 実は、女神はただ立っているのではなくて、足もとの引きちぎられた鎖と足かせを踏みつけて、勝ち取った自由を高く掲げて前へ進もうとしているのです。 そういえば、モデルとなったドラクロワの「民衆を導く自由の女神」の絵も松明を掲げて勇猛果管敢に前へ進んでいく絵でした。
正面に回ると、女神の顔もよく見えます。 女神がかぶっている7つの突起の付いた王冠は、7つの大陸と7つの海に広がっていく自由の象徴で、王冠に作られたいくつもの窓からはNYが見渡せます。 そして、左手には、アメリカの独立記念日「1776年7月4日」とローマ数字で記された銘板を持っています。 本当は、この王冠の部分まで登りたかったのですが、今は完全予約制で、8月末まで予約が埋まっていました。 台座の下に広がる芝生の上をカモメも歩いています。 そして、ハドソンリバーにはこんな帆船が航行していました。 再びフェリーに乗ってニュージャージーシティーへと向かいます。 対岸に見えるのはNYです。 雨が降りそうな陽気から一転して陽がさんさんと照る暑い日に代わり、大分日焼けをしました。 お腹がすいたので、ディナーはどうしようか、とレストランを探した末に、入ったのはキューバ料理店。 アボカドのサラダと牛肉の細切りキューバ風と、チキンの煮込みを頼みました。飲み物はピナコラーダ、アルコール抜きで注文しました。 お料理はちょっとメキシコ風で、味もしっかりめについていました。 ドリンクは、生クリームまでしぼってあって、デザートのようでしたが、パイナップルの味が爽やかで、とっても美味しくいただきました。 もちろん、普通に頼むと、アルコール入りです。 NJからすぐ近くの島に行っただけなのに、なんだか長旅をしたような気分でした。 |
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