|
だじゃれ正月
この奇習は、木本で近い昔に実際に行われたもので、正月の3ヵ日に今の西川町弥名寺付近の道で手に手に御幣を持った若者がこの木本に所用や遊びでくる人達のお尻を御幣で叩くという、一見乱暴な奇習であった。婦女子などキャーキャー言って逃げ回ったが、委細かまわず「だじゃれ、だじゃれ、めでたいだじゃれ、ごへいでしりを叩いて祝う」
と唱えながら尻たたきをした。乱暴にみえて、無邪気で、善意があり、尻を叩かれると、その年は、幸運に恵まれるということから、奥地の人達は、わざわざ出向いてきたものである。この風習の始まりその他は、不明だが、その昔のひとたちのおおらかでユーモラスな心情をうかがい知る奇習である 松本峠にある地蔵さんの左すそに、小指が半分程はいる穴があって、これには次のような伝説がある。昔 大馬の新左衛門という鉄砲の名人が早朝、しもへ(泊、新鹿方面)へ狩猟に行って日暮れに帰るとき、松本峠に行きには、なかった6尺ほどの地蔵が立っているので、「おのれ妖怪か、狸変化めが・・」 と腕に自慢の鉄砲で撃った弾のあとらしい。この地蔵さんはその日に木本で完成したのを皆で運び上げ、この峠に祀ったことを知らなかった大馬の新左衛門の武勇伝?だと言うことである。また一説には、この峠を半分ほど泊側へ下った川の石橋のあたりに”およね”という古狸が住んでいて旅人を騙したと言われ、その化け狸を撃ったが それた弾のあとだとも言われている。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用



