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先週の土曜日25日に、当会の主催でO大学大学院保健学研究科教授をお招きして
「今をより大切に、最後まで自分らしく生きるために 〜ACP〜 」 と題しての講演会を開催した。
今日のお話の内容
・医療の目的と直面する問題
・「こうありたい」を考える
・「こうありたい」をしってもらう
・ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは何か?
・皆さんへのお願い
自分の考えが伝えられなくなった場合に備えて、前もって受ける医療に対する希望を、家族や医師に伝えておくことは重要なことです。
また、判断能力に影響するような災害に直面したり、重い病気にかかる前に話し合う事が重要です。
そして、将来あなたに代わって意思決定しなければならない人のためにも、今から話し合っておきましょう。
その過程がACPだそうです。
私の父は、私が乳がんに罹患した後に、前立腺がんに罹りその上難病と指定されているパーキンソン病を発症しました。
そして、医師より余命2ヶ月と宣告(10月に)され、花見は無理と。
このことは父には伝えられなかった。
飲み込む力も弱く、このままだと誤嚥も生じかねないのでと、胃ろうを勧められた。
胃ろうをしたことが幸いしてか、余命2ヶ月が8ヶ月も生きながらえた。
父としては、自分の寿命を感じ取っていたかどうかは不明。病気が治って家に戻りたいと常に言っていたので。
そんな状態の時に、父に「とうさん、これからの治療はどうして欲しい?私たちに伝えたいこちはある?」って聞けなかった。
胃ろうするのも、私たち家族だけで決めた感があるので、胃ろうしたことは良かったのかと、今でも思い悩む。
父の一つの希望、それは家に戻ること。1度目は東日本大震災の日。
そして2度目は、満開の桜の季節に家に戻った。介護タクシーの運転手さんが優しい方で、満開の桜の並木通りを走って下さいり、途中で父をストレッチャーごと卸してくださり、桜の香り、暖かな風に当たり母との記念写真を写してくださった。ありがたい。
もっと元気な時なら話し合えることでも、生きたいと思っている父には受けたい医療については話し合えなかったことがつらっかった。
こんな体験から、今回の講演会を企画しました。
終活のエンディングノートに自分の希望や望みなど記入するのと同じようなものですが、
エンディングノートに書かれたことは、ほぼほぼ自分が書いたことで満足をし、自分の希望は誰にも伝わらない。
自分の希望を、周りの家族や医療者に知ってもらうことで、自分で意思決定出来なくなった場合に、家族や医療者の意思決定の手助けとなることができる。
残される者が意思決定をしなければならない状況になった時、その方たちはその選択に悩み後悔することがない選択が出来れば良いが・・・・
生を受けて産まれた人は、100%死を迎える。
その時皆が幸せであったと言えるように!
今回の参加者は、87名
94%の方が、「大いに役に立った」あるいは「役に立った」と評価をして下さりました。
皆さん健康で元気なうちに、若い人もいつ不慮の事故に遭われたりするかも知れません。
今をより大切にして、家族や友達周りの方々と、話し合ってみて下さい。
今日、半年後、1年後、3年後、5年後・・・・・ 思いは揺らぎます。その時々での思いを話し合って下さい。
エンディングノートも1度書いたら終わりではなく、いつでも書き直しOKです。
そして、最後まで自分らしく生きるために!
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