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昨年12月20日に森田芳光監督が亡くなられました。 ご冥福をお祈り
し、多くの作品で感動と独特の世界観で楽しませて頂いていたことに感謝の気持ちでいっぱいです
「家族ゲーム」
キャスト 沼田孝助(父)・・・・・・伊丹十三
沼田千賀子(母)・・・・由紀さおり
沼田慎一(兄)・・・・・・辻田順一
沼田茂之(弟)・・・・・・宮川一郎太
吉本勝(家庭教師)・松田優作
近所の人 ・・・・・・・戸川純
吉本の恋人・・・・・・・阿木燿子
他・・
高校受験を控える沼田茂之は、サラリーマンの父孝助・専業主婦の母千賀子・成績優秀の兄慎一と団地で住んでいる。
だけど食事は横一列の食卓で時間もバラバラ・・
茂之は成績も悪く、仮病をつかったり学校でも騒ぎもおこしたりと
問題児
そこへ母が雇ったなんとも風変りの家庭教師吉本がやってくる。 彼は大学七年生でいつも植物図鑑を小脇にかかえ小型船に乗ってやってくる。
最初の日、茂之の父は吉本に成績を上げてくれと頼み、クラスで の順位が上がれば基本給と別に歩合給を出すともちかける。
ある日、茂之は家庭教師吉本が出した課題にふざけて夕暮れ、夕暮れ・・・・とノート一杯にかき連ね吉本は、そんな事に臆するどころか、 鼻血をだす茂之
それからの茂之は、だんだんと真面目に
しかし、そんな茂之は、幼なじみだけど仲の悪い土屋と学校で些細なちょっかいから放課後、土屋とその仲間たちに空地で殴られ帰宅。 いつものように図鑑を小脇にかかえ駆け足でやってきた家庭教師吉本。ふてくされ布団にもぐっていた茂之に勉強の後に喧嘩の仕方を教えると言い、屋上で特訓を始める。
それからの茂之は、成績が上がり始め、土屋からいやがらせの
ある時、吉本は茂之の母千賀子から茂之の志望校変更の手続きを頼まれる。吉本は、学校へ出向き担任の大野先生と会い茂之を呼び出してもらい変更届を済ませた後、猛然と二人三脚の受験勉強を続け・・・ついに茂之は、西武高校を合格し土屋は私立高校へ進学することとなる。
そして吉本と家族全員で茂之の合格祝い食事会が行われるが、
食事の最中父孝助と兄慎一の口論から家族喧嘩が始まり吉本もふざけだし・・・・
そして吉本は
一人趣味にいそしむ母千賀子。 団地の外は、ヘリコプターの音がうるさく響き子供部屋では、茂之と慎一は昼寝をしている。
そんな二人を見て眠気に誘われまどろむ千賀子。
その後も、ヘリコプターは、けたたましい音で飛び続けるのだった・・・
松田優作さん扮する家庭教師が強烈だけど愛情感じるキャラクターで、阿木燿子さん演じる恋人との不思議な暮らしぶりが面白く、茂之兄弟・兄弟と各両親・同級生・近所の主婦(戸川純)・夫婦(伊丹十三・由紀さおり)の様子など無気力・無感動・無関心さが茂之のストーリーの間に面白く描かれていきます。
このころ社会に現れ始めた家族崩壊、近所との疎遠など独特な問題をユーモアに描写しブルーリボン賞監督賞に輝いた作品です。
最近よく再放送もされるようになり再び鑑賞する機会もありますが、最後のヘリコプターの一部シーンがカットされているのを見ると、映画としては仰天できるシーンなのだけど・・違う解釈をされる方もおられるかもしれないという事で配慮されうまく映画をまとめたのかもしれないな〜と思いました。 映画って難しいですね(^_^;)
今まで何の気もなく見ていた多くの作品の中に森田監督作品がたくさんあった事に今更ながら驚き感動をおぼえます。「の・ようなもの」「メイン・テーマ」「模倣犯」「失楽園」などで一種の社会現象をも巻き起こし「椿三十郎」や「武士の家計簿」などで時代劇作品も手掛け、最近では松山ケンイチさん・瑛太さん主演のコメディー映画「僕達急行 A列車でいこう」が3月公開予定です。
森田監督作品
「家族ゲーム」おススメです!
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