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本書は、2005年7月26日に発売され『マンガ 嫌韓流』で一躍有名になった晋遊舎から新たに出版された対韓国外交研究をメインに据えた新書です。本書の内容は、北朝鮮以上に脅威になりつつある恨治国家「韓国」が近未来においていかなる脅威になるのか?そして顕在する脅威に日本人は如何に対抗すべきかを説いた画期的な新書です。 本書で提示されている近未来の韓国主導による朝鮮半島の統一とその後の対日戦争に至るシュミレーションは極めて高い蓋然性があると断言できますが、いま少し深く背景を提示したほうが読者に対して日本が如何に深刻な状況に陥っているかをより深く伝えることが出来たと思います。 例えば、本書では韓国が北朝鮮の核を手に入れた場合、対日核攻撃を行うことを予言していますが、その予言に説得力を持たせるため冷戦中に旧ソ連が核戦争を思いとどまった最大の原因を解説すべきだったと思います。 旧ソ連が核戦争を行わなかった最大の原因とは、旧ソ連が西欧を核攻撃すると核攻撃で生じた死の灰が偏西風で旧ソ連まで流されて、自国領土が放射能汚染される可能性が濃厚だったため、先制核攻撃を旧ソ連は選択できませんでした。対照的に韓国は日本の西側に位置するため、偏西風による放射能汚染を気にすることなく先制核攻撃が可能です。 この状況を読者に提示すれば、冷戦時より日本の安全保障環境が危険な状態に陥っていると理解できたと思われます。 また「防波堤」論など韓国の地理的重要性を否定した部分は、極めて読み応えがありましたが、未だに安全保障で韓国が重要だとする妄想を完全に破壊するには、もう一押し必要と思われます。 日本の安全保障にとって朝鮮半島が必要不可欠な時代は、今から120〜100年前の僅かな期間でした。林子平が天明7年(1787年)に出版した海国兵談に拠ると、江戸時代中期から日本は沿海航路交易を行わないと、江戸の人口を養うだけの食料を中心とした物資の調達が出来ない経済体制が確立されており、日本が海上封鎖された時点で江戸の庶民は飢死する危険性がありました。 しかし、嘉永6年(1853年)に来航した「黒船」から第一次世界大戦までの軍艦の燃料は石炭で、航続距離が短く補給のために多くの港を必要で日本近海に補給基地を持たない海軍力では日本に対する海上封鎖は不可能でした。 この問題は日露戦争当時も同様で、日露戦争直前、ロシア海軍軍令部で行われた日本対ロシアを想定した机上演習で、ロシア海軍は、朝鮮半島に補給基地を持たない限り、日本海軍に勝利できないことが明らかになりました。 その後、日本とロシアが朝鮮半島の領有権を巡って日露戦争に突入しましたが、その根本的な要因は日本近海の制海権の確保と朝鮮半島の確保が同義で、日本にとって朝鮮半島の喪失は、日本のシーレーンの喪失による他国への属国もしくは植民地化に直結したからに他なりません。 ところが、この状況は軍艦の燃料が石炭から石油に変わると軍艦の航続距離が約5倍となり朝鮮半島の軍事的価値は低下、 さらに戦間期から第2次世界大戦での兵器の性能が飛躍的に発達し、最終的に弾道弾つまり戦略ミサイルが実用化による兵器のロング・リーチ革命によって朝鮮半島を確保する意味が完全に喪失しました。 むしろ、韓国との関係を維持すること自体が、様々な面で有害なのは本書の指摘する通りです。 この様にもう一筆欲しい部分がありましたが、極めて良く出来た本書に星5つです!
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