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「わんこそば」の原型になったと思われる風習が、子供の頃の記憶に残っている。
寒い土地柄でも収穫される蕎麦は、岩手の気候・風土に合い、古くからよく食べられていた。
岩手県北部では、田植え・稲刈り・婚礼・お祭りなど大勢の人が集まる宴会の最後にそばを振る舞う風習があった。
その際に、一家の主がお代わりの蕎麦を振る舞うのだが、椀ごと交換するのではなく、客人の椀に別の椀の蕎麦を入れる風習があった。
「おせんこせ」と言ったような記憶があるが、母親から聞いても知らないと言われた。
現在の盛岡わんこそばのような賑やかさはないが、遠慮する客人にいかにお代わりをさせるかで、子供心にもその駆け引きが面白かった。
たぶん、その風景が「わんこそば」だと勝手に思っている。
一説には、大きな釜を使っても、一度に全員分のそばを茹で上げることはできませんので、そばをお椀に小分けにして出し、その間に次のそばを茹で上げ、また小分けにして出すという形で振る舞う様が、「わんこそば」の原型だったとも言う。
全国的には、大食い大会のようなイベントで知られている
店によっての増減はあるものの、おおよそ「わんこそば」15杯が普通のかけそば1杯分にあたるそうだ。
給仕さんのかけ声と共に、お椀を重ねていく様は一興ですが、「もう食べられない」と思ったら、最後の1杯を食べ終えるタイミングで蓋を閉じるということをお忘れなく。
油断していると、お椀と蓋の隙間から「どんどん」「じゃんじゃん」そばが追加され、もう1杯、さらにもう1杯と、食べ続けることになるのでご注意を
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2018年12月03日
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