プリンストンからの手紙

プリンストンは四季折々の自然が豊かです。

無題

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

サンクスギビング

今年もThanksgiving Day がやってまいりました。
サンクスギビングは、宗教に関係なく皆が祝うアメリカの伝統的なナショナルホリデーです。
もともとは、イギリスからアメリカに移住したピルグリムファーザーズが初めての収穫を感謝して、彼らのためにいろいろ手助けをしてくれたインディアンのワンパグアノ族を招待して一緒に祝ったのが始まりとされますが、今は家族や親しい友人が一同に会してごちそうをいただく日。。。日本のお盆のようなものかもしれません。

サンクスギビングのためにこんなフラワーアレンジメントをしてみました。

イメージ 1

これはとってもアーティスティックなスイス人の友人のアイディアで、カボチャをアレンジメントの容器として使っています。メインはケール。あの青汁に使われるケールです。カボチャの中にプラスチック容器を入れてそこに花を差していくのは楽しくてすっかり夢中になってしまいました。

そして、友人にプレゼントするためにマドレーヌも焼きました。 

イメージ 2

家じゅうに、ほんわりいい香りが漂って幸せな気分になります。

さて、いつもはサンクスギビングの4連休を使って旅行に行くか、日本人の友人とパーティーをして過ごすかしていたのですが、今年はアメリカ人のお宅のパーティーに招かれていました。

3時半ころお宅に伺うと、もう何台もの車が到着していて、ご家族や友人たちが集まっていました。日本だとお盆やお正月に、実家にそれぞれの家族が集まってくる感じでしょうか。ご家族、小学生から大学生までのお子さん、友人も合わせて総勢20名以上。犬一匹も、かわいらしいピンクのリボンをつけて参加していました。
全員が一同に座るテーブルのセッティングは壮観です。

次々とご家族やお友達を紹介されるのですが、名前を覚えるのが大変!
特にRやWが入る名前は聞き取りずらくてスペルを確認したくなります。
そういえば、薬剤師の免許を持つ友人がアメリカで薬局に勤めたけれど、電話で名前や住所を言われても聞きとれなくて困ると言っていたけれど、その気持ちはよくわかります。

ホストの友人は、10種類以上のお料理を用意していて、出し忘れがないようにリストをチェックしていました。どれもこだわりと愛情がこもった手作りの特別料理です。
さて、ずらりとお料理も並んで、お食事開始です。
こんがりと焼けたターキーはきれいに切り分けられて、クランベリージェリーや別に焼いたスタッフィングとともに食べます。付け合わせはコーンブレッドやインゲンなどなど。バッフェスタイルで、各自好きなものをお皿にとってテーブルに着きます。
イメージ 3イメージ 4
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
私の隣は、現在ネイビーに入隊しているという女性でした。背が高くてはっきりした顔立ちのとてもきれいな彼女は実はウクライナ人。両親が彼女が小さい時にウクライナからアメリカに移住して、アメリカで育ったのだそうです。アメリカ育ちの彼女にとっては、アメリカの軍隊にはいるという選択はそう意外でもないかもしれませんが、ご両親は複雑な思いを抱えていらっしゃるのではないかしら、と考えたりもします。でも、高校を卒業してから海軍に入隊し、メディカル担当としてトレーニングを受けて、今はシカゴの海軍キャンプの医療チームで働いているという彼女の生活はとっても充実しているようでした。
朝5時半に起きて、集合して、走って腕立て伏せなど一連のエクササイズや射撃などの訓練をして、後は個々の仕事。メールなどは制限されていないので、家族や友人とも気軽にコンタクトできるのだそうです。仕事以外にオンラインで大学の単位を取ることも可能で、授業料は軍隊が支払ってくれるのだそうです。彼女もオンラインでいくつかの単位を取得中。そして1か月に2.5日の有給休暇をためて長期旅行も可能で、彼女はその有給休暇を利用してこちらに戻ってきているのでした。
女性で軍隊に入隊している方に初めて出会ったので、興味津々の私。「An Officer and a Gentleman」(愛と青春の旅立ち)に出てくるような鬼軍曹はいないのかとか、戦地に配属されたら怖くないか、とかいろいろ質問する私に、とてもクリアーで親切に答えてくれる彼女は、非常に大人っぽく見えたのだけれど、年を聞くと21歳だというのでびっくりしてしまいました。軍隊の中では、年上の部下にも接しなければいけないから、できるだけ大人っぽくふるまうようにしているのだとか。
タヒチや日本の地震の時も救助隊に参加したかったという彼女は、もっと軍隊でキャリアを積んで、メディカルオフィサーとしていろいろな地へ行ってみたいと語っていました。

メインのお食事でもうすっかりお腹一杯になっていたのだけれど、チョコレートケーキ、アップルパイ、パンプキンパイ、チョコチップクッキーなどまたずらりと並んだデザートを見ると、これは別腹、と決め込んでまたたくさんいただいてしまいました!

これは家族でつくったというフルーツのデザート。

イメージ 5

パイナップルで作ったお花やメロンがかわいいとてもきれいなデザートでした。

そしてご家族や友人の写真を集めたアルバムもとても素敵で・・・

アメリカの家庭のあたたかい家族の絆を感じながら、大切な一日を一緒に過ごすことができて本当に感謝いっぱいのサンクスギビングデーでした。

ブルックリンブリッジ

日本から遊びに来てくれた大学時代の友人とブルックリンブリッジを歩きました。
このブルックリンブリッジはニューヨークのマンハッタン島とブルックリン区を結ぶ米国で最も古い吊り橋のひとつ。
鋼鉄のワイヤーを使った世界初の吊り橋でもあるのだそうで、何本ものワイヤーが放射線状に張られています。

イメージ 1

残念ながら工事中だったのだけれど、それでもこのゴシック風の橋は威風堂々と迫力があって見るものを圧倒します。

イメージ 2

1883年に竣工したこの橋は建設開始から14年の歳月を経ていますが、完成までには様々なドラマがあったようです。最初に橋を設計したドイツ系移民のジョン・ローブリングが破傷風で病死。その後息子のワシントン・ローブリングが建設を引き継いだもののケーソン病で下半身麻痺になり、彼のために妻のエミリーが土木工学を勉強して彼と現場監督との意思疎通を図り、橋の建設に尽力したのだとか・・・夫婦愛の物語がこの橋には隠されているようです。

この橋は2層に分かれていて、下層に車が通り、上層は人と自転車専用になっているので、ゆっくり景色を眺めながら橋を渡ることができます。

イメージ 3

兄妹でしょうか、こんなかわいらしい二人がマンハッタンを背景に微笑んでポーズをとっていました。

イメージ 4

さて、実は、”The River Cafe”という橋のたもとの景観が抜群なカフェでランチをしようと思っていたのですが、マンハッタン側にあるだろうと思っていたカフェはブルックリン側にあることが判明!歩いてきた橋をまた逆方向に戻り、迷った末にお目当てのカフェを探し当てたのでした。 

イメージ 5


カフェからの橋の眺めは抜群で、やっと目的地にたどり着いた満足感でいっぱいだったけれど、お腹もぺこぺこ。いざランチを頼もうとすると、もうランチのオーダー時間は過ぎていてデザートのみ、ということで、仕方なくデザートメニューからスフレを選んだのでした。 

イメージ 6イメージ 7

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
出てきたアツアツのスフレにピーチのソースをかけて食べると口の中でとろけるようで絶品の味。デザートだけでも結構満足したのでした。

帰りはフェリーに乗ってマンハッタンに戻ります。
フェリーからは橋もマンハッタンもブルックリンもすべてが見えて壮観でした。

イメージ 8

このブルックリンという地名自体、ドイツ語で「橋」という意味の「ブリュッケ」が転訛した単語なのだそうで、イーストリバーにかかるこの美しい橋はブルックリンの象徴なのかもしれません。

甲板に出て強い風に吹かれながら、遠ざかるブルックリンを眺めます。
 
イメージ 9
 
そして反対側には、どんどん近付いてくる剣山のようなマンハッタン島。
 
イメージ 10
 
 
5つの地区を橋やフェリーで結ぶニューヨークシティーの成り立ちは面白いなと今更ながらに思うのでした。

 

晩秋

11月も後半にはいり晩秋の色濃くなってまいりました。

イメージ 1

そんな折、プリンストンの日本家屋のお茶室でお茶のおけいこをしているというので見学に伺いました。
日本家屋には日本の古いタンスや昔のお道具などが置かれ、時空をワープしてしまったかと思うような日本的な空間が広がっていました。

イメージ 2

奥まった2階のお茶室で、お湯のしんしん沸く音を聞きながら静かにお茶をいただくのもいいものです。
「金色の小さき鳥の形して銀杏散るなり夕日の丘に」
先生が与謝野晶子の短歌を披露して下さって、光をすかして黄金色に輝く銀杏の葉が一面に散る夕日の丘が見えるようでした。

イメージ 3

もう葉っぱが落ちてしまっている木も多いのだけれど、ドウダンツツジは真っ赤に紅葉して燃えるようです。

イメージ 4

こんな見事な紅葉がみられるのもあともう少しだけなのでしょう。

イメージ 5

枯れ葉散る歩道でじっと本を読んでいる青年もなんだか哀愁があります。

イメージ 6

こんな晩秋の夕焼けは、ブルーとピンクのグラデーションが美しくて少し哀しい色でした。

イメージ 7

英語メモ No.1

英語に関して気づいたことをランダムに記していこうかなと思います。

1.flammable と inflammable

接頭辞"in"が付くと、普通意味が逆になるはずで、
ability - inability, accessible - inaccessible, accuracy - inaccuracy, active -inactive, adequate - inadequete, convenient - inconvenient,・・・
など、例はいくらでもあるのですが、flammable と inflammable はどちらも同じ「可燃性の」という意味です。 
Inflammableと書いてあるから燃えないのだと思って火を近づけたらボン!なんてことが起こりそうで、紛らわしく危険な単語であります。

2."Save Japan from Princeton"

東日本大震災が起こった直後に、プリンストンで日本人が集まって、義援金を集めるグループを立ち上げました。その時、掲げたのが、この"Save Japan from Princeton!" というスローガン。もちろん、「プリンストンから日本を救おう!」という意味のつもりでした。
ところが、このスローガンを入れたサイトをネイティブの方にチェックしてもらったとき、「これはね、プリンストンの攻撃から日本を救おう!っていう意味になるよ。」と言われて愕然!!
グループの中には、長くアメリカに住んでいらっしゃる方もいれば、アメリカ人と結婚していらっしゃる方もいて、英語に堪能な人も多かったのだけれど、誰も気づかず、ネイティブの友人に指摘されて初めて分かったのでした。
やっぱり英語って難しい!と思った瞬間でした。

3.Hindsight is 20/20

これは今日学んだ表現です。
このフレーズの意味は、"the fact that it is easy for one to be knowledgable about an event after it has happened."
つまり「過去を振り返ったときには何をどうしたらよかったのかよく見える」という意味。逆を返せば、将来についてはよく見えないけれど、ひとは物事が起こってから、あのときこうしておけばよかったとよく後悔する、という意味なのでしょう。
全くその通りで、あの津波が来ることがわかっていたら原発をあんなところに作らなかったのに・・・、こんな世界的金融危機を招くなら、サブプライムローンなんて作らなかったのに・・・などなど後になって見えるものは多く、批評したければ何とでもいえるけれど、人間は前に向かってよく見えない霧の中に進んでいくしかありません。
これからの世界経済も日本経済も政治も環境問題も、将来正しかったと思える方向に進んでいければいいのですが・・・

ちなみに、20/20とはアメリカの視力検査で使われる数字で、日本でいえば1.0くらいの視力、つまり正常な視力のことを言います。
左側の20は基本数値で、スラッシュ(/)の右側にもし50という数字が来れば、「本来50フィート離れても見えるものが、20フィートまで近づかないと見えない」という意味で、右側の数字が大きくなるほど視力が悪いと診断されます。
「20/50」は日本でいう0.4、「20/100」は0.20くらいです。
視力の測り方一つにしてもお国が違えば違うものですね。
 
アメリカ人が朝食を食べる、もしくは買う場所でポピュラーなのは「ダンキンドーナツ」なのではないかと思います。もちろんマクドナルドなどのハンバーガーのファーストフード店も人気ですが、ドーナツ大好きなアメリカ人にとって、ドーナツ、サンドイッチ、ベーグル、コーヒーなどが揃う「ダンキンドーナツ」はとても便利な朝の憩いの場なのです。
会社に、同僚の分までドーナツがつまった箱を買っていく人も結構います。
朝忙しくて朝食抜きで会社に出勤してしまっても、キッチンや休憩所にドーナツが置かれていたりして、嬉しいものです。

さて、この「ダンキンドーナツ」、"DUNKIN' DONUTS"と書きますが、これは、dunk in (ちょっと浸して食べる)からきています。
ドーナツをミルクに浸したら脂がミルクに浮いて気持ち悪くないか・・・などと思いますが、実はクラーク・ゲーブルが「或る夜の出来事」で、ドーナツをミルクに浸して食べたのが始まりだとか。そういえば、アメリカ人はオレオもミルクに浸すし、いろいろ Dunk in するのが好きなのかもしれません。

ところで、日本で人気の「ミスタードーナツ」は、ダンキンドーナツの創業者、ローゼンバーグの義妹の夫、ハリー・ウィノカーが始めた店。最初はダンキンドーナツをともに経営していたのに、経営方針の違いからハリーが独立して同様のフランチャイズ店「ミスタードーナツ」を始めたのだけれど、結局ダンキンドーナツに吸収されたので、アメリカには「ミスタードーナツ」はありません。(まだ名前を残す店舗はわずかにあるようですが)

さて、「ダンキンドーナツ」に吸収される前に日本にやってきた「ミスタードーナツ」は、ダスキンの経営のもと、フランチャイズで店舗を増やし現在に至っています。
日本の「ダンキンドーナツ」は、セゾンが関与した後、吉野家ディー・アンド・シーに受け継がれたのち、経営不振で撤退。

アメリカにはない「ミスタードーナツ」と日本にはない「ダンキンドーナツ」の関係って面白いなぁ、と思うのです。

たまに無性に食べたくなるダンキンドーナツですが、やはり気になるのはカロリー。
せめてあのドーナツの上にたっぷりかかっている白やピンクのグレーズさえなければもうちょっとカロリーダウンできそうなのにと思いますが、甘いもの好きのアメリカ人に、あのグレーズはかなりアピールするのかもしれません。
ちなみに、パトロール中の警察官は、「ダンキンドーナツ」のコーヒーとドーナツが無料で食べられるのだそうです。


 

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事