キャロルファンタジーのブログ

新たにYahoo!ブログ始めました!『虹の架け橋』project始動開始かな。コメントOKです

VOL.5 ケータイ投稿記事

木々の隙間から射し込む陽光が眩しく感じた。時間は動いているのやろか?若しかすると夢…、ワシはそう願いたかった。あの白い花は何の花やったろか、記憶の片隅に感じる。戻りたい、記憶の彼方に。そう言えばネンショ(少年院)で松山は俳句やったかな、確か入選した筈や。

過ぎ去りし
時を匂わす かすみ草

そうや、確かにそうやった。あの白い花はかすみ草なんやろか…
松山が言っていたな、そう言えば。何も知らない子供の頃に戻りたいと。
ワシかてそうや。ガキの頃に戻りたいわ。そう思うと何や涙が溢れてきよった。ワシは、どんな夢を見ていたのやろか。何か夢を掴んだのやろか…
「河村。今お前が向いている方向には、ククク。皇居がある。と言っても見えないがな」
皇居…?な…何をさせようとしているのやろか?松山の言葉でワシは再び現実に戻らされたのや。そしてワシは白鞘の脇差しと松山の顔を交互に見合わせた。
「敢為堅忍の心に義あり。ククク河村、まさかお前の言う愛国精神は似非(えせ)ではないだろうな。それとも似非なのか」
「………」
「クク。似非を否定するなら、クククク、己の精神を恥じ見事桜の花となり名誉を守れ。それが今お前が残された道だよ」
何でこうなるのや?確かにワシは右翼を名乗っている。けど松山、無茶を言わんといてくれ。お前はヤクザやないか…。コイツ若しかして………

VOL.4 ケータイ投稿記事

「河村、泣きたくなるよな。友と見ていたお前が、クククク。自分が助かりたいばかりに、お前はSに成り下がり、俺の気持ちを踏みにじったんだよ。クク、これは武士道に非ずかな」
「けど、けどや松山さん。い、今は連絡は取っていませんのや」
「ククク。取れなくなったのが正しいのと違うのか」
松山の言葉は、ワシの哀願を一蹴するかのように心臓に突き刺さったのや。そして松山は冷たく頷くや、ワシは屈強な男達の手により、荷台から地面に転がるように突き落とされたのや。
「な…何をしますのや…」
ワシは震えていた。ホンマに今日までこれ程に震える程の恐怖を感じたことがなかったのや。ワシの言葉など丸っきり聞こえていないようにワシは力ずくに上着を脱がされ肌を剥き出しにされてしまったのや。
「………」
「いいか河村。俺の指差す方向に向かって正座するんだ」
ワシは羽交い締めにされ歩かされ、静かに立ち止まった松山は静かに言葉を切った。それは、まるで表情のない顔のように……。脚が愕然と震えるも既にワシの身体は抗う術を失っており、崩れ落ちるようにワシは、松山の言葉に従う以外になかったのや。
「クククク。河村、偽装脱会か。そして今は再び右翼団体員として復帰している。ククク、違うか?ホレッ」
と言うや、ワシの膝元に脇差しが投げ落とされたのや。
「………」
その脇差しに目を落とすや、自分の顔から血の気が引くことを感じとれた。ガクガクと震える。死にたくない。死にたくない…………

時限爆弾 ケータイ投稿記事

What are you frightenedby?
自分で仕掛けた時限爆弾
拒絶しながら 時刻(とき)が進みゆく

What do you watch?
忙(せわ)しく奏でる時限爆弾
自分偽り 過去に逃げゆく

チックタック×2
自業自得の罪を重ね
パンクガールが指をおっ立てて笑ってるぜ
チックタック×2
配線切るのを怖れたまま
半端な恋に踊り半ベソ
Try to dispel it once!!
If it is swung around in feelings and cries

What can shiver?
季節が幾度も変わりゆく中
感じないかい?明日は変わりゆく

What are you at a loss in?
どうでもイイコト理窟並べて
リセットばかりの時限爆弾

☆チックタック×2
街はparade Purpletown
street girlが濡れた唇で誘ってるぜ
チックタック×2
激しくぶつかれ!!過去を飲み干し
誰もが王なれるはずだぜ
Try to dispel it once!!
If it is swung around in feelings and cries☆

☆〜☆ Repeat

翻訳:何に怯えている?
何を見ている?
度吹き飛ばしてみろ!!
感情に振り回され、泣いているなら

何に震えている?
何を迷っている?

( By Chan wild )

ご都合主義

そのくせに

自分の偽りに怯えている

見ていると

くすみかけた魂が

涙ぐましく映るぜ!!

ペテン野郎は

自分の首を絞めていることに

気づかない

VOL.3 ケータイ投稿記事

「あのヒネ(刑事)が何でか判らんけど、松山さんのことを執拗に探ってますのや」
「ククク。それに協力したのが河村、クク、Sとなったお前じゃないかな。窮鳥懐に入る時は、猟夫もこれを殺さず――という中国の旧い格言を知っているかい?」
「………」
何を言おうしているのかワシには判らん。そっとワシは怯えながら松山の目を見たのや。青白く光るナイフの刃のようなその目が冷たくワシを見据えていた。
「河村、仁を例えたものだよ。人の交わりはそういうものじゃないか?いいか河村。人間というものは、実に弱いものなんだよ。状況に応じて、つい自分に負けてしまう時がある。それは誰にも責めることは出来ない」
それなら、これ以上ワシを責めんといてくれや。震えが止まらん。何故こう寒いのや…。松山は煙草を吸い直すと指で床に弾いた。それを拾う迷彩服の1人の男。松山は冷たく言葉を続けた。

VOL.2 ケータイ投稿記事

「それより松山さん、あの平野という刑事覚えとりますやろ」
ワシは奮迅の力を押し出すように、イヤどちらかと言えばや、自分の卑劣さを誤魔化すと言った方が正しいかもしれん。
「ククク。忘れた」
冷たく言い放つ松山、どう言えばいいのやろか、今気づいたのやが、松山の感情が読み取れんことに今驚愕するワシがいた。人形?そうや、まるで魂を吹き込まれた人形やないか?その人形が冷めた目に不気味に嘲笑っているように映ったのや。ワシは人間がこのような目をすることに初めて知った。そう思うとミミズが這うように一層背中に悪寒が走った。おぞましさ…
やはりワシは余計なことに関わってしまったのや。ワシはどうなる…。それで此処はどこなんや…?逃げても無駄なことは判っている。そんな中でワシは咽が渇くも尚喋り続けたのや。

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